どうも、うまうまジェントル氏です
先週は3月の1週目、ある意味競馬界にとっての年明けといいますか、
定年調教師や騎手の引退・・・そして新人騎手や調教師がデビューする
大事な週となっております
ナリタトップロードの渡辺元騎手が調教師になるというのは、流石に
時代の流れを感じますね
高橋亮や渡辺薫彦とかは、▲のアンチャンの頃から競馬見てるもんなぁ
そして、特に今年は既に日本でも馴染み深い外国人騎手が、JRAの騎
手免許を取得、JRA所属騎手としてデビューするということで、大い
にメディアからも注目される年になる・・・・・・はずだったんですけどね
どうもくっきりと明暗が出たようです、はい
方や重賞制覇を含む4勝を初週にマーク、順風満帆なスタートを切った
ミルコ・デムーロ騎手に対し
土曜日の調整ルームでTwitterの使用が発覚し、約一月間の騎乗停止処
分したクリストフ・ルメール騎手
一鞍も乗ることなく、JRA所属騎手としての初日二日目を終える羽目に
なりました
でも、過去に大江原騎手のTwitter使用時もまるまる一月騎乗停止とし
た以上騎乗数の集まる外人だからと例外を認めたら、示しが付きません
よね
この処分は残念ながら当然
ドバイで騎乗の決まっていたワンアンドオンリーまで乗れなくなると
言うお粗末な結果になってしまいました
同じ橋口厩舎で、父であるハーツクライで制したドバイを再びハーツ
クライの仔で挑むなんて夢のある朝鮮だと思っていたんですけどねぇ
なんでこんなことしたんでしょうね、ルメールはほんと・・・・・・
もっとも、上記の大江原の方はこの前の人身事故で処分待ちの謹慎処分中
過去に騎手が人身事故で人を死なせた事件といえば、2冠馬メイズイの
騎手、森安重勝の飲酒運転が有名ですが、森安はその後騎手免許を返上
同じく車の交通違反(スピード違反)で裁判沙汰となった西田騎手も
免許を返上しています
森安、西田ともにその後騎手免許を再取得するのですが、大江原はどう
なるのでしょうか・・・大江原の世代は競馬学校の卒業生が一気に減った
年で、本当の意味での新人は三浦、伊藤工、大江原しかいない世代でした
再起の厳しいこの現状でどういった判定が下されるのか、見守っていきた
いですね
話を戻しますが、未成年飲酒を疑わせるようなTwitter騒動や減量ミス
で色々とポカをやらかした新人の原田敬伍騎手がいつの間にか栗東から
いなくなっていた前例もあります
私の評価ですが、原田は経験を積んで勝負勘を身に着けていけば結構
乗れる騎手になると思っていたので、騎手として大成する前にいなく
なっていたことは非常に寂しく思いました
日本の競馬はギャンブルの側面が強く、公正の上で成り立っていないと
駄目なスポーツである以上八百長が疑われるような外部SNSの規制も当
然ですし、競馬離れの進む今日、新規ファンの確保や既存ファンに更に
競馬に興味を持ってもらうために、現役の騎手が外部とコミュニティを
作るという手段も十分に理解できます
中学を卒業して、ほぼ外の世界に触れることなく騎手デビューする環境に
問題があるのであれば、
競馬学校を卒業する前に授業でblogやTwitterに関する特別講習会でもす
ればいいのではないのかとか考えたりしちゃいます
(いや、競馬関係のルールに抵触する事項くらい当然授業でやってるんで
しょうけど)
美浦には小島太一という、騎手兼優秀なネットマスターがいることですし
臨時講師として割と本気で推薦したいくらいです
競馬学校に入学する前の中学生当時で、既にゲームサイトの管理人をやっ
ていたという、プロフェッショナルだそうですよ
ネット自体が一般化していなかった時代に、中学生という若さでよくも
そんなことに手を出していたなぁと手放しで感動しましたが、逆に
騎手にならなかった小島太一少年がどういう大人になったかという妄想が
無駄に捗ります
正直、騎手という職業は我々競馬ファンにとって一番の花形
決して偶像ではなく、我々と同じ人間だということも分かっていますが、
軽率な行動でがっかりしたくない気持ちが強いと言うのが本音ですかね
うまうまジェントル氏は、ルメール騎手の復帰を応援しています
それでは今週の予想です
3月8日
中山11R 弥生賞
11頭という小頭数に加えて、そのうち7頭が重賞勝ち馬
更に、どの馬もキャリアの少なさや成績のムラが懸念され、人気も
割れているという、馬券を予想する側には非常に骨の折れるレース
恐らく殆どの馬が権利獲りが目的ではなく、叩き台としての出走
であろう
その中で人気を背負っているのは、キャリアの少なさゆえに無敗の2頭
シャイニングレイとサトノクラウン
続いて、4戦して完全連対を果たしているトーセンバジルが3番人気と予
想する人間が如何に保守的であるかを思わせるオッズとなっている
ここで騙されてはいけないのがサトノクラウン
前走の競馬はまさに曲芸
東京1800mの最内枠を利して、ムーアにしか通れない部分を縫うように
割ってきた
今回は鞍上が常識に掛かった騎乗に定評のある福永・・・この手の馬は普通
に割引が必要だろう
このレースは、先行馬もほとんどが切れを重視する馬が集まった
トライアルということも踏まえて、スローで流れることは間違いない
だろう
この中で早めに動けて最後まで脚が持つタイプのクラリティスカイが
普通に面白い
前走も前が崩れて行く中、一番先に動いて3着まで粘りきったのは
この馬の力
展開も味方してくれそうな今回のレースは、それを意識して動いて
欲しく思う
そして、コーナーリングという一点で中山で優位に立てそうなブライ
トエンブレムはもう一度ここでも勝負してみたい馬
前走は勝ち馬を意識して完全に叩き潰されたが、このメンバーでもう
一度見てみたい
最後は申し訳程度にシャイニングレイ
現状の競馬内容に非が無いため、惰性に近い感じではあるが
上位3頭の中では抑えざるを得ない
中山では能力が殺されるディープ産駒であるため、あくまで補填程度で
考える
父ハービンジャーが中山や阪神といった力のいる馬場で結果を残して
いるのでどうしても迷うのだが、ここまでの競馬自体に推せる内容が
ないトーセンバジルは今回は見送る
このレースの結果次第では次走が面白い馬かもしれない
シャイニングレイ 5,000円
クラリティスカイ 3,000円
ブライトエンブレム 2,000円



