おはようございます、明瑞新山です。
週中の天気が雨曇雨曇雨。
週末がどうなることかと心配していたのですが、昨日の昼過ぎから久しぶりの晴れ間。
本日も朝から暖かい日差しが降り注ぎ、どうやら馬場発表は良馬場にまで回復しそうですね。
良い環境の中でレースができるのは馬にとってもファンにとっても良いことです。
さて、桜花賞。
過去に例を見ない無敗馬3頭の激突。
それも、一様に3戦3勝、重賞1勝。
その中で人気はルージュバックがすべて持って行ってしまった。
なんせ、百日草特別の勝ち方が圧巻。
スローの瞬発力勝負を持ったまま楽々差し切り。
他の牡馬も33秒台の脚を使っているにも関わらず、涼しい顔をして恐ろしいほどの末脚で軽くいなした映像は、ショッキングという表現が一番しっくりくるかもしれない。
返す刀できさらぎ賞を制覇。牝馬としては54年ぶり3頭目の快挙となった。
無敗組で次に人気なのがフィリーズレビューを制したクイーンズリング。
当時はマイナス20kgの馬体重減が心配されたが、大外を回して楽に差し切った。
1800→1600→1400と、徐々に距離が短くなっていたが、ペースの違いにも難なく対応。
強さの際立ったレースだった。
残る1頭はキャットコイン。
ステイゴールド産駒のこの栗毛馬は、新馬でとんでもないパフォーマンスを見せた。
今VTRを見ても、残り100mまでキャットコインが勝つなんて想像もできない位置にいる。
だいたい先頭の馬から4馬身後方といったところだろうか。ラスト100mで、だ。普通なら良くて2着。
そのまま沈む馬も多数いるだろうが、そこから急激に加速し、前をハナ差だけ捉えるのだが、文字に起こすのが難しいくらいの強烈なレースだった。
この3頭をどうするか、そこが馬券の焦点になるのは間違いない。
客観的に見て、最も不安材料を抱えるのがルージュバック。
マイルの経験がない。
前半の3F35秒台の経験がない。
阪神初、洋芝初、牝馬路線の上位組との対戦初。
多頭数の経験なし。
など、挙げればキリがないくらいにわんさか出てくる不安材料。
だが、私が個人的に最も心配なのは、最終追い切りである。
1週前にかなりハードに追い切ったはずなのだが、最終追い切りも相当な負荷をかけたものであった。
その割に馬体に余裕がなく、輸送で馬体重が減ることを考えると、レースまでにお釣りがないのではないかと読んでいる。
本日、ルージュバックが大幅馬体減でパドックに登場すれば、私の読みが的中したと思ってもらえれば幸いだ。
よって、ルージュバックは馬券からばっさり切る。
潜在能力は疑いようがない馬。これで勝たれたら、仕方ない。
本命はレッツゴードンキ。
昨年の札幌2歳Sから本命に推すことこれで5度目。
つまり、出走レース全てで本命に推している。
「来春のクラシックはレッツゴードンキとシングウィズジョイがにぎわせる」
昨秋のメルマガで配信した言葉だ。
シングウィズジョイが出世が遅れたが、フローラSに出走できるようだし、どうやら私の予言が実現されようとしていることに胸をなでおろしている次第。オークスでは隠し玉g・・・っと、話が脱線してしまったが本命はレッツゴードンキ。
前走チューリップ賞がトライアルとしては最高のレースだった。
掛かって逃げる形になってしまったが、本番で掛からないための伏線として気持ち良く走らせたと捉えたい。
他の先行馬を競りつぶし、自身は3着に粘走。
結果的に再度ココロノアイの後塵を拝してしまったが、所詮ステップレースでの話だ。
前回の時も前哨戦で前を譲り、本番では先にゴールした。
ここは堂々の本命。
久しぶりの勝利の美酒に、レッツゴードンキも酔ってもらいたいものだ。
対抗は前述ココロノアイ。
前走は圧勝の一言。中団につけ、直線入り口で前を射程圏内に捉えると、あとは伸びる一方。
逃げたレッツゴードンキとは能力互角と見ているし、今の少し荒れた馬場も絶好。
1週前追い切りはキズナ以上の動きを見せており、状態も絶好。
馬券的に人気を吸ってくれる馬がおり、配当も絶好だ。
この2頭を軸に3連単を狙いたい。
2頭軸マルチだ。
相手には外枠を中心にチョイス。
末脚堅実アンドリエッテ。
調教強化キャットコイン。
馬体の回復がカギだがクイーンズリング。
荒れ馬場得意のペルフィカ。
内枠だが唯一の先行勢ムーンエクスプレス。
以上を相手に30点で勝負。
ルージュバックの取捨については、パドックを見てから。
馬体増減が少ないようでしたら拾うのもアリかもしれません。
その場合、最低配当が36倍前後に落ち着くはずなので、トリガミ注意です。



