おはようございます、明瑞新山です。
今日は安田記念。
長く続いた春のGI連続開催もここで一旦区切りですね。
毎週GIがあるとすごく楽しい反面、予想に対して疲れを感じたりおっくうになったりすることがありませんか?
私は皐月賞の後に一時そういった状況に陥りました。
一息入れてリフレッシュ・・・出来れば良いのですが、悲しいかな我ら競馬ファンは週末しか楽しめないこともあり、どうしてもメインレースの結果や注目馬の走りは気になってしまいます。
そんなときは我慢せず競馬場へGO。
そして馬券を買わず、競馬場内をウロついてみるのがオススメです。
競馬って、馬券を買わずにレースだけ見ても楽しいんです。
モータースポーツを見ているような感覚ですかね。
10年後20年後、今目の前でデビューした馬が語り継がれているかもしれないとか妄想しながら見るとなかなかどうして、馬券のことなんてそっちのけでレースに見入ってしまいます。
他にも楽しみ方はあります。
CMでやっているほどグルメは充実していませんが、期間限定の屋台が出ていればラッキーですね。
だいたい大レースに合わせてやっているので何もない土曜日などは大したお店はありませんが、たま~に良いお店に巡り合えたりもします。
阪神競馬場ですと阪急ホテルのステーキカレーは鉄板ですね。
死ぬほど美味い!というわけではありませんが安定した味と出店率を誇ります。
あとはそうですね・・・今挙げた阪神競馬場ですと資料館があり、そこにはレアな書籍がたくさん置いてあります。
凱旋門賞史や昔の競馬の本などですね。
普段本屋では見かけることのないものですし、この資料館の中は非常に静か。
ここに陣取って馬券を買いに行っている人もいるくらい快適な場所で、隠れた穴場です。
京都競馬場はゆったりと過ごせる場所こそ少ないものの、競馬場内の作りが複雑で迷路として楽しめます。
地図を持たずに建物内をひたすらウロウロしてみると、めっちゃ迷って面白いですね。
これは私が方向音痴なだけか(笑)
私は予想に行き詰まったらコーヒーを飲みながらじっくり頭を冷やし、複数レースを買わない時間を作ることが好きです。
阪神競馬場にいる時は必ずシアトルコーヒーに寄ってそういった時間を作りますね。
まぁ私はコーヒーが苦手なのでホットミルクなのですが・・・
他の人が
「そのまま!」
とか
「差せー!!!!!」
とか言ってるのを眺めながらボーッとすると気持ちの入れ替えが出来る気がするのです。
何度も足を運んでいる競馬場でも
「こんな場所あったんだ」
という場所は少なからずあります。
馬券購入がもちろん面白いのですが、それ以外の楽しみ方を模索するほうが面白い・・・なんてこともあるかもしれません。
では。本日の予想です。
東京11R
安田記念(GI)
例年、高速馬場で行われる安田記念。
1000m57秒台が当たり前で、差し馬台頭のレース。
ところが、2年前のロゴタイプがその流れをぶった切った。
1000m59秒の超スローペースに持ち込んでまんまと逃げ切り。
ペースさえ平穏ならば逃げ先行馬でも十分残れる馬場なのだ。
過去10年、逃げた馬と1000mの通過タイム、勝ち馬(通過順)は以下の通り。
08年 コンゴウリキシオー 57.9 勝ち馬:ウオッカ(③④)
09年 コンゴウリキシオー 57.4 勝ち馬:ウオッカ(⑦⑤)
10年 エーシンフォワード 56.3 勝ち馬:ショウワモダン(⑩⑧)
11年 シルポート 57.0 勝ち馬:リアルインパクト(③③)
12年 シルポート 56.3 勝ち馬:ストロングリターン(⑬⑫)
13年 シルポート 57.0 勝ち馬:ロードカナロア(⑧⑧)
14年 ミッキーアイル 59.1 勝ち馬:ジャスタウェイ(⑨⑪)←不良馬場
15年 リアルインパクト 57.3 勝ち馬:モーリス(③③)
16年 ロゴタイプ 59.1 勝ち馬:ロゴタイプ(①①)
17年 ロゴタイプ 57.1 勝ち馬:サトノアラジン(⑭⑮)
あれ?ロゴタイプってめっちゃ強いんじゃね?
と思った人がいるかどうかは知らないが、大戦犯シルポートと思った人がいるのは間違いないだろう。
そう。
ここ10年の安田記念は特定の馬が飛ばして自滅するパターンが多いのだ。
それをロゴタイプが壊し、自身が1→2着してみせた。
正直、シルポートがGIで逃げ残るだけの能力があったと思えないし、コンゴウリキシオーも然り。
他の年に逃げたのはみなマイルGI馬とは言え、14年のミッキーアイルは馬群に沈むのは目に見えていたし、エーシンフォワードは差してマイルCSを勝っているし、リアルインパクトは出涸らし状態。
逃げた馬は潰れるべくして潰れたと言える。
また、不良馬場の14年を除いて、1000mのペースが57.3よりも遅かった時の勝ち馬の通過順に注目。
みな4角5番手以内なのだ。
それより速くても去年ロゴタイプが2着に残っているし、安田記念はイメージよりも先行馬が強いレースのなのではないか。
つまり、好位で競馬が出来て時計勝負に強く、末脚の持続力のある馬をチョイスすれば良い。
あれは・・・・!!!
・・・・モズアスコット!!!!!
いやいや、モズアスコットは連闘だぞ。
冷静に考えろ。
このモズアスコット、昨年の阪神カップ以来高い評価を与え、マイラーズカップ後には「安田記念でも重い印を打つ」としたもののなんと賞金不足で除外対象。
そのため先週の安土城Sに回ったのだが、そこでまさかの出遅れ。
結局またしても2着に甘んじて賞金加算ならず、無念の除外とな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・るはずだったのだが、週中になって登録していた藤沢勢がサトノアレスを残して全馬回避の報。
一転、出走可能となった。
これをどう解釈すれば良いのか。
連闘でGI挑戦というのは、近年ほとんどお目に掛かれないレアケースである。
私は平場でも連闘馬を買うことはしょちゅうあるのだが、現代で連闘を仕掛ける馬の大別はこうだ。
①能力がなく勝負にならないのでとりあえず使うだけ使う。
②ローカル開催で特定の競馬場が得意で、開催中にどうしても使いたいから連闘する。
③前走が仕上げ途上で調教感覚だったので本番はこちらという意味で連闘。
このうち、①のケースが圧倒的に多い。
ラガービッグワンの12連闘が有名だが、近年でもオマツリマンボのように平気で8連闘9連闘してくる馬はいるのだ。
この手の馬は馬券どころかまず1桁着順にすらいない。
②のケースは時々見かけるが馬券になるかどうかは半々。
取捨が難しいが、調子が良い馬はやはり普通に走ってくるケースの方が多い。
そして③。
このケースの好走率は高い。
特に、追い切りを行って時計を出している場合はかなりの確率で好走する。
問題は今回のモズアスコットはこのケースに該当すると考えて良いのかどうか。
少なくとも除外対象であるということは2週前から判明していたことであり、陣営としても安土城S→安田記念のローテーションは想定内だったはず。
安土城Sは目一杯に仕上げずとも勝てるメンバーなので敢えて緩い作りにして、安田記念でパンパンに下げる算段だったのだろう。
まさか負けるとは夢にも思っていなかっただろうが、火曜日には藤沢勢の回避が発表されたのできっちり作り上げるだけの時間はあったはず。
ここは矢作調教師を信じたい。
◎モズアスコット。
正直、重賞未勝利のこの馬から行くには相手を選んでいる余裕はない。
手広く構えて馬連で。
馬連
軸 10
01 20%
15 20%
05 15%
14 15%
04 10%
11 10%
07 10%
今日もいきます降級馬祭り。
レース番号順にいきます。
阪神7R
3歳上500万下
◎クインアマランサス
大外エオリアと能力拮抗も、先行力に富むこの馬を本命に推す。
エオリアの差し遅れも考慮して馬単で強弱をつけて流す。
馬単
4→12 50%
4→01 20%
4→11 10%
4→08 10%
4→07 10%
阪神10R
洲本特別(1000万下)
◎マルカソレイユ
前に行きたい馬揃った一戦。
安定した末脚を繰り出せるこの馬を本命に推す。
きっちり外に出せればまず圏内。
馬連
9~1.2.6.14.15(各20%)
阪神12R
3歳上500万下
◎タテヤマ
4月15日の阪神の500万下ではアユツリオヤジに5馬身千切られたが、当時はアユツリが不良馬場に助けられた面が大きかった。
前走で先行して新味を出した今のこの馬ならば逆転可能。
1000万での実績を買われてメイショウブレナムが人気しているがあちらは時計面での裏付けがないので消し。
馬連ならばほぼ10-12の1点でOK。
ただし、乱ペースになった場合はアユツリオヤジがモロさを見せる可能性もあるので、差し馬も少し押さえておく。
馬連
軸 10
12 80%
04 10%
06 10%
最後に降級の関係ないところ。
阪神5R
3歳未勝利
◎ホワイトフォース
デビュー戦だった前走。
ラスト3F 11.6 – 11.7 – 11.3 の流れに対応、勝ち馬にしぶとく食らいついて見せた。
ここはレベルの低い1戦なので単勝で狙い撃ちたい。
単勝 10 (100%)



