おはようございます、明瑞新山です。
このサイトを始めてからはや5年。
基本的には毎週末欠かさず予想をしてきたわけですが、今年は開設以来最低の回収率で終えてしまいそうです。
仕事を言い訳にはしたくないのですが、今年から環境が大きく変わり、朝から晩まで労働の日々。
週1のお休みも競馬が人との約束で埋まってしまい、身体的にも精神的にもかなり厳しかったです。
まぁそこでしっかり体を休めればいいんですがなかなかどうして簡単ではないんですよね。
なので、今年は記事の中の考察も少なく、閲覧者の多かった2歳馬評価記事も更新が途絶え、そして回収率もボロボロという、読者の皆様にはトンデモない醜態をお見せしてしまいました。
来年はなんとか頑張って巻き返したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
中山11R
有馬記念(GI)
近年稀にみる好メンバーが揃った1戦。
6冠牝馬アーモンドアイを筆頭に菊花賞馬3頭、皐月賞馬2頭。
今年のJCの勝ち馬にコックスプレート覇者も参戦、そして忘れてはいけないダービー馬これだけ挙げてもまだGI馬が残っているという超豪華メンバー。
さらにはアエロリット、アルアイン、クロコスミア、シュヴァルグラン、リスグラシューがラストランということで、そちらの側面でも注目を集める。
私にとってありがたいのが、アエロリットの参戦。
この馬がいることでまず超スローにはならない。
スティッフェリオやクロコスミアがそれを追いかけて、やや縦長のミドルペースになると踏んでいる。
つまり脚を溜めにくい流れというわけだ。
3歳時のJCで証明したように、アーモンドアイはこんな流れでもラストしっかりと脚を使えるスーパーホース。
仮に超スローになっても自身最速32.4の瞬発力を持ち合わせており、これまた他馬に並ぶ隙を与えないはず。
◎アーモンドアイ
これは間違いない。
問題はそれ以下の馬たち。
現段階のアーモンドアイ以下の人気順はこちら。
2番人気 リスグラシュー
3番人気 サートゥルナーリア
4番人気 ワールドプレミア
5番人気 フィエールマン
この中でフィエールマンとサートゥルナーリアはスローで結果を残してきたクチで、今回の流れでは買いにくい馬。
特にサートゥルナーリアは自ら動くと一瞬で加速できる代わりにすぐに脚を無くしてしまう非常に乗り難しい馬。
今回はスミヨン騎手が継続騎乗なのでかなりの好材料ではあるのだが、やはり天皇賞の止まり方を見ていると強気に買おうとは思えない。
コーナリングの性能が高く加速性能に優れる馬なので、もしアエロリットが出遅れて超スローにでもなるのならアーモンドアイに食い下がってもおかしくはないが、そこまで想定を広げていては全馬購入しなければならなくなるので割り切って消し。
フィエールマンは悩ましい馬。
今年の天皇賞馬で昨年の菊花賞馬。
一昔前なら超一流の競走馬と言われるところだが、現代の天皇賞春と菊花賞では少々趣が違う。
どちらも一流半の競走馬たちによる競走で、その中での1着果たしてどれほどの勝ちがあるのか。
近年は長距離になればなるほど上がり勝負になりがちで、むしろそこで結果を出して2000mの札幌記念で差し届かなかったことが実力ではないかと疑われる。
が、実のところこの馬の弱点はそこではない。
決定的に器用さが足りないのだ。
トビが綺麗な馬で、加速にやや時間がかかる。
敗戦した競馬場が全て小回りであるのは偶然ではなく、勝ったとはいえ水仙賞も普通に競馬を見ていたら「あぁ、これはこないな」と思ってしかるべき競馬。
今回はギリギリまで脚を溜める池添に乗り替わって中山で内枠。
能力的にヒケはとらないが、飛ぶ要素満載で消し。
残った2頭のうちワールドプレミアは単純に弱い。
この馬がGIを勝ったことそのものが今年一番の驚きで、それだけ成長して馬が充実したということなのだろうが、さすがにここでもう一丁となるには弱すぎる。
消し。
残る1頭リスグラシューも悩ましい。
確かにコックスプレートと宝塚記念のパフォーマンスは素晴らしく、本格化は間違いないだろう。
先行出来る器用さを手に入れ、鞍上には豪州でのGI勝ちをエスコートしたD.レーン騎手。
まさに鬼に金棒だが、この馬の心配は遠征による疲労。
坂路調教では2週続けて終いバタバタ。
ラスト押さえて時計上伸びを欠いたように見えたのではなく、鞍上のアクションはやや促す感じ。
それなのにバタバタ。
こんなことは過去にはなく、黄色信号なのではないか。
パドックでの判断が比較的わかりやすい馬なので本来ならばそこまで判断を待ちたいが、それでは記事のアップがギリギリになりすぎるためここでは消し扱いとしたい。
とまあ綺麗に上位人気が全部消えた。
で、何を買うか。
まずはスワーヴリチャード。
2週続けて調教での気配が異様に良く、秋3冠皆勤賞といえども疲れはない。
右回りに対する不安はあるが、前走上手く導いたマーフィーならば、との期待もある。
また、坂路での調整にチェンジしたことでこの馬がもう一段階パワーアップしたようにも感じる。
大本線。
残りは伏兵たち。
昨日の前残り馬場を考えると、前目につける馬を中心にチョイスして馬券を組み立てたい。
馬単
9→2 40%
9→4.11.15(各20%)



