4月19日うまうまジェントル氏予想




どうも、うまうまジェントル氏です





先週の桜花賞は、ルージュバックが中段で揉まれまくった挙句、
怯んで後方まで後退

その後は進路すら作れず惨敗・・・この馬の弱点として記載したと
おり、負け方として想定こそしていましたけど、まさかあんな
乗り方するとは露とも知らず・・・



結構どのジョッキーもルージュバックを目の敵にして潰しに来
てる隙に、前で楽に逃げてたレッツゴードンキがすいすいと行き
切ってしまうという競馬


やっぱり、ルージュバックの弱点は関係者しかり、競馬に明るい
人なら分かってたんですよね



アルビアーノ出てたら圧勝だったよなぁ、これ



これでオークスは絶対に外を選択するでしょう
1枠とかに入ったら、最初から押していくんじゃないですかね


これでルージュバックが勝つかどうかは・・・うーん、馬が出揃っ
てから予想しましょう


ここまで牝馬戦線を見てる限り、桜花賞に出れなかった良い馬が
何頭か残っているので、それの出否もありますしね・・・フフフ




さて、明日は皐月賞・・・先週歴代皐月賞馬からピックアップした
馬のお話でもしようかと言っていたのですが、1頭面白い馬を見
つけたのでご紹介しようかと





その馬の名前は・・・トウショウボーイ





えっ、知ってる?超有名?



これは失礼しました・・・まぁ顕彰馬にまでなっている稀代の名馬
ですからね


競馬ファンで無いような人でも、昭和を生きた年配の方なら誰で
も知っているような名馬です



当時の神戸新聞杯で出した1分58秒台の破格の時計でダービー馬を
5馬身ちぎり捨て、マイルで1分33秒6という時計を出した化け物


成績も適性が無かった3000mを超える長距離レースを除けばオール
連対という安定度


引退後も繁殖として数々の名馬を送り出したトウショウボーイ
決して良いとは言えない日高の中小牧場の繁殖牝馬※を多数相手
にしながら、当時の輸入種牡馬全盛時代にリーディング2位を定
位置にしていたまさにパーフェクトホースです
※とは言っても、その牧場の釜馬を用意すること前提



ライバルのテンポイントともに1大競馬ブームを作り上げたことは
余りにも有名ですね




私個人の見解で恐縮ですが、トサミドリ、シンザン、トウショウボ
ーイの3頭こそが日本の真の名馬だと信じて疑いません
※流石にディープが死んだら入れざるを得ないよねぇ




まぁ、そんな今更なトウショウボーイですけど



デビュー前から腰が甘くて臨戦態勢が整わず、2歳戦は棒に振って
延々と治療と体質改善に奮闘していました


当時の馬の中では身体もずば抜けて大きかったですし、身体を作る
だけでも一苦労



で、デビューできたのが1月31日の東京の新馬戦・・・有名なのが後の
ライバルである8大競走3勝のグリーングラスと、後の嫁で三冠馬ミ
スターシービーを輩出した名牝シービークインがこの新馬戦で一緒
にデビューしたんですよね


最近は、例のアンライバルドが勝った新馬戦に触発されて、ちょっ
と良血馬が中距離戦で数頭デビューしようものなら、すぐにネット
競馬などで伝説の新馬戦などという単語が踊り、馬鹿騒ぎされる始
末ですが、本来伝説の新馬戦などは数年経った後に振り返った時に
感慨深くファンが物思いに耽るものであって、今のファンがメディ
アに踊らされて伝説(笑)を作りに行くようなスタイルは申し訳ない
けど辟易もの


去年だとラングレーの奴とか、今年だとティルナノーグの奴とか・・・



本当の伝説の新馬戦とはこういうもののことを指すんですよ



まぁ、その新馬を圧勝したトウショウボーイは、次に2月22日の東京
の条件戦に出走


元々期待馬ではあったため、出来れば皐月賞に間に合わせたいといっ
た陣営は、トモの具合と詰めたローテーションを考慮してダートを選


だったのですが難なく圧勝



次は3月20日の中山開催でれんげ賞を選んでの賞金加算・・・ここも難な
く勝って皐月賞に挑むわけですけど、まぁ結果はご承知の通り

ストで調整が狂ったテンポイントを尻目に5馬身差の圧勝



よくよく考えてみればトモが甘くてデビューが2月までずれ込んだ馬
が、1度も負ける事が出来ない状況で皐月賞に出てそこで勝つとか凄
いですよね



まぁ、そんな馬早々いるわけないわ・・・と思ってたら実は今回の
皐月賞に全く同じような馬がいたのでネタにしたわけです




何とキタサンブラックも1月31日にデビューで、2走目が2月22日



で、3走目が日付けこそ3月22日と違うものの、うるう年と土日がず
れたことが原因なだけで開催週は全く同じなんですよね



馬体重もデビュー時から共に500kgを超える巨漢で、先行力を武器に
後続を突き放す競馬が出来る両馬






まさか、キタサンブラックはトウショウボーイの再来?




とか、往年のトウショウボーイファンには失礼かもしれませんが
私は1月31日という日にデビューしたこの馬には運命を感じるんで
すよね



というか、2戦目であのメンバー相手にぶっちぎって勝った時、

『これ、クラシック間に合うのかな?そういやトウショウボーイも
デビュー遅かったよなぁ』


と思って調べてみたらまさか2戦続けて全く同じ日に走っていたとか
知ってしまったらもう本当に


テンションもエモーションもGo in Go in


しちゃったわけで・・・




一応、先ほど検索かけてみると、キタサンブラックの清水厩舎のブロ
グではボーイのことがネタにされてましたけど、他には一切引っ掛か
らず・・・



もっとメディアが率先してネタにしても良いと思うんだけどなぁ、これ




もしもキタサンブラックが皐月賞勝ったら、絶対新聞とかで書かれる
と思うので、その時は思いっきりドヤ顔してやりたいですね




えっ、じゃあ皐月賞はキタサンブラック本命なのかって?



それは今からやりますw





よろしくどうぞ~







4月19日(日)





中山11R      皐月賞






本命はドゥラメンテ



言うまでも無く共同通信杯で一番強い競馬をした馬である



元々リアルスティールとは枠の差、位置取りの差、通った場所
の差と3つのハンデを抱えた上でのあの着差


当時はドゥラメンテが圧倒的一番人気だったため、あのような
王道を往く競馬はある意味しょうがなかった



客観的にみても、巧く乗ったリアルスティールに脚を掬われた
と言う印象の方が強く、ここで人気が逆転するようならこっちを
選ぶのは至極当然



というか人気は関係ないくらい単純なポテンシャルならドゥラメ
ンテ1強のような気がしてならない


中山不得意のディープ産駒よりも、中山>>>>東京の馬力タイプ
なキングカメハメハ産駒の方に一日の長があるだろう



まぁ、1昨年の有馬記念でジャスタウェイを本命で買った私としては、
中山のG1で差し馬の福永を買いたくないというのが割とでかい





個人的な見解としての皐月賞前哨戦の力の物差しは


スプリングS>>>>弥生賞>若葉S>毎日杯


で、朝日杯組の力の底がある程度見えてきてしまった以上は



今回はスプリングSから買いたい



ここでここまでの力関係がだいぶ分かるはずだ




抑えも、昨日の山藤賞や未勝利を見ている限り、Bコース3週目と
言えど、まだまだ内は伸びる




やはり、前で競馬が出来て二の脚があるキタサンブラックはノーマ
ークだと限りなく怖い存在






ドゥラメンテ      6,500円
キタサンブラック    3,500円