【ほんとのほんとの競馬納め!!東京大賞典】12月29日明瑞新山予想

 

こんにちは、明瑞新山です。

 

 

 

本当は昨日のホープフルSで記事をアップするのは最後にしようと思っていたのですが、あまりにも後味が悪かったのでもう1レース予想します!!

 

 

 

当たっても外れてもすっきりするレースになってほしいなぁ。

 

 

 

大井10R
東京大賞典(GI)

 

中央競馬の総決算が有馬記念ならば、地方競馬の総決算はこの東京大賞典。

 

地方競馬初の国際GIでもあり、歴史も深い素晴らしいレースだ。

 

今年は長らくダート界を牽引してきたコパノリッキーの引退レースということもあり、大いに盛り上がるだろう。

 

 

 

さて、そのコパノリッキー。

 

まだスタイリッシュ競馬がFC2ブログだった2014年のフェブラリーSを最低人気で勝利。

その際に調教からの特注馬としてピックアップし、大きな反響をいただいたのは記憶に新しい。

 

 

あれから足掛け4年に渡りダート界を賑わせた功労馬ということで、頭が下がる思いだ。

 

 

そんな思い入れのある1頭、適性を見抜いたのも私はかなり早かったと自負している。

 

 

道中息を入れられないペースになると弱く、2Fは緩んだペースがないと力を発揮できない馬。

 

前走は2番手につけたテイエムジンソクが動かなかったおかげで、そのペースを作ることができ、最後の粘りに繋がった。

 

今回もそんなペースを産み出せれば、イスラボニータ→キタサンブラックと続く有終の美リレーを見事に飾ることができるだろう。

 

 

 

他有力馬の適性だが、2番手に付ける同級生のインカンテーションも同じくスロー志向の馬。

 

前走はラップだけ見れば芝のレースと錯覚してしまうようなペースで、馬の力と言うよりも瞬発力の違いで勝ったレース。

 

 

同じようなタイプにゴールドドリームが挙げられるが、このタイプは得てして着順も同居することが多い。

 

 

チャンピオンズカップのゴールドドリームとコパノリッキーもそうだし、インカンテーションとコパノリッキーがGIで1-2フィニッシュを2度決めていることからも分かるだろう。

 

 

 

しかし、もう1頭の7歳馬サウンドトゥルーはこの2頭とは180度反対

 

スローよりもミドル、ミドルよりもハイペースを好物とする根っからの追い込み馬。

 

 

一般的にハイペースになったら追い込み馬が台頭すると勘違いされやすいが、追い込み馬にも色々種類がある。

 

 

例えば、ノンコノユメなんかはペース不問で同じ脚を使うタイプだし、上述のゴールドドリームはスローでこその馬。

 

 

このサウンドトゥルーのような追い込み馬に私は「漁夫の利型」と名付けており、その名の通り先行馬が崩れた時に漁夫の利をさらってしまうタイプ。

 

 

このタイプの馬はスロー志向の馬とは同居することは少なく、この馬とコパノリッキーは11度対戦しているが1-2フィニッシュはわずか1回である。

 

 

地方交流競走は中央馬と地方馬のレベル差が大きすぎるため、馬券圏内に同居は時々あるが、それでも4度しかないように基本的には2連系や2軸で組み合わせて買う馬ではない

 

 

 

同じことがアポロケンタッキーにも言える。

 

こちらはスローからっきし、ミドルでも不足、ハイなら喜んで!というタイプ。

 

自分はバテていないが周りがバテたので相対的に浮上したというパターンの馬で、自身に速力がないので上がり勝負には向かない。

 

その点でサウンドトゥルーとは異なるタイプと言える。

 

 

 

ケイティブレイブはミドルでもスローでも対応できるタイプで、基本能力が高いので崩れにくい。

 

ただし、何かに特化しているタイプではないので、無難に乗れば乗るほど善戦マンになってしまう。

 

出遅れた帝王賞はまさに怪我の功名、棚からボタモチ。

 

思い切ったら強い競馬が出来るという証明でもある。

 

 

前走は前が速くなると予想して無難さが逆に尖った武器になると踏んだがスローに泣いた。

 

 

逃げでも良い、追い込みでも良い。

 

思い切った乗り方をすれば楽勝できる器だと思うがこの鞍上で果たして…

 

 

 

残る中央馬ミツバとロンドンタウンだが、こちらは能力が劣る上に人気もそれほどしないため色んな考察が全て無意味。

 

3連系ならば黙って押さえておこう。

 

 

 

そうそう、地方の雄ヒガシウィルウィンにも触れておこう。

 

そもそも3歳という時点で消し対象なのだが、長く良い脚を使うタイプで、こちらもコパノリッキーと同居しにくいタイプ。

 

コパノリッキーやインカンテーションを本命にするならば消しもあり、サウンドトゥルーやアポロケンタッキーを本命ならば押さえたい馬。

 

サウンドトゥルーよりもアポロケンタッキーの方がタイプ的には近いが、前走の負け方を見ている限り、ここでは通用しない。

 

 

 

 

 

適性に関しては以上の通り。

 

 

 

 

 

読んで察した読者も多いも思うが、キーになるのは福永騎手。

 

 

 

彼が思い切って逃げの手に出たり追い込んだりするならば勝ち切ってしまうと思うが、もし無難な騎乗に終止するならば善戦で終わってしまう。

 

 

 

 

 

「昨日の阪神最終で今年の詰まり納めも終わったことだし今日は思い切って逃げるか~!」

 

 

 

 

 

なんてフランクな思考が彼にあるならばこれほど分かりやすいことはないが、十中八九無難な競馬を選択する。

 

 

 

 

 

衰えを隠せないコパノリッキー、GIでは微妙に足りないインカンテーション、展開の助けが必要なアポロケンタッキー・サウンドトゥルーと、他有力馬が注文が多い中、最も原点材料が少ないのだが…

 

 

 

 

 

過去の経験が警鐘を鳴らしている。

 

 

 

 

 

ここは彼が思い切れないと見て私が思い切る。

 

 

 

◎コパノリッキー
◯インカンテーション

 

 

 

馬連
10-13 100%

 

 

これがくればスタイリッシュ競馬の年間収支もプラス。

伸るか反るか。