3月21日明瑞新山予想

こんばんは、明瑞新山です。

早いもので、明日は春分の日。
お彼岸の時期となり「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、春の陽気に包まれている今日この頃となりました。
暖かい日差しに春の風、緑の芝生に覆われたコースに降り注ぐ爽やかな日差し・・・この時期の競馬場はクラシックへの秒読みも相まって、本当に心躍る最高のスポットです。

そんな好天の中、今週も2つのクラシックトライアルが行われます。
ダービー出走当確の賞金ボーダーが、2004年に次ぐ異例の高さの今年。
重賞2着馬でも出走が危ぶまれるほどで、死に物狂いで出走権を取りにくる陣営が多いことでしょう。

ちなみに、前述の2004年はスプリングSで3着してギリギリ出走権を得たダイワメジャーが皐月賞を制覇。
出走ボーダーが1600万超の中、収得賞金400万、芝での勝利なしの大穴馬が波乱を演出した形となっています。



さて、今週の1鞍目はその皐月賞トライアル、若葉Sから。

過去にはトウカイテイオーやジェニュイン、ヴィクトリーなどがここをステップに皐月賞を勝利。
ビワハヤヒデやロイヤルタッチ、ワールドエースなどが連対を果たした。

今年はポルトドートウィユ・アダムスブリッジ・レガッタという良血馬が集結。
この3頭を中心に人気が構成されるだろう。
中でもポルトドートウィユとアダムスブリッジの2強状態の人気になるであろうが、人気の序列を判断するのが難しく、現在のオッズもアテに出来ない(ポルト1.9倍、アダムス2.2倍、2頭の馬連1.6倍)。

本命はアダムスブリッジ。
正直、若駒S自体のレベルが高かったとは思えないが、内周りで上がり33.3は優秀。
デビュー戦で阪神の2000mも経験しており、そこでも33.9の上がりを繰り出して差し切り勝ち。
内周りの2000mを2戦連続経験しており、経験値でも他馬を上回ることに加えて、今回出走メンバーで内周りコースで33秒台の上がりを使った経験のある馬はいない。
瞬発力の違いであっさり差し切ってV3の公算大。

逆に、最大のライバルと目されるポルトドートウィユは内周りがネック。
飛びが大きく、器用さに欠けるタイプに映るため、この最内枠も良くない。
事実、前走以外の敗戦は1枠から競馬した時のものだ。
おそらく、今回も前走のように最後方に下げる騎乗を選択するだろう。
そこから大外を回して最低でも2着を狙いにくる。
と、なればそこに死角が生まれる。

最内だ。
そこを突いて粘る馬が上位2頭の間隙を突いて好配当の使者となる。

そもそも、過去最速の上がりが阪神外周りの33.5という数字から見ても分かるとおり、アダムスブリッジほどポルトドートウィユは切れない。スローの京都ですら34.5だったのだ。
ゆえに、阪神内周りで伸びあぐねて3着というシーンは十分に考え得る。

ここはポルトドートウィユを切って馬単勝負。

相手にはポルトドートウィユ撃破の実績を持つエイシンライダー
未勝利勝ちの内容が濃いワンダーアツレッタ
前走好内容アンバーグリスキー
小回り適性高いレッドソロモン

の4頭。

各25%づつで勝負。



ファルコンS

本命はケツァルテナンゴ。

昨夏の中京2歳チャンピオンを本命に指名。
デビュー2連勝後はふがいない競馬が続いているが、前走の直線にハイライト。
後方待機から競馬を進め、ラスト300mで外から被せられて仕掛けが遅れる不利。
最後は2着アルマワイオリとそん色ない脚を使っていただけに悔やまれる出来事だった。
しかし、そのおかげで今回も人気薄。
パワータイプで、早い上がりを要求されるよりも力を要する馬場の方が向いていることもあり、穴候補としてではなく本命として堂々抜擢だ。

逃げ馬が馬券に絡んだ前例がなく、先行馬で馬券に絡んだのはエールブリーズ、サドンストームの2頭。
2頭とも現オープン馬なので、逃げ・先行馬は相当の能力がないと馬券に絡めないということ。

と、いうことで逃げ先行馬は全て消し。

相手には差し馬を中心にチョイスするのだが、大本線に抜擢したい馬が1頭。

ブリクストだ。

調教が素晴らしく良いし、中京で2戦2勝。
馬体的にもハイペースやパワーを必要とする馬場は大歓迎。
ここに分厚く配分し、あとは薄く押さえる程度でOKだ。

もみじSの内容が良かったワキノヒビキ
こちらも調教良かったヤマカツエース

の2頭を薄く押さえる馬に指名。

馬券はワイドで

11-18 80%
8-11 10%
11-14 10%



フラワーカップ

権利持ちは2頭。
ノットフォーマルとローデッド。
と、言ってもローデッドは1勝馬で重賞2着なので、桜花賞はOKでもオークスが微妙。
そういった意味ではここも賞金加算を目論んでくるだろう。

現在1番人気アルビアーノはハーランズホリデー産駒。
血統的に、控えて味が出るタイプではなく、ハナに行かなければ話にならない馬だ。
ここは同じようなタイプのノットフォーマルがいるだけでなく、他にも逃げ先行馬が複数いる組み合わせ。
今の馬場状態も加味すると、到底逃げ残ることなどできない。

本命はディアマイダーリン。
目下2連勝中。前走の赤松賞後は休養に充て、ここまでじっくり待機。
乗り込み量豊富で仕上がりも十分。何より、調教内容が抜群。ここは権利取りは確実と見た。
ハイペースを尻目に好位から競馬を運べるのも強みで、そこから早い上がりで抜け出して後続を完封するか。
初の中山コースだが、札幌で大捲りのレースで3着した実績があり、こなせる下地はある。

馬券はここから馬連で。

前走内容○カゼルタ
負かしてきた相手が強いティーエスクライ
展開が向きそうなロッカフラベイビー
出遅れ癖気になるが能力評価ローデッド

の4頭に25%づつ。

以上です。