おはようございます、明瑞新山です。
NHKマイルカップですね。
えぇ。
私が競馬を初めて間もないころに新設されたGI。
過去の結果を見ていると懐かしい馬名が並びます。
バンブーピノ、ショウナンナンバー、ワイルドバッハ、ミスターサウスポー…etc
今の時代も個性派はいるのでしょうが、結果表に並ぶ名前だけで際立つキャラクターはなんなんでしょうね。
特にバンブーピノは半マイル45.1というその名に恥じぬ快速ぶりでファビラスラフインを粉砕して一躍人気を集めました。
イチロー「ピノみたいな走塁」
谷佳知「イチローよりピノ」
山本昌「対戦してみたいのはピノ」
プロ野球選手にここまで言われるほど、人気だったんですよ(違う)
そのバンブーピノはNHKマイルC後は中央では活躍できず金沢→高知と流浪の旅。
金沢ではパッとしなかったものの、高知では転入7連勝を含む13戦10勝と覚醒。
ひょっとしたら地方交流重賞で姿を見れるかも…?とトキメいたファンも多かったはず。
ところが、14戦目の競走中止後はみるみる精彩を欠きそのまま引退。
その後どうなったのかは良く分かっていないようですね。
ん?ピノは何かって?
アイスではなく野球選手。
通常、バッターボックスから1塁までの到達タイムは俊足選手で4秒を切るくらい。
その1塁到達タイムで2.2秒という驚異的な記録を持つ選手がいたんです。
その選手から名前をもらい、自身も快速で鳴らす。
まさに「名は体を表す」ですね。
では、本日の予想です。
東京11R
NHKマイルC(GI)
本命はケイアイノーテック。
NZTの回顧記事でも書いたが、本来は長く良い脚を活かす乗り方がベストのこの馬。
ところが、NZTではラスト200mまで鞍上のムチは唸らず。
いわばGOサインなしの状態で上がってきただけに過ぎず、本気で走らずともあのメンバーでは楽々先頭に躍り出る能力があったということ。
ラスト190m付近で鞍上が外から来たカツジを視認してからムチを入れた瞬間一気に加速して差し返しているように、まだまだギアには余裕があった。
登坂中に仕掛けられてあれだけの伸びを見せるのだから、直線入り口で仕掛けていればもっとあっさり勝てたはず。
ここはガムシャラに乗ってくれる騎手に替わるのも好都合。
過去22回の開催で0.0.0.22という死に枠に入ったが、ここに入った馬の人気が
15.15.4.4.6.18.14.4.17.3.8.7.4.16.4.12.14.12.14.7.18.16
実に半分以上が2桁人気な上に1.2番人気はなし。
3番人気に推されたのはNZTを勝ちここに臨んだものの、ここ以降43戦0勝だったマイネルハーティー。
4番人気推された馬の内訳は
マイネルラヴ(7着)→後にスプリンターズS制覇
マチカネキンノホシ(4着)→後に中長距離のG2を2勝
ユートピア(4着)→後にダートGI2勝
ゴスホークケン→前年の朝日杯勝ち馬
エイシンアポロン(9着)→後にマイルCS制覇
と、一見まともに見えるが、マイネルラヴにマイルは長すぎたし、マチカネキンノホシにはマイルは短すぎた。
ユートピアはダート馬でゴスホークケンは朝日杯以降12戦0勝。
エイシンアポロンは弥生賞→皐月賞→NHKマイルCの地獄ローテ。
みな仕方のない敗戦であり、枠番が問題ではないのだ。
◎ケイアイノーテック
対抗にタワーオブロンドン。
前走は仕上がり不足を懸念して消しとしたが、パドックで裏切られた。
きっちり出来上がっての臨戦であり、とんでもない威圧感を醸し出していた。
ここへの調整過程も過不足なく行えており、ここでGI馬になってもなんら不思議はない。
ただし、本質的にはマイラーというよりもスプリンターに近いかもしれない。
馬券圏外に飛ぶとすればそこだろう。
3番手以下は横並び。
何がきても不思議はなく、馬連で手広く流すことにする。
馬連
11~1.5.6.7.8.9.10.16.17.18(各10%)
新潟11R
新潟大賞典(G3)
◎トリオンフ
小倉大賞典で見せた鮮やかな勝ちっぷりを再評価。
前走は出負けが敗因であり、スワーヴリチャードを追いかけてよく頑張った。
ここから差し馬台頭とみて馬連を流す。
馬連
10~1.2.3.8.9(各20%)



