こんにちは、明瑞新山です。
日曜日の阪神JF、メジャーエンブレムの圧勝でしたね。
私の推奨馬券は馬単。
結果は◎→消→▲→△と、紙一重で外れてしまいました。
あれだけタフな馬場になると、やはり切れ味で圧倒するディープインパクト産駒よりも、底力でグイグイ伸びるステイゴールド産駒に分がありましたね。
と、いうことで、ウインファビラスは瞬発力勝負になると弱く、底力勝負になると浮上する・・・メジャーエンブレムと同じタイプ。
そのことを、レース前にきっちり見抜いていれば穫れた馬券。悔やまれます。
メジャーエンブレムが圧勝の流れになると、この馬も一緒に伸びてくると考えれば分かり易いでしょうか。
言い訳をしますと、前走のアルテミスSの内容からは、どう頑張ってもペプチドサプルやクロコスミアには先着できないんですよね。
スタート直後に前に入られて先行できなかったとはいえ、内々を捌いて進出してきた松岡騎手の手綱はほぼ完璧でした。
それでいて外を回した上記2頭に差を付けられた5着ですから、高く評価し辛いところ。
最終追い切りや当日のパドックの雰囲気は最高でしたから、勝負の仕上げでもあったのでしょう。
賞金も足りていますし、スローになりがちなトライアルでは用無し→本番激走パターンを期待したいです。
人気どころではアットザシーサイドが5着。
最後よく追い上げましたが、この馬の場合はその状態面に疑問が残る敗戦。
前走で馬体重-10kg、そこから中間時計を出したのが最終追い切りの坂路60秒の1本だけ。
で、当日馬体重-4kg・・・・これは減りすぎた馬体重を取り戻すのに精いっぱいで、何も上積みがなかった証拠。
それでもあそこまで伸びてきたのだから、能力はあります。
このレースの反動がなければ、春に馬体重を回復したところを狙い打ちたい1頭です。
反対に全く見どころのなかったデンコウアンジュ。
じっくり溜めてこその馬を、向こう正面から仕掛けてメジャーエンブレムを潰しにかかるあたり、やはり川田騎手だなと思ってしまいましたね。
田辺騎手ならじっくりと構えて直線勝負に賭けたはず。
騎手について書き出すと長くなってしまいますので割愛しますが、川田騎手とこの馬は手が合っていませんね。
おっと、勝ったメジャーエンブレムについて触れておりませんでした。
うん、強い。
スタートダッシュを決めたのもありましたが、圧勝圧勝&圧勝の内容。
「桜花賞までは」主役で間違いないでしょうね。
オークスに関しては、今後を見守って決めたいと思っています。
さて、珍しくミッドウィークに記事をアップするということは、もうお分かりの方も多いでしょうが、地方競馬の予想です。
川崎11R
全日本2歳優駿(GI)
例年、低調なメンバーが多いと言われるこのレースだが、今年は豪華なメンバーが顔をそろえた。
前走、兵庫の交流重賞を制し、ダート3戦3勝のサウンドスカイ
ダート3戦2勝、北海道2歳優駿3着のエネスク
ダート2戦2勝のオーマイガイ
3戦2勝のレガーロ
のダート巧者4頭に加え、
コウエイテンマは芝のオープン勝ちがあり、重賞でも掲示板を確保した馬。
ダートは1戦2着のみだが、その1戦が交流重賞であり、ダート適正は高い。
迎え撃つ地方勢も面白い。
大井で4連勝し準重賞を射止めたラクテ
4戦2勝2着2回の連対率100%、前走でハイセイコー記念を制した門別出身のトロヴァオ
大井の帝王的場文男をして「この馬で東京ダービーを勝てなかったら騎手を辞める」と言わしめた素質馬アンサンブルライフ
デビュー4連勝、交流重賞以外では負けなし、園田代表のマイタイザン
重賞2着3回の実績馬スティールキング
などなど。
6戦6勝のポッドガイの取り消しは残念だが、それでも現状の2歳馬の頂点を決めるに相応しいメンバー構成だ。
その中で本命は中央のレガーロ。
デビュー戦の1400mで行き脚が付かず惨敗。
未勝利勝ちはクビ差。500万勝ちもクビ差と、非常に地味な着差での勝利が続いているが、内容は将来性を感じさせる秀逸なものだ。
どちらとも最後の直線に入った時には、勝ち馬と2~4馬身ほどの差があり、さらに加速に手間取ってとてもじゃないが差し切るのは無理と思わせる展開。
しかし両レースとも、ゴール2完歩前には鞍上が手綱を抑える余裕綽綽の差し切り。
特に前走はラスト3F13.0-12.7-12.3と、前を行くスマートシャレードが加速している中を差し切ったのだからとんでもない。
これはひょっとしたらかなりの大物かもしれない。
小回りがどうかとも言われているが、内ラチピッタリで追走していた前走を見る限り器用さも備えている。
ここは頭固定で勝負したい。
対抗にオーマイガイ。
恐らく、園田のマイタイザンがハナを主張するだろうが、この馬があっさり叩いてしまうだろう。
外のコウエイテンマが逃げなくてもよいタイプなのに加え、1600mの距離に不安を残す馬。こちらも無理には主張しまい。
鞍上も小回りの鬼。主導権を奪えば簡単には止まらない。
3番手にサウンドスカイ。
前走は圧勝以外の表現が見当たらないほどの勝ち方。
ここは前走よりも格段に相手が強くなるため評価を下げたが、実績面ではNO.1。
無碍には扱えない。
面白いのがアンサンブルライフ。
ラクテ、ポッドガイと、南関の2歳戦線最上位2頭には敗れているが、いずれも2着は確保。
その安定感は魅力。また、ラクテとは違いハナにこだわるタイプでもなく、距離が延びるのも歓迎。
アジュディケーティングにダンシングブレーヴという血統からも、ハイペースになればなるほど強い競馬をしてくれそうな気がする。
穴で期待だ。
もう1頭、保険的な意味合いになるがエネスクも購入したい。
前走は早め先頭が堪えたにしてもだらしない負け方だったが、中央2勝の実績は認めたい。
ここまでを2着に押さえ、あと2頭を3着欄に加えて3単勝負といきたい。
加えるのはトロヴァオとラクテ。
以上。
3単フォーメーション
10→5.6.8.9→2.5.6.7.8.9(20点 各5%)



