こんばんは、明瑞新山です。
先週は6レース推奨で0.4.1.1で的中ゼロという結果。
よく競馬場で耳にする「見えてるけど当たらない」とかいう謎の現象ですね。
いやそれは見えてないから外れてるんですよと突っ込みたくなるアレです。
中山記念は◎マルターズアポジーが絶妙なペースで逃げたのでしめしめと思ったんですが、マイネルハニーの出遅れが最後の最後で響きましたね。
と、いうのも希望的観測に過ぎませんが、マイネルハニーがスタート五分ならばおそらく2番手追走だったでしょう。
で、そのまま3~4コーナーに突入して内から2頭目を通っていたはず。
そうなれば、アエロリットが内から3頭目もしくは最内を突いてマイネルハニーを外に押し出しながらのコーナリング。
さらに後ろから来たウインブライトはあれほどタイトにコーナーを回ってくることはできなかったはずです。
ちょうど先の冬季五輪で注目を集めたカーリングのガードストーンのように、最短距離を通らせないブロックの役割を果たしてくれたはずです。
着差を考えても、逃げ切りまであったと思います。
ただし、マイネルハニーの出遅れと引き換えにデムーロのクソ騎乗がマルターズアポジーに味方してくれたのも事実。
これでまたペルシアンナイトは評価が下がるでしょうが、どこをどう切り取ってもデムーロ騎手が上手く乗ったシーンがない正真正銘のクソ騎乗。
今回それほど評価していなかったこともあり、大阪杯で美味しい人気で買いこめると思えばありがたいですね。
ウインブライトは松岡騎手のファインプレー。
アエロリットは改めて力を示した1戦という評価です。
西の阪急杯もペースのカギを握ると目した馬が出負けして控えるという事態になりました。
おかげで差し決着を見込んだ展開が真逆になって先行逃げ切りの結果に。
ダイアナヘイローは福島師の引退レースで大団円の結果。
昨年末からの流れがまだ続いていたんですかね。
高松宮記念でも押さえる手はあって良い馬だと思います。
2着に本命馬モズアスコット。
今回のレースを見て高松宮記念でもと思ったのですが、どうやらスプリント路線はお気に召さない様子で、マイル路線を進むようです。
この馬が出てくれば高松宮記念もレッドファルクスとの2頭で堅いと思ったんですがねぇ。
そのレッドファルクスは予想文に危惧した通りの敗戦。
本番にはモズアスコットもいませんし、手が戻ればほぼ勝つでしょう。
一番心配なのはデムーロ騎手の調子。
好不調の波が大きいだけに、これは非常に大事な要素。
一昨年の春のクラシック。
皐月賞を皮切りに絶不調に陥り、リオンディーズ・ドゥラメンテというサラブレッドの悲劇を生み出した張本人。
あの時は約3ヶ月に渡る長い長い不調のビッグウェーブに乗ってしまいましたが、今回はどうでしょう。
先週は未勝利でしたし、今週の騎乗に注目が集まります。
すみれSはキタノコマンドールの強さをまざまざと見せつけられたレース。
阪急杯は逃げ切りがほとんどない→逃げ切り
すみれsは逃げ切りが多発→差し切り
明瑞新山(2018.2.25)『中山記念、阪急杯、すみれS』スタイリッシュ競馬
これもうわかんねぇな。
キタノコマンドールに関してはまだまだ粗削りで未完成な部分が大きく、今回の勝利がフロックではないにしても今後安定して力を発揮できるようになるにはまだ時間が掛かりそうな印象。
勝ち時計が話題になっていますが、これは逃げたケイティクレバーがそのペースを作り出し、尚且つゴール前までしっかり伸びてくれたから計時されたものであり、本当に評価すべきはケイティクレバーの方だと思います。
キタノコマンドール→ダイヤの原石
ケイティクレバー→競走馬としてほとんど出来上がっている
ので、キタノコマンドールには無理にクラシックを目指さず、秋以降に飛躍の時を迎えてもらいたいというのが本音。
反対にケイティクレバーは皐月賞・ダービーで全く人気がないならば少し買ってみたい馬。
そんな感じですね。
キタノコマンドールは無理にクラシックの激戦を走らせるとそこで燃え尽きてしまう可能性もあるんですが、馬主が馬主だけに使う可能性は大きいと思います。
皐月賞に出走したファンディーナはその後どうなりましたかね。
では、本日の予想です。
中山11R
オーシャンS(G3)
本命はナックビーナス。
抜群のスタートセンスと戦術的柔軟度を誇るこの馬を本命にする。
行きたい馬がいるならお先にどうぞ、誰もいかないんだったら初速の速さでハナに行きますねぇ!
何がなんでもハナという馬がいない今回のようなレースではその立ち回りの上手さが最大の武器となる。
使える脚が短いが、3.4.1.0という驚異的なコース適性で補ってくれるだろう。
相手にはこちらも中山巧者のアルティマブラッド。
昨年暮れのラピスラズリSではナックビーナスを撃破しており、OPクラスの能力を秘めるのは間違いない。
そのラピスラズリSでは一度ナックビーナスに前に出られているように、一瞬の切れ味では一歩譲る。
前半33秒台のハイペースならばこちらが前でゴールしてもおかしくない。
3番手にレーヌミノル。
昨年の桜花賞馬でマイルCS4着、重賞も2勝とここでは飛び抜けた実績の持ち主。
中山適性だけが心配だが、ここを勝ってレッツゴードンキの後継に名乗りを挙げるか。
以下
昨秋に復活したネロ
2番手での競馬が板に付いてきたラインスピリット
老兵スノードラゴン
までを押さえて馬連で。
馬連
13~3.9.11.12.15(各20%)
阪神11R
チューリップ賞(G2)
今年からついにG2に昇格した由緒あるトライアルレース。
例に漏れず楽しみなメンバー構成になった。
本命は阪神JFと同じくリリーノーブル。
秀でた競馬センスに、鞍上の指示にスッと反応できる感度、狭いところにも怯まない根性を持ち合わせた馬。
阪神JFでは使い詰めた影響からか、道中やや掛かり気味になったことと、3.4コーナーでやや膨れ気味に回ってきたロスが大きな痛手となった。
反対に勝ち馬は道中ポジションを取りに行くか騎手が躊躇している間に外から被せられたことが奏功。
結果的にそこでリリーノーブルの真後ろで脚を溜めることが出来たことが最後の爆発力に繋がったというラッキーな側面があった。
今回は小頭数で大きく荒れる展開にもなりそうもなく、レース運びの上手さで逆転の余地は大きいと読んだ。
対抗にラッキーライラックで、ここを大本線とする。
が、このラッキーライラック、使われる毎に調子を上げる馬であり、今回はたたき台。
調教からも目一杯に仕上げている感じでもないので、思わぬポカをやらかす可能性も少なからずある。
保険的になってしまうが、少額で他も押さえて馬単で流したい。
馬単
9→5 50%
9→3.4.7.8.20(各10%)