9月12日明瑞新山予想

こんばんは、明瑞新山です。

先週日曜日は新潟記念の馬連68.1倍を20%配分で的中。
払い戻しは136,200円となり、マーメイドS以来のビッグヒットとなりました。

アルフレードの逃げは予想外でしたが、それをあっさり行かせて自分のペースを守った柴田大知騎手のファインプレイでしたね。
最後は危なげなく▲-◎の争いでフィニッシュ。
後続のキレを奪った馬場にも助けられましたが、そこまで読み切っての的中でしたので、良かったと思います。

3歳の人気2頭は共に惨敗。

ミュゼスルタンはレース後に故障が判明。
長期休養となるようです。

アヴニールマルシェはパンパンの良馬場でこそ。
次走、人気を落とすようなら積極的に狙いたい1頭です。

また、人気薄ながら3着に激走したファントムライト。
実力は素直に認めますが、馬場を巧くこなせた分浮上した印象も。
阪神や中京コースでこそ真価を発揮しそうな馬なだけに、京都開催では静観が賢明かと思われます。
そこで惨敗→年末の阪神 or 中京で穴を開けるというパターンに期待しましょう。




では、本日の予想です。





中山11R
紫苑S(OP)



秋華賞トライアルのこのレース。
季節の流れというのは早いもので、もうこの季節がやってきてしまった。


秋競馬開幕。


例年の爽やかな秋風はどこへやら、関東地方は折からの大雨で大災害となっている地区もあるほど。
一刻も早い復帰を願いつつ、予想に入りたいと思う。


もう一度言おう。


秋競馬開幕。


そう、開幕週だ。


芝の状態も良好で、圧倒的に内有利・先行馬有利。
少々早くなっても馬場の恩恵で押し切られることが多く、差し・追い込み馬たちが涙を呑む開幕週。


たしかにそれは正解だ。
今週は内を通った先行馬が馬券に絡む可能性が高いだろう。
少なくとも最終週よりは。


しかし、そんな意識こそが紫苑Sの予想に対する落とし穴なのだ。


この紫苑S。
創設時より中山開幕週で行われてきた。
距離は1800mでスタートし、第8回からは2000mに変更されている。

その間、逃げ馬先行馬が上位を独占したレースは第1回のみ。
それ以外のレースは必ず差し馬が絡んでおり、逃げ切りは第1回を除くと一昨年のセキショウのみである。

反対に差し馬が上位を独占したレースは6回あり、総合的に見れば差し馬有利と考えるのが正しい。
やはり本番への切符をつかむラストチャンスとだけあって、本気度が高いためだろう。


今年のメンバーを見渡すと、メンバー中本番出走が確実なのはノットフォーマルとテンダリーヴォイスのみ。
それ以外の陣営は、是が非でも権利を取りたいところ。

その上、ノットフォーマル、ホワイトエレガンス、カンデラ、ウインマハロなど、逃げて良績を収めた馬が一定以上おり、やはり激戦は避けられそうもない。

単純に消耗戦になる可能性が高いとみて予想を組み立てる。



◎エバーシャルマン

未勝利勝ちが秀逸。
先行馬圧倒的有利の流れを3角からの一捲りであっさり差し切った競馬は、まさに紫苑Sで再現してほしい内容そのもの。
続くフローラSも先行馬有利の流れを追い込んで0.2差。
カーネーションカップもまたまた先行馬有利の流れ。いかに33.3の上がりを駆使しようが差し切れない流れでは仕方がない。
ようやく流れも味方してくれそうなレース。ここで真価発揮に期待したい。

また、消耗戦になった場合、鞍上の仕掛けのタイミングが重要になるが、それも田辺騎手ならうってつけだ。
デルマドゥルガーで当レースを2着した時のような騎乗を期待したい。



対抗にゴージャスガール。

現在まったく人気がないが、未勝利時代には青葉賞3着のタンタアレグリアと0.5差やラジオNIKKEI賞2着のミュゼゴーストとクビ差など、同世代の牡馬と好勝負をしていた馬。
休養前のフローラSではスローの流れを大外ブン回して0.6差。
休養明けの前走で大きく負けたために評価を落としているが、同世代の牝馬同士なら激走されても驚けない。



3番手にホワイトエレガンス。

やはり強敵ひしめく北海道で1000万下勝ちは侮れない。
先行から捲って足を使えるので、展開負けもしにくそう。



以下



500万で▲を破ったスマイルミーティア
OP勝ち実績のあるテンダリーヴォイス
差し脚堅実クインズミラーグロ



までを抑えて馬連で



馬連
6~3.10.12.13.18(各20%)





中山9R
アスター賞(500万下)


◎メジャーエンブレム

とにかく新馬勝ちの内容が優秀。
スッと好位につけると、3コーナーでは早くも先頭。そこから外の馬が来るを待ってからのゴーサインで軽く突き抜けてみせた。
ラスト3Fが11.4-11.0-11.4.
ノーステッキでこの数字…ロードクエストと双璧をなすレベルである。
ここはまず負けない。いや負けてもらっては困る逸材である。
来春のクラシックを賑わす存在なのだから。


相手筆頭は基本的にはオープンで2→3着と安定した実績のあるマテラアリオンなのだろうが、なんといっても未勝利馬である。
簡単に崩れてもおかしくはないし、事実、2戦目の未勝利戦は8着に崩れている。
ダリア賞にしても、翌日の新馬戦よりも遅い走破時計。その新馬戦に当てはめると5着相当なのだから、簡単に信用できるものではない。

ここはあえてマテラアリオンを外して勝負する。


新馬の内容がまずまずだったカネノイロ
未勝利勝ちが強かったシトロン


の2頭に加え、未勝利を勝ち上がっているルキナ・マカーオーンの2頭を加えて馬単で。


馬単
2→1.6.7.8(各25%)


もし単勝が2倍つくようなら単勝勝負をお勧めするが、9時24分現在1.1倍到底望めそうもない。



☆穴馬☆

穴馬としてオススメしたい馬がいるので、最後に紹介。
少し触れる程度なので、勝負レースとはしないが参考までに。

中山1Rのノアシャトルだ。

500kgを超える雄大な馬体の同馬。
新馬のパドックではまだまだ緩かったが、レースに行くと行きっぷりが良すぎて折り合いに苦労するほどのスピードを見せた。
距離短縮なら面白いなと思っていたところ、前走は1200m戦に出走。
しかし、突然の1200mのペースに戸惑ってしまい新馬とは一転して後方からの競馬に。
とはいえ、最後は外から追い上げて6着にまとめているのだから大したもの。
距離短縮で案の定着順を大幅に改善してきた。

その馬格から、ダート変わりは大歓迎だろうし、芝の1200mを経験したことで行きっぷりも良くなっているはず。

ここは人気もしないだろうし、資金に余裕がある人は買い目に入れておいて損はないだろう。