【関屋記念、エルムS】8月12日明瑞新山予想

 

こんばんは、明瑞新山です。

 

 

 

心配されていた台風14号のヤギさんは本州から遠く離れた海上を北西に進行中で、どうやら日本列島には向かわず中国大陸へと進むようでお天気は安心ですね。

 

沖縄周辺には影響が出るようですので、その地域にお住いの方は十分にお気を付けください。

 

 

 

さて、この台風14号は「ヤギ」という可愛らしい名前ですが、その一つ前の13号の名前はご存知でしょうか?

 

 

 

そう、週中に関東から東北にかけて雨を降らせたあいつです。

 

 

 

その名もズバリ「サンサン」

 

 

 

ここでピンときた人はオールドファンか相当の競馬好き。

 

知らない人は海外競馬に興味がないか、ダビスタ未経験、もしくは20代の若い人でしょう。

 

 

 

軽く説明しますと、サンサンはフランスの競走馬で、ヴェルメイユ賞を制し3歳牝馬ながら凱旋門賞も勝利した名馬。

 

引退後日本に輸入されてウインザーノット、スプライトパッサーの2頭の重賞馬を輩出して繁殖としてもまずまずの成功を収めました。

 

 

 

実はこの2頭の重賞馬の勝ったレースが前者が函館記念(2連覇)、後者が奇しくも今週行われる関屋記念というもの。

 

奇妙な縁を感じずにはいられませんでしたね。

 

 

 

勝ったレースだけを書くと地味に見えますが、ウインザーノットは宝塚記念3着、天皇賞秋2,3着等GIでも惜しいところまで来ていた馬で、スプライトパッサーも府中牝馬S3着等の実績があります。

 

 

 

他の産駒では日本に来る前に身ごもったリキサンサン(父サーアイヴァー)がいます。

 

このリキサンサン、競走成績はイマイチでしたが名種牡馬トウショウボーイを父に持つ初仔が当時の日本セリ史上最高額の3億6000万円で取引されたことで一躍有名になりました。

 

なにせ母の両親が共に凱旋門賞を制し(しかも母父サーアイヴァーがブルードメアサイアーとしてある程度の成功を収めていた)、父は天馬トウショウボーイですから。

 

結局競走馬としてはイマイチだったのですが、現代でも3億を超える取引は珍しいのに、80年代のセリでこの値段はとんでもないインパクトだったのでしょうね・・・

 

今なお衝撃価格として語り継がれています。

 

 

 

サンサンの牝系は近年の日本でもまずまず成功しており、マーブルチーフやネイティヴハート、サクセスストレインらが重賞を勝っています。

 

ですが、残念ながら関屋記念には出走馬なし。

 

いれば「サイン馬券や!!!」と興奮して書き立てていたでしょうに。

 

 

 

 

 

では、日曜日の予想です。

 

 

 

 

 

新潟11R
関屋記念(G3)

 

 

 

◎ウインガニオン

 

中京記念は57.5kgを背負って他の各馬と先行争いをしなければならなかったが、今回は行きたい馬がショウナンアンセムしかいない上に、このショウナンアンセムもそれほど速くないというおまけ付き。

 

つまり、前走のようなオーバーワークで一気にハナを奪うような無茶をしなくても良い可能性が高いということなのだ。

 

元来が夏競馬に良績が集中している所謂夏馬であり、外枠の先行馬が強いコース形態。

 

関屋記念は過去10年ハナを切った馬が2回に1回馬券になっているというデータも心強い。

 

 

 

ここはこの馬から馬連だ。

 

 

 

馬連
13~1.2.3.10.12(各20%)

 

 

 

 

 

 

 

札幌11R
エルムS(G3)

 

 

本命はハイランドピーク。

 

多少のハイペースではへこたれない。

 

それどころか、速くなればなるほど強さを発揮するのがこの馬。

 

前走は主張したラストダンサーを果敢に潰しにいく競馬をしてくれたが、この馬の長所を活かすにはあの競馬がベスト。

 

今回は前走よりは追走楽になりそうなメンバー構成。

 

自分のリズムを崩さないように乗ってくれれば結果はついてくる。

 

 

 

馬連
8~1.3.6.7.9(各20%)