【女王の称号を掴むのは・・・?阪神JF】12月13日明瑞新山予想

こんばんは、明瑞新山です。

本日のチャレンジカップは本命のフルーキーが快勝し、見事的中。
やはり上がりが速くならなければ能力全開という見立ては間違っていなかったですね。

本日は木金と降り続いた雨の影響でかなりタフな馬場でしたので、フルーキーにとっては恵みの雨となりましたね。
今後、年明けの金杯等に出走してきたときには飛び付かず、押さえの一角に回して様子見が正解でしょう。
馬場が渋るなら話は別ですが…。

レースは想像通り淀みない流れ。
思ったよりも主張する馬が多く、先行馬にはツラい流れとなりました。
その中で、中団内でじっくり脚を溜め直線でも詰まることなく抜け出してきたのは、まさにデムーロ騎手の腕前。
レース観戦しながら、思わず唸ってしまいました。
今回先行して結果がでなかった馬たちは、次走以降に見直しが必要かもしれません。

特にマイネルミラノ。
前走失敗した3角からのロングスパートを、よりによってこの速い流れのレースで敢行する間の悪さ。
私は柴田大知騎手を一定以上評価していますが、指示通りにしか乗れない弱さが浮き彫りになっていましたね。
今後も、鞍上との兼ね合い次第では重賞の上位を賑わせられる馬だけに、頑張ってほしいのですが…




さて、日曜日は阪神競馬場で阪神JFが行われます。
新コースになって以来、逃げ切りのないタフなコースに折からのタフな馬場。
まだ年増もない少女たちには少々酷な気もしますが、熱戦を期待しましょう。





阪神11R
阪神JF(GI)


◎メジャーエンブレム


これで3戦連続、この馬に本命を打つことになる。
プランスシャルマンを子供扱いした新馬戦。
大人が赤子の手を捻るような楽勝だったアスター賞。
そして、追いかけてきた先行勢を壊滅させてもなお、11.1-11.2のラスト2Fを計時したアルテミスS。
どこをどう切り取っても、この馬が一番強い競馬をしてきている。

たしかに、前走はデンコウアンジュの切れ味に屈した。
しかし、それは本日のフルーキーよろしく、一瞬の切れる脚がなく、極上の切れ味勝負では分が悪いからだ。
初めて折り合いを欠いたことから、ハナに立ってしまったため、中弛みのペースを自ら演出。
まさか鞍上も負けるとは思ってなかったであろうし、そこにある種の油断が生まれたのではないか。

「どんなレースをしても勝てる」

おそらく、そんな思い込みがあったのだろう。
しかし、その目論みは外れた。
伏兵の大外一気に屈し、初めて土がついたのだ。

名手ルメールも人の子。
こういった判断ミスを時々見せる。
それは、宝塚記念の時のラキシスのようだった。
詳しくは私の札幌記念の予想を見ていただきたいが、アルテミスSのメジャーエンブレムはまさにその時のルメールだった。

ラキシスの時の修正が早かったように、今回も早速修正してくるはず。
前走のような中弛みのペースには乗らない。
あくまでも持続力勝負に持ち込むはずだ。

もっとも、舞台はGIでありコースは阪神マイル。
ルメールが上記のように考えているかは知らないが、必然的に底力を問われる流れになる。

そうなればやはりこの馬が一番強いのではないか。
枠には恵まれなかったが、前走とは違った形の積極策で圧勝。
私にはこの光景しか見えない。


対抗にクロコスミア。
アルテミスSでも高く評価したが、依然としてその評価は高い。
特に前走。
これまでの差しのスタイルとは一変、積極策を演じて見せた。しかも、残り300mまで持ったままのおまけ付きの完勝劇。
アルテミスSでは、半ば強引に抑えた事で馬がエキサイトする一面も見られたが、新境地を開拓した現在、その心配をする必要もなかろう。
堂々の対抗評価だ。


3番手にデンコウアンジュ。
前走後、ここでのワンツーフィニッシュ濃厚と書いたが、それほどその末脚は強烈だった。
改めて見直すと、その前の未勝利戦も相当派手な競馬を見せており、能力そのものの高さは間違いない。
ただし、前走末脚を引き出した田辺騎手からの乗り替わりはいただけない。
川田騎手も非常に優秀な騎手ではあるが、じっくり我慢してこその馬。メジャーエンブレムを目標に、自ら動くとラストが甘くなる可能性も十分あり評価を下げた格好だ。
それでも、馬券からは外せない。


以下


マイルで実績アドマイヤリード
前走直線で狭くなったブランボヌール
追い切り絶好ペプチドサブル


までを押さえて馬単で。


馬単
2→1.7.10.11.17(各20%)