【暮れの仁川で快速自慢が躍る!阪神カップ】12月26日明瑞新山予想

こんばんは、明瑞新山です。

先週の朝日杯FSは大本線での的中。
エアスピネルに一抹の不安を抱いていましたが、武豊騎手の完璧なエスコートもあり、杞憂に終わりましたね。

本命のリオンディーズは、直線に向いた時には常識的に1着は無理だと直感してしまうような位置での競馬。
それを上がり33.3の豪脚で一蹴してしまうのだから、やはり兄を超える怪物クラスの能力の持ち主。
予想文に書いたとおり、掛かる素振りもほとんど見せず、着差以上の完勝でした。
これで現状は来年のクラシックをほぼ1強状態にした格好。
幾らスマートオーディンが切れるといえども、今回のパフォーマンスを見る限り、リオンディーズの方が一枚上。
来年が楽しみになりましたね。

さて、エアスピネルも操縦性の高さや一瞬の脚は現況のトップクラスであることを証明し、来年に明るい兆しを残しましたが、もう1頭注目したい馬がいます。

それは、相手候補にも取り上げたタイセイサミット。
直線で勢いのついたところで挟まれて失速。
外に持ち出してから猛然と追い込んできたものの掲示板外に終わりました。
これで東スポ杯と合わせて2戦連続不利に泣いた格好。まともなら3着は確実だっただけに、次走人気がないようなら積極的に狙いたい1頭です。


今週は有馬記念。
ほとんど予想は固まっていますが、その前に土曜競馬で景気付けといきたいところです。


阪神11R
阪神カップ(G2)


かつては阪神牝馬特別として行われていた当該競走。
阪神牝馬特別そのものは春の阪神に舞台を移し、阪神牝馬Sという名前で存続しているが、その阪神牝馬特別が春に移転するに当たり創設された同じ条件の混合重賞が阪神カップである。

牝馬限定で行われていた際にはアドマイヤグルーヴの引退レースにもなった競走で、格式そのものはG2の中でも高い。

混合戦となってからは牡馬しか勝っておらず、近6年はいずれも連覇という結果。
その他にも、ガルボが2年連続2着や連覇したサンカルロは3着入線もあったりと、リピーター多発レース。
昨年馬券圏内に入った馬には注意を払いたいところだ。


本命はダンスディレクター。
春の京王杯SCは内でドン詰まり。
あれがなければ突き抜けていてもおかしくない手応えであった。
タラレバの話になるが、もし突き抜けていたとすれば、スプリンターズS2着のサクラゴスペル・安田記念2着のヴァンセンヌの2騎を撃破していたことになる。
結果は12着なので、間違いなく勝っていたとは大声で主張できないが、少なくとももう少しやれていたであろう。
折り返した中京のCBC賞でそれを証明。
直線、鞍上が外に拘りなかなか進路を確保できなかった隙に、何のためらいもなく内を突いたウリウリに足下を掬われたが、それでも鋭く伸びて2着確保。
持てる能力が重賞クラスであることを見せつけた。

この馬、とんでもなく頭の悪い馬で、折り合いと言う言葉は頭の中に持ち合わせていないらしい。
骨折明けの調教でもその折り合い難を余すところなく披露しており、元気一杯。
休み明けの心配はなし。
とにかく走りたがっているようである。

CBC賞の内容から、能力はウリウリと五分かそれ以上。
京王杯SCを、私の想定通りに走りきっていたとすればGI掲示板以上のモノはあるはずだ。
1400m(3.2.1.3)という実績も心強い。
自信の本命だ。


対抗にダイワマッジョーレ。
何せ前走の直線が酷い。
中団からジワジワと押し上げ、絶好の手応えで直線に向いたにも関わらず、まともに進路すら確保できずに後退。
あの瞬発力勝負のレースでは致命傷とも言える騎乗ミスで、気持ち程度に2発ほどムチを入れられただけのレース。
まともに捌いていれば勝った!!!!なんてことはあり得ないが、ここまで惨敗することもなかったはずだ。
阪神の1400mは(1.0.1.1)
昨年の当レース3着に今年の阪急杯1着と相性の良いレース。
巻き返しがあっても驚けない。


3番手にテイエムタイホー。
阪神コース(5.0.1.4)
まさに虎の子……失礼、阪神の申し子である。
今年に入り大ブレイクした馬で、武庫川SではマイルCS4着のサトノアラジンを2馬身、六甲Sでは後に京阪杯を勝つサトノルパンを3 1/2馬身退ける圧勝劇。
上がりの速い競馬は苦手で、持ち前の先行力を活かせば一発あって不思議ない。


以下


GIにも手が届きそうなウリウリ
戦ってきたメンバーが強いクラレント
GI馬の意地を見せるかダノンシャーク


までを押さえて馬連で。


馬連
15~2.4.5.8.14(各20%)