こんばんは、明瑞新山です。
ただいまドバイミーティングの真っ最中。
レースを見ながら記事を書き上げています。
毎年感心させられるのは合田さんの同時通訳。
インタビューを受けている騎手の映像に合わせて日本語に通訳してくれるのですが、本当にすごい。
外国語を全く喋れない私には神業に等しいもので、憧憬の念を抱いてしまいます。
さすが世界を股にかける競馬評論家。
海外の馬券発売が始まったことで露出が多くなって久しいですが、もし彼がいなくなってしまったら、一体だれが後継者になるんでしょうか。
そんな心配をしてしまうくらいの存在です。
おお、たった今マインドユアビスケッツの豪脚が炸裂しました。
ダ1200mを最後方から差し切り。
日本で言えばブロードアピールのような競馬で、その強さを改めて見せつけました。
日本のマテラスカイは先行して5着。
極限のスピード勝負に真っ向から挑んだことを考えれば大健闘と言える結果。
帰国後の活躍も期待したいですね。
この後はドバイターフ→ドバイシーマクラシック→ドバイワールドカップの順にレースが行われます。
日本馬ではリアルスティールのチャンスが大きいのではないでしょうか。
どんなレースを見せてくれるのか楽しみです。
では、日曜日の予想です。
阪神11R
大阪杯(GI)
騎手の配置が絶妙すぎて、非常に読みにくいレースとなった。
最大の悩みは
サ ト ノ ダ イ ヤ モ ン ド 戸 崎 圭 太
先週書いたように、今の阪神は非常に速い時計が計時される馬場状態。
土曜日のレースを見ても直線に入ってから仕掛けているようでは勝ち負けに加わるのは至難の業。
その馬場で中団に控えて直線までジッと溜めて外を回してGoサイン!と言われても困る。
もともとエンジンが掛かるまで時間を要するタイプでもあり、包まれて後手を踏むとその時点で万事休すとなる。
金鯱賞を見る限りここへ向けての上積みは大きそうだったので、一時は本命も考えたがやむなく見送ることとした。
逃げるヤマカツライデンはスローでは味がないタイプのためミドルで推移すると見て予想を組み立てる。
で、そのヤマカツライデンは弱い逃げ馬に該当するためおそらく自滅する。
その後ろの2番手集団がごった返しそうな予感。
なんせヤマカツエース、スマートレイアー、ゴールドアクター、アルアイン、トリオンフ、サトノノブレス、ウインブライト、ダンビュライトがスタンバイしている状況。
これの隊列を予想するのは不可能に近い。
ただし、かなり濃厚なことが1つ。
この集団で最初に動き出すのはトリオンフということだ。
4角先頭の競馬で連勝してきただけに、このスタイルは容易には崩さないだろう。
そして1頭が動けばそれに呼応して動き出す馬が多数いるはず。
前半ミドルからの後半はかなりタイトな競馬になるはずだ。
そうなれば先行集団は苦しくなる。
そこで狙うは中団から押し上げつつ最後まで脚を使えるシュヴァルグラン。
枠的にサトノダイヤモンドのすぐ外に構えることが出来るし、三浦にそこまで求めるのは酷かもしれないが、ダイヤモンドを内に押し込めて仕掛けを遅らせつつ自身は進出開始!的なことをしてくれれば激アツである。
また、GIでも自分から動いていける度胸が三浦にはある。
ちゃんと動いて行けば4角で前を射程圏に入れているはずなので、あとは馬の力を信じるのみ。
以前から提唱しているようにこの馬は休み明け2戦目までが賞味期限。
阪神大賞典をスキップしたことがここで吉と出るのではないだろうか。
対抗にアルアイン。
先行馬には苦しい展開になるとしたが、この馬は皐月賞と毎日杯を見てわかるようにハイペースへの適性がかなり高い。
他馬が苦しくなってもこの馬だけは残ることができる。
調教ではペルシアンナイトを軽々といなしたように抜群の動きを見せていた。
成長という点では本命馬を遥かに凌ぐ4歳馬。
頭まであってもおかしくない。
3番手にサトノダイヤモンド。
これは能力的に仕方ない。
まともに走れば圧勝まであってもおかしくないので、騎手次第といったところか。
以下
無欲の差しに徹すればペルシアンナイト
アルアインと適性が似ているダンビュライト
右回りの克服がカギのスワーヴリチャード
までを押さえて馬連で。
馬連
4~2.5.8.14.15(各20%)



