みなさま、お久しぶりです。
明瑞新山です。
私がここに予想を掲載するのは実に1年と1ヶ月ぶりとなります。
出資馬であるオーソリティを自信満々に本命に推して2ケタ着順に沈んだあの有馬記念以来。
まさかあんな負け方をするとは思いもよらず、そのショックで予想ができなくなり、JCで2着したことで気分を良くして復活となりました。
と、いうのは冗談で、2019年の新型コロナウイルス蔓延以降、本業のほうで急激に余裕がなくなり競馬どころではありませんでした。
競馬をする余裕がなかった、というのは言い訳にすぎず、ただただどうすることもできない現実から逃げていただけかもしれません。
ですが、この度「もう一度頑張ってみよう」とうまうまジェントル氏から声をかけていただき、再び舞い戻ってきた次第であります。
1年以上もの間、スタイリッシュ競馬を守り続けてくれた彼には感謝してもしきれません。
本当にありがとうございます。
また頑張ります。
東京11R
根岸S(G3)
私の競馬予想は、他の人とは異なり多種多様なファクターによって成り立っている。
そのため、世間一般で言う「本命党」や「穴党」といった言葉に当てはまることはない。
当てたければより確率の高い本命党にならなければいけないし、大勝ちしたければリターンの大きい穴党になるべき。
でも前者は配当が小さくトリガミの、後者はいつまでたっても的中しないというハイリスクを負うことになる。
理想はケースバイケースのハイブリッド。
それを無難にこなせる人間こそが、競馬で活路を開いているのだ。
私が実践できているかはさておき、レースによって重きを置くポイントを変えているということを言いたかった。
さて、ゴタクを並べてしまったが、この根岸Sで重要視したいファクターは展開。
絶対にハナを叩きたいリアンヴェリテの存在が大きすぎる。
この馬、テンに速いわけではないが逃げて後ろから突かれないと真価を発揮できない。
だから他にダッシュのある馬がいてもお構いなく2ハロン目だろうが3ハロン目だろうがガンガン競って行く。
今回は自身の内側にジャスティン、ヘリオスが、外側にテイエムサウスダン、サクセスエナジー、トップウイナーにジャスパープリンスと、テンに速い馬が揃った。
少しまともな騎手ならば過剰なドッグファイトは避けるものだが、思い切りだけが身上のこの鞍上。
やはり競りに競ってくれるのだ。
つまり全く息の入らない過剰なハイペースとなる可能性が高い。
◎ソリストサンダー
今回の上位人気馬が軒並み差し馬なので、偉そうに説いたハイペースを歓迎する馬が多い。
が、あまりにも他力本願な差しタイプばかり。
自分でポジションを取れて最後までしっかりと脚を使えるのはこの馬しかいない。
芝でもダートでも、短距離で超ハイペースになるとあまりにも縦長になりすぎて差し馬が届く前にゴールを迎えることがある。
今回はその形になる可能性も秘めており、差し馬の中でも極端な追い込み馬やテンに遅い馬ではなく、少しでも良いポジションで競馬ができるこの馬を狙う。
相手は当然待機組を中心に馬連で。
馬連
9~2.3.5.8.12(各20%)
中京11R
シルクロードS(G3)
出走馬の中でもっともレースぶりが安定しているのはカレンモエ。
ダイワスカーレットが私に教えてくれた「先手を奪うセンスの強さ」をこの馬は持っている。
ただし、現状ではまだその強みを最大限に活かすだけの体力がついておらず、思わぬ伏兵に足元をすくわれる可能性は高い。
出来れば好位から脚を溜めながら進めたいところだが、ビアンフェが出走しているためそれも難しそう。
ここは消して妙味と見た。
現在1番人気のメイケイエール。
チューリップ賞で見せた狂気と根性に惚れたファンはたくさんいるだろう。
しかしその後のレースをしっかりと分析すると意外とだらしない。
まずキーンランドカップ。
スタート一息とはいえ2の脚がついて一気にハナへ。
この馬には珍しく気分良さそうにすいすい走り入りの3F34.0。
自身にかなり有利な流れを作り出したにも関わらず、近2年で10走8回2ケタ着順のカイザーメランジェにあっさり交わされて7着。
続くスプリンターズSでは後方からの競馬で行きたがったもののなんとかなだめつつ最後はなだれ込んで4着。
ダノンスマッシュと馬体を併せてのゴールではあったものの、GIの舞台で果敢に先行したビアンフェをやっと交わしただけ。
それなら今回もっと楽にいけそうなビアンフェから買うよねって話になる。
消し。
と、いうことで◎はビアンフェ。
地味な存在だが、1200m戦に限ればGI以外で掲示板を外したことがない堅実派。
ここも自慢のスピードを発揮すれば4つめの重賞制覇があってもいい。
馬連
15~2.4.5.10.16(各20%)



