こんばんは、明瑞新山です。
今週からはできる限り週頭~週中に前の週の回顧とその週の展望記事をアップし、言い訳を翌週の記事に持ち越さないようにしようと思います。
まずはスプリングSから。
このレースは、コスモイグナーツが大逃げに、2番手以降が大きく離れた特殊な展開になりました。
レースの1000m通過は59.6ですが、2番手に付けたエポカドーロの通過は推定1.01.3。
一見ミドル~ハイに映るこのレースですが、実は2番手以降は超スローペースだったんですね。
実はこうなると2番手に付けた馬はかなり苦しくなるんです。
他先行馬に先駆けて鈴をつけにいく立場になってしまうというのがその一因です。
誰もその役をやりたがらなけばみすみす逃げ切りを許してしまいますし、鈴を付けに行くということは脚を使うということでもあるので、それこそ後続に差し切られる可能性が高くなります。
遥か前方の逃げ馬を交わすだけでなく、後続の末脚を封じるだけの脚を残しておく…この2つを同時にやらなければならないので、乗っている人間の技量と、馬の能力が問われるんです。
ところが、今回は早く追いかけろとプレッシャーを掛けるべき3番手4番手の馬が弱すぎて追走手一杯であったことで余裕をもって仕掛けることができ、レースがエポカドーロに掌握された状態でフィニッシュすることとなりました。
逃げた馬が弱かったというのも幸運でしたね。
ただし、推定ラップが間違っていなければ、エポカドーロ自身はラスト4Fを11.7平均で駆け抜けている計算であり、この馬自身も一定以上の能力があったのでしょう。
恵まれた面が大きかったとはいえ、まずまずの内容だった言えそうです。
勝ったステルヴィオは、そこまで恵まれた2着馬をきっちり差し切るのですからさすが。
ここでは力が違った印象ですね。
本番では2着馬は買えませんが、ステルヴィオは買わないわけにはいかなくなりました。
他は弱すぎるため特になし。
続いて阪神大賞典です。
こちらクリンチャー武豊騎手がいろいろと言われていますが、当然の敗戦でしょう。
馬場が重い方が良い馬なのは過去の戦績から明白でしたし、この小頭数で超消耗戦になるはずもありませんでした。
1週目3コーナーで掛かり気味になった時にハナをうかがう勢いで進出したのは武豊騎手のファインプレイでしたが、それを内からガードして行かせなかった藤岡佑介騎手の超ファインプレイが打ち消した。
正直、クリンチャーもアルバートもパドックを一目見ただけでGIを勝てる馬ではないと判断できる馬でしたし、ここまでGI戦線で好勝負を演じてきたレインボーラインの勝利はある意味必然でした。
アルバートは弱い馬相手にしか勝てないG2大将、クリンチャーは特定条件下でしか走れない馬。
このキャラ付けで今後はいきたいと思います。
サトノクロニクルはまぁ良く頑張りましたね。
ただ、GIだと足りないかな。
レインボーラインはGIを勝ってもおかしくない馬ですが、やっぱり何かしら恵まれないと勝ちきれないでしょうね。
運を味方につけられるか、そこが焦点です。
中京についてはあんなに強引に内を突いた騎手が悪いですね。
その点以外はパーフェクトだったのですが、アレがなければたぶん勝っていただけに残念ですね。
怪人オクトパスとの対戦は残念ながら敗戦。
よもやの連敗に悔しさもありますが、相手は先週6鞍推奨で1.6倍のワイドしか的中させてないので実質私の勝ちですね(強がり)
正直、この対戦で得るものは何もなかったですし、もう少し正々堂々とやってもらえると思っていただけに残念な気持ちの方が強いですね。
馬連・馬単主体の私と、ワイド主体のオクトパスとでは的中率に差があるのは当たり前の話で、試行回数が少なければ私が連敗すれば彼の勝ちはほぼ決まったようなものなんです。
まぁ当てられなかった私が悪いのですが、1.6倍のワイドで置きに行かれての負けはなんともしっくりこない敗戦ですねぇ。
今後は回収率100%をどちらかが超えないと勝敗は付かないことにしませんか、オクトパスさん。
何を言っても負け犬の遠吠え。
とりあえず罰ゲームに指定されたのは「心霊スポットに行くこと」。
実行してきますね。



