3月15日明瑞新山予想

おはようございます、明瑞新山です。

昨日は推奨3鞍中2鞍で本命馬が2着するも、痛恨の紐抜け。
テンダリーヴォイスに関しては買い要素が薄いと判断して消していたので仕方なかったですが、ディサイファに関してはなんとか手を回せたのではないかと反省しております。
今後も精進してまいりますので、本日もよろしくお願いいたします。

予想に入る前に昨日の報告を。
昨日、よすーけ氏と阪神競馬場に行ってまいりました。
目的は競馬・・・ではなく後藤騎手への献花です。
亡くなってから日が経っていることもあり、献花台自体があるか不安だったんですが、3月一杯は設置してあるといううろ覚えの記憶だけを頼りに行ってまいりました。

土曜日、それもジャンプ重賞1つとダートのオープンレースが1鞍という寂しい編成だったためか、閑散としている競馬場。
生憎の雨模様も手伝って、いっそうひっそりとした雰囲気に感じました。
そんな中、現地到着後真っ先に献花台に向かいました。

小さな台の上に、2000年当時の後藤騎手のポスターが掲げてあり、ポスターの横にはファンの方がお供えしたものなのか、「Forever Hiroki Goto」と文字の入った写真立てが置いてありました。

私たちが到着した時点ですでに多くの花が手向けられており、ファンの皆様の心に感動しつつ、祈りをささげてきました。

私たちが献花台から離れるその時、一人のおじいさんが鞄からお酒を取り出してお供えしておられました。
「お前な、ワシより先に死ぬなや」と言いながら。

それぞれがそれぞれの思いを馳せ、後藤騎手の冥福を祈る--そんな光景がありました。

帰宅前にもう一度手を合わせに行くと、花は倍増。
私たちの持ってきた花がどれか分からなくなっているくらいで、思わず「すごい」と喜んでしまいました。



「観衆を魅了するジョッキーがいる。
 何かをやってくれそうな匂い、存在感、格好良さ、期待に応える強さ。
 後藤浩輝が求め、着々と身に纏いつつあるそれらこそ、ジョッキーとしての「華」。
 日本で、アメリカで、幾多の試練や逆境の全てを糧に変えて。
 強く、逞しく、華のあるジョッキーは、さらなる高みへ羽ばたきゆく。」
                   ジョッキー列伝No.40 後藤浩輝ポスターより








さて、本日の1レース目は中山牝馬S。

逃げに良績が集中しているミナレットがハナを主張したいはずだが、マイネグレヴィル、サクラプレジール、ケイティバローズなど追い掛ける馬がそろっており、スローに落ち着くことはなさそう。
淡々と流れるミドルペースになれば昨日からの馬場傾向が活きてくる。

ズバリ、外差しだ。
昨日の中山で行われた芝レースは全て馬場の4分どころより外を通った馬が勝っている。
本日もその傾向は続くと見て本命を決めた。

シャトーブランシュ。
長く良い脚を使ってズンズンと加速するタイプで、切れ味の要求される東京やスローペースのレースよりも、小回りで捲る豪快な競馬や平均ペースからの底力勝負が合っているこの馬。
今回の流れは大好物。外目の中団前目の位置から3角一捲りで前を一気に飲み込むシーンを期待したい。
また、これは推測の域にすぎないが、坂のある小回りコースでこそ最大限の力を発揮できるとみている。よって中山競馬場はこの馬にとって最も得意な舞台なのではないかと考えている。
名手・戸崎を配して体勢は万全。ここは初重賞制覇のチャンスだ。

対抗にはアイスフォーリス。
正直、レースの流れやトラックバイアス、調教内容を考慮すればこの馬を本命にする予定であった。
しかし、ネックとなったのは中山適性。前走の中山金杯で牡馬相手に好走しているし、そのレースの上位馬は後に重賞戦線を賑わしている馬ばかり。
すこし過剰反応気味かとは思ったが、この馬が最も中山を走った1000万下条件時の中山成績が(0.1.0.4)
対して同じ時期の他場の成績が(1.2.0.2)とくれば苦手と考える他ないだろう。
泣く泣く2番手評価に。
とはいえ、前走の内容は十分評価に値するもの。引退レースとなったこの時期に充実気を迎えたと考えてもおかしな話ではない。
相手本線として抜擢した。

3番手にパワースポット。
差し馬台頭の流れとくれば押さえないわけにはいかない。
ただ、今の中山は捲り天国。この馬は捲るというよりもタメてキレるタイプなので、完全にアジャストした馬場とはいえないのが割引材料。
肝の据わった騎乗がウリだった鞍上も最近は少し委縮気味。ここらで一発景気づけをしてもらいたいものだ。

先行勢で買いたいのはバウンスシャッセとウイングドヴィールの2頭。
両馬とも調教抜群。余力たっぷりの走りを披露してくれた。

最後に穴で2頭、エバーブロッサムとフレイムコードを抑えて完成。

馬券は馬連で
8-13 35%
13-15 25%
3-13 25%
7-13 5%
1-13 5%
11-13 5%



フィリーズレビュー
本命はダノングラシアス。
掛かり癖があるがスピード能力は一級品。
前走のクイーンカップでも本命に推したが、まさかの逃げ。
非常に残念な展開から先行馬総崩れの流れを演出。悔しい敗戦となった。
今回、得意の1400mに戻して桜の権利奪取に臨む。
後は無い、背水の陣に◎を打つ。

この馬に本命を打つということは対抗は自然とコートシャルマンということになる。
思い出されるのは昨年秋のりんどう賞。
後方から馬群を飲み込んでワンツーフィニッシュのこの2頭。着差はわずかにクビ。
なんの因果か、その当時と鞍上をチェンジした形だが、わたしはこの乗り替わりは大正解だと思う。
折り合いに難のあるダノングラシアスには折り合いを付ける技術に長けた船長の方が合っているだろうし、追って味のある末脚のコートシャルマンには追うことに関してはピカイチの岩田の方が合っているだろう。

さて、なにもりんどう賞のことを取り上げたくてこの2頭を指名したのではない。
展開面でも恩恵がありそうなのだ。

ハナはおそらくラホーヤビーチ。
前走1200m戦で前半33.1の激流を演出したスピードを、ここでも奔放に発揮するだろう。
この馬の存在だけでも落ち着いた流れにはなりそうにないのだが、さらにハイペースを予感させる材料がもう一つ。
前走、4角で3番手以内にいた馬、つまり逃げ争いに敗れた馬や逃げ馬を突っついた馬がラホーヤビーチを除いても8頭。
ラホーヤを数えると総勢9頭に登るのだ。
そして、それらに騎乗する騎手が国分優、酒井、鮫島など、自分の形にこだわるタイプの騎手が多い。
これは断言できる。昨日のアネモネSのようなことにはならない。
狙うはここも差し馬。

と、いうことで上記の2頭の至った次第である。
馬券は2頭軸の3連複で。
相手には差し馬を中心に。

レオパルディナ
ペルフィカ
クイーンズリング
ノーブルヴィーナス

の4頭に加え、内が伸びる馬場であれよあれよと行ってしまったときの事を考えて先行馬の中からラッフォルツァートを選定。

各20%づつの均等配分で勝負。


最後に東風S

なぜかペイシャフェリスが人気しているが、これは格好の目標。
おそらく鞍上は前走に味をしめてそこそこのペースで飛ばすだろう。
間違いなく止まる。

本命はシャイニープリンス。
昨年の覇者が連覇を狙う・・・とはOP特別にしてはおおげさか。
その背中に昨年のパートナーがいないことが残念だが、もう彼は帰ってこない。
昨年の1番人気の鞍上を迎え、今年も1着でゴール板を駆け抜けてほしい。
そしてその勝利を彼の墓標に手向けてあげてほしい。

・・・と、少々私情が入ってしまったが、昨秋以降、重賞で安定した走りを見せるこの馬に疑いの視線を向ける理由がない。
馬場もおあつらえ向きで、堂々の本命。

ほぼほぼ頭で堅いと見ているので仕掛けるタイミングひとつで紛れることもあるので、馬券は馬連で。

相手に差し脚堅実ブレイズアトレイル
内枠を利してフラアンジェリコ
調教抜群アロマカフェ
芝に戻して復活を見せるかインパルスヒーロー
中山マイルはこの鞍上にお任せクラリティシチー

の5頭。こちらも20%づつの均等買いで。


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おまけ
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最後の東風Sをもし私が3単で買うなら

12
3,9,10,11,14
2,3,6,9,10,11,14

の30点で買うと思います。