こんばんは、明瑞新山です。
先週開幕した春のGIシリーズ、みなさま初戦はどんな結果になりましたでしょうか?
我がスタイリッシュ競馬は私を除く2名が的中という好発進でした。
まずは先週を入れて4週間で5つのGIが行われる前半戦。
そして1週を挟んで6週間連続の後半戦の開催となります。
前半戦には障害のGI中山グランドジャンプがスタンバイ。
現王者オジュウチョウサンと前王者アップトゥデイトの再戦ですね。
昨年末の手に汗握る歴史的名勝負は記憶に新しいところ。
アップトゥデイトの主戦・林騎手が引退を表明したこともあり、さらに白熱した良いレースになるのではないでしょうか。
例年あまりスポットライトの当たるレースではありませんが、今年は大きな注目を浴びそうです。
春って気候も良くなるし、競馬も心躍らせるレースが連続するし、本当に最高の季節ですね。
そうそう、今年は観測史上類を見ないほど暖かな春の訪れだそうです。
この分だと阪神園芸さんの頑張りを無視して桜花賞の前に桜が散ってしまうのではないかとの心配の声もチラホラ。
たしかに、私の家の近所の桜も既に満開。
むしろ散りつつある木も見受けられるほどで、本当に桜のないさみしい桜花賞になってしまうかもしれませんね。
今週は大阪杯ですが、その話は明日するとして、せっかくですから桜花賞の雑感でも書きましょうか。
どうせ土曜日は1レース推奨ですし、読み物的にどうぞ。
◆桜花賞
断然人気が予想されるラッキーライラック。
おそらく単勝は2倍前後でしょう。
無敗の2歳女王であり、前走も後続を全く寄せ付けない大楽勝。
まさに死角のない完全無欠、パーフェクトな本命馬…と目されています。
が、私はこの馬にケチを付けるつもりです。
理由は桜花賞の予想に書くのでここでは割愛しますね。(あくまで現時点でそのつもりというだけなので、当日◎ラッキーライラックになっている可能性もあります 笑 )
なのでちょっとしたジンクス的データを出して見ましょうか。
過去77回開催された桜花賞。
無敗で制したのは以下の馬たち。
昭和16年のブランドソール
昭和31年のミスオンワード
昭和56年のブロケード
平成2年のアグネスフローラ
平成3年のシスタートウショウ
平成16年のダンスインザムード
そう、たったの6頭だけなんです。
平成2年、3年で連続して生まれているので結構頻発しているように見えますが、それ以外は15年振りや25年振りといった具合。
比較対象として無敗の皐月賞馬の数を調べましたが、あちらは4倍以上の25頭もいます。
いかに牝馬を無敗のまま勝たせ続けるのが難しいかを物語っていると言えるでしょう。
輸送技術や医療技術、調教技術の進歩とともに、牡馬と互角以上に渡り合える牝馬の数が急増している昨今ですが、それでもなお若い牝馬のむずかしさは解消できないんでしょうね。
なんせ相手は生物ですし。
女心と秋の空とは良く言ったものです。
ちなみに、ダンスインザムード以降に無敗の桜花賞馬に挑んだのは以下の馬たちです。
2005年シーザリオ(2着)、エイシンテンダー(6着)
2007年ニシノチャーミー(18着)
2009年レッドディザイア(2着)
2013年トーセンソレイユ(7着)、クラウンロゼ(16着)
2014年レッドリヴェール(2着)
2015年クイーンズリング(4着)、キャットコイン(7着)、ルージュバック(9着)
2016年シンハライト(2着)
2017年ソウルスターリング(3着)
シーザリオ(1着ラインクラフト)、レッドディザイア(1着ブエナビスタ)、レッドリヴェール(1着ハープスター)は相手が悪かっただけかもしれません。
が、今年のメンバーの中にそれらに匹敵する逸材がいるかもしれませんし、そこは結果論的な話になっちゃいますよね。
実際シーザリオは一番人気でしたし。
しかも、それぞれの勝ち馬は土がついた馬たちでしたし、やはりこれだけ達成されていないというのはオカルトの領域を超えたものがあるのではないかと私は思っています。
野球でいう「2年目のジンクス」のような何かではないのかと。
あのジンクスは、一年目の大活躍により二年目からはメディア露出やイベント参加が増え、成績に影響が出るのではないか等言われています。
近年はそれこそスポーツ医学の発展や選手の自主管理、食事管理等をチームが徹底させることなどでそれほど当てはまる選手もいないようですが、昔から不思議と陥る選手がいる多いからこそ言われてきたもの。
近いものがあるんじゃないかと思うんですよねぇ。
例えば、負けなければ分からない何かがあるとか。
良く分かりませんけどね。
そうそう、実はここ登録の25頭のメンバーでラッキーライラックと戦った事があるのはたったの7頭なんです。
大半のメンバーが一度も対戦した事がないんですね。
世間のイメージほど、全ての馬との勝負付けが済んだとは言えない状況です。
誰かがアップセットを起こす可能性は十分にあるのではないでしょうか。
では、土曜日の予想です。
中山11R
ダービー卿CT(G3)
本命は前走に引き続いてマルターズアポジー。
さすがに今回は人気になってしまっているが、トップハンデのおかげで想定よりは美味しい人気。
ハナを主張してどこかの区間で極端に速いラップを刻むのではなく、前走のように均一のやや早めのラップを淡々と刻むのがこの馬の強さを最大限に引き出せる乗り方。
テン乗りでそれをやってのけたのはさすがベテランの手腕。
今回も大いに期待したい。
対抗にアデイインザライフ。
前走はさすがに休み明けの分で伸びきれなかったが、内容は上々。
今回は最終追い切りでもハツラツとした動きをみせており、上積みは大きいとみた。
3番手にグレーターロンドン。
出して行った東京新聞杯は参考外でOK。
昨年の天皇賞以降力を発揮できていないが、昨年の今頃に見せた輝きは重賞級のそれ。
そろそろ復活があってもおかしくない。
以下
中山でこそのキャンベルジュニア
ペースが速くなれば一発あるストーミーシー
上がり馬ヒーズインラブ
までを押さえて馬連で。
馬連
13~2,3,4,9,15(各20%)



