中山11R
弥生賞(G2)
馬柱を眺めた感想「ワンパンチ足りなさそうな馬が揃ったなぁ」
実績のトップナイフ
素質のタスティエーラ
未知の魅力ゴッドファーザー
優等生ワンダイレクト
荒削りの原石レヴォルタード
底力のグリューネグリーン
勝負になる馬はこの6頭で、二つ名がこんな感じで頭の中に並んだ。
先に言ってしまうと◎トップナイフなのだが、理由は消去法で最後に残ったという消極的なモノと、1戦毎に馬体に成長が見られる+調教が良かったという積極的なモノの2つが重なったから。
レース上手でどんな展開になってもしっかり脚を使えるのは強みで、調教でも少なくともこの出走馬の中では最上位の雰囲気を持っていた。
ここから馬連で。
馬連
4〜1.2.6.7.10(各20%)
以下、評価を下げた理由を挙げる。
素質のタスティエーラ
素質はありそう。
新馬の内容も良いし前走もそこそこ。
ただし、血統がなんとも言えない。
お父さんの産駒はここまで中山で26走して未勝利どころか2着も1回のみ。
連対率3%では積極的に買おうとは思えない。
未知の魅力ゴッドファーザー
新馬戦のメンバーと前走の内容で人気を集めている馬。
完全に持ったままでペースの緩急をコントロールして圧勝は立派だか、新馬のメンバーは超豪華、未勝利のメンバーは超貧相の2極。
あのメンバー相手の圧勝では何もわからないというのが正直なところ。
優等生ワンダイレクト
前走若駒S2着。
スマートな競馬で前が開いた瞬間に鋭く伸びて勝ちに等しい内容だった。
しかし、内容としては勝ちに等しくても、実質は勝ったマイネルラウレアと大きな能力差を感じるレースだった。
鞍上の意のままに操れる操縦性の高さは大きな武器だが、能力面で少し不安に思うところがある。
荒削りの原石レヴォルタード
こちらはワンダイレクトと真逆。
折り合いをつけるに一苦労するタイプ。
勝ち上がりが強度の高い内容で評価しているが、その気性で評価を下げた。
底力のグリューネグリーン
こちらは一生懸命走る馬だが切れ味に欠けるのが難点。
トップナイフに競り勝った実績があるが、スローになると途端に脆さを出してくるはずで軸には据えられなかった。



