こんにちは、明瑞新山です。
先週の重賞2鞍は、どちらも本命馬が惨敗し外れ。
紐に拾っていた馬が勝っただけに、もう少しなんとかしたいところでした。
札幌のラキシスは完全に読み通りの競馬。
トーホウジャッカルより前につけ、トーホウジャッカルより先にゴールという結果まで読み通りでしたが、着順だけがついてきませんでした。
前半1000mが58.9とやや早く、それについて行った馬たちはディサイファを除き全滅。
トーホウジャッカルなどは、3~4角中間で早くも手応えがない状態でしたから、相当の消耗戦になったのだと思います。
これは牝馬のラキシスには少し辛かったか。
とはいえ、同じく3番手で競馬をすすめたディサイファがそのまま押し切ったことを考えると、かなり物足りない内容だったことも事実。
2走ボケと言い訳のできるトーホウジャッカルとは違い、春から順調に使えてきたラキシスの評価は、改めて牡馬相手には善戦までというものに落ち着きました。
勝ったディサイファが秋の主役になれるかと問われると何ともいえないですが、この勝利で、秋競馬をにぎわす存在になったのは間違いですし、混戦模様の古馬中距離路線を牽引していってもらいたいものです。
一方の北九州記念。
「中団からレースをすすめられる柔軟さもある」とした本命馬サドンストーム。
あれは中団待機ではなく、先行策ですね。
レース中、鞍上の手が盛んに動いており、「溜めてナンボ」のスタイルからの脱却を図ったかのような競馬でした。
当然、脚はたまる訳もなく、押して行って味の出るスピード持続型でもないので、直線でパッタリ。
う~ん、この年齢になって、成績も安定してきたこのタイミングで脚質転換を図るとは考えにくいので、鞍上の勝つための判断だったと信じたいですが・・・
「3着まで」としたビッグアーサーが2着。
この馬、連対は確保しましたが勝ち馬には大きく離されたように、やはり高速決着は苦手でしょうね。
パンパン馬場の京都あたりで人気を背負ったら切って妙味でしょう。
では、本日の予想です。
小倉11R
釜山S(1600万下)
本命はサンライズバロン。
とにかく前走の内容が濃い。
ハイペースを2番手追走。3コーナーで徐々に前に詰め寄ると、4角で並びかけ、直線では一気に突き放す横綱相撲。
最後は重賞2着の実績馬に差されたが、この馬とて現級上位の能力を見せた十分に強い内容。
スタートからスッと先手を取れるセンスもあり、ここも前々の競馬で押し切りを狙う。
今回もハイペースの可能性が高いが、馬場状態を考えると、前走同様速い決着になりそうなのも好都合。
対抗にエノラブエナ。
前走は休み明けの影響か、勝負所での反応イマイチで惨敗。
ハイペースを追走したのも堪えた様子だった。
叩いたここは上位進出可能とみた。
もう1頭、人気だが展開の利を見込めそうなグレナディアーズ。
馬連
3~7.10(各50%)
新潟11R
BSN賞(OP)
2歳王者アジアエクスプレスに前走初ダートで重賞2着のダノンリバティ。
昨年末から一気にOPまで駆け上がってきたベルゲンクライにダートOPクラスで安定感抜群のフィールザスマート、交流重賞実績のあるトーシンイーグルと、面白いメンツがそろった。
ここで本命に推したいのがベルゲンクライ。
追い込み一手だった同馬が、前走では中団に取り付いて競馬ができていたことに注目したい。
残念ながらハイペースのレースでのことだったので最後苦しくなって差されてしまった(最近私の推奨馬にこういうパターン多い気がするが・・・)が、レース振りに幅が出てきたことは好意的にとらえたい。
前にアジアエクスプレスを、外にダノンリバティを見ながら競馬をできるのは絶好。
決め脚一閃に期待だ。
こちらも馬連2点でいこうと思う。
馬連
8~2.13(各50%)
以上です。



