阪神11R
阪急杯(G3)
◎アグリ
基本的に連勝中の馬は過剰人気になりがちで、それが理由で嫌うことが多い。
だが、このアグリという馬はちょっとモノが違うかもしれない。
ハイライトは当然前走の六甲アイランドS。
当日、現地でカスリもしない馬券を握りしめて観戦していたはずなのに恥ずかしながら微塵も記憶に残っていなかった。
だが、改めてレース内容とラップを見返すと相当な能力を秘めていると実感。
入りの3F 12.2 – 10.6 – 10.9 の33.7。
3Fの数字だけなら大したことないペースだが、10.6 – 10.9の構成は息が入るところがほとんどなかったことを示している。
これを2番手で追走しながら肩鞭だけでチギリ捨てた内容は強いの一言。
ちなみに翌週に行われた同距離の阪神カップの入りの3Fが 12.1 – 10.5 – 10.8 の33.4。
各ハロン0.1ずつこちらの方が速いが、この速度になると昨日サウジアラビアで重賞を勝利した快速自慢のバスラットレオンが逃げられず(4着)、逃げたオパールシャルムが14着、2番手追走のプルパレイがシンガリ負けと上がりをまとめることすら難しくなるレベル。
相手とレース自体の強度が違ったとはいえ、後続を封じてなお大楽勝できるペース配分ではないのだ。
これだけ楽に勝っておきながら走破時計はグレナディアガーズと0.1差。
今の阪神の馬場を鑑みるとやはり◎アグリから買うのが妙味ではないか。
馬連
7-11 50%
11〜2.8.10.12.15(各10%)



