おはようございます、明瑞新山です。
・先週日曜日回顧
「後ろからでは届かないので前に行ったら掛かってしまった。結果的にハイペースだった。」
はい、デムーロ騎手の言い訳ですね。
ハイペースもありましたけど、後ろから届いてますし。
ちょっと憤りを隠せない騎乗ぶりでしたし、レース後のコメントに降着のオマケ付き。
勝ちに行ったと言われればそれまでですが、さすがに年間でも1.2を争う糞騎乗をされては、お手上げです。
前に行くことは予定調和。
予見していましたし、だからこその本命でした。
ただし、この日は飛行機が運休になったり、男性が風に吹き飛ばされて死亡する不幸があったりと、稀に見る強風が吹いていました。
珍しく地上波を見ていた私。
レース前に、元騎手の某女性レポーターが「騎手に伺ったんですが、向こう正面ではとんでもない向かい風で、前に壁を作らないと消耗が激しくてレースにならないそうです。」
と、言っていたのを聞き逃しませんでした。
大外枠からスタートで前に行くリオンディーズにとって暗雲かと嫌な予感が。
レースは、好スタートからリスペクトアースが逃げ、それを追随するリオンディーズ。
1~2コーナーで逃げるリスペクトアースの真後ろに潜り込み、完璧なレース運びに。
と、思いきや、向こう正面で外からマウントロブソンに被せられると、同馬を外に弾き飛ばす勢いで強引に外に持ち出すリオンディーズ。
自ら風避けのアドバンテージを捨てる謎の騎乗。
その時点で既に1000m58.4のハイペースだったにも関わらず、そこからさらに加速。
1200m1.09.9を刻んで3コーナーに飛び込みました。
当日の芝1200mの1000万下クラスの勝ち時計が1.09.5。
カブラヤオーもびっくりのハイペースですね、はい。
ここで疑問に思いませんか?
もし掛かってしまったのなら、向こう正面でリスペクトアースをそのまま壁にして折り合いを付ければ良かったのでは?
走ってるだけで体力を消耗するような向かい風の中、風避けを捨てて加速していく意味は?
蛯名騎手の勝利騎手インタビューで、風が強すぎてペースが分からなかったとの談がありました。
仮に、このハイペースが風のせいだったとしましょう。
ですがそれは逃げた石川騎手への情状酌量であって、風避けを捨て、体力を大幅に消耗しながらハイペースのレースを殺人ペースにまで昇華させたデムーロ騎手へのものではありません。
個人的にはあの向こう正面が明暗を分けるシーンだったと思います。
あとはご覧になった通り、最後の直線で余力を無くしたリオンディーズを意図的に外に寄せ、エアスピネルとサトノダイヤモンドに不利を与えて降着。
レースが終わるまでもなく、降着だと確信できるレベルのものでしたので、仕方ないというか当たり前でしょう。
後方で溜めていたディーマジェスティとマカヒキが上位に来るのも当たり前。
この2頭は、ダービーでも消します。
無論、本命はリオンディーズです。
さて、本日の予想です。
福島11R
福島牝馬S(G3)
3連勝中の上がり馬、シャルールが人気。
過去3度の着外はいずれも3歳春までのオープン戦での敗戦。
一息入れた昨年夏以降、3.3.0.0と急激に成績が安定。
前走も後続に付け入る隙を与えない完勝で、人気になるのは頷ける。
ここも馬券圏内からは外せない。
ただし、本命はハピネスダンサー。
直線ドン詰まりの愛知杯に始まり、勝負どころで行き場が無くなった小倉大賞典。
前走は比較的スムーズだったものの、こちらも勝負どころから直線までずっと前に馬がおり、しっかり追えていなかった。
仏の顔も3度まで。
結果を出したいところだろう。
対抗にアースライズ。
こちらは堪忍袋の緒が切れた(かどうか知らないが)乗り替わり。
前走は好位置からズルズルとポジションを下げ、4角では最後方。
個人的にはそれほどひどい騎乗には見えなかったが、脚の使いどころ1つでもっと上まで来られたのは間違いない。
レース内容だけで言えばハピネスダンサーと甲乙付けがたい。
3番手にアルマディヴァン。
昨年夏の中京で大穴を空けて以降、初の2000mだった愛知杯を除いて、全て0.5以内にまとめている堅実派。
昨夏の大穴コンビ再結成で激走に期待。
以下
上述のシャルール
鞍上替わりリーサルウェポン
調教抜群ノットフォーマル
までを押さえて馬連で。
馬連
9~3.4.7.11.16(各20%)



