調教診断-オークス-

おはようございます。
ここ最近、原因不明の体調不良に悩まされている明瑞新山です。

と、いうのも、ず~~~~~~~~っと咳が出て、止まらないんですよね。
やや体の疲れは感じるものの、熱もなく、頭痛や関節痛など、風邪の諸症状もなし。
医者にも、咳止めを出されて終了→服用しても効果なし。

昼間でも腹筋崩壊するほど咳込みますが、夜は副交感神経が云々でさらに激しくなる始末。
正直、まともに睡眠を取れた記憶がないぐらい、激しく咳が出るんです。

仕事や他の作業をしていても咳とタンのせいでそれどころじゃなくなる、そんな生活が約2週間。
まともにPCを触れる状態ではなく、管理人としての役目をしっかりと果たせなかったことをお詫びいたします。

昨日の日中は咳がおさまり、快方に向かっているようだ!と喜んだのは束の間、夜には再び咳痰地獄。


つれー。昨日実質1時間しか寝てないからつれーわー。実質1時間しかねてないからなー。


もうイヤ。






さて、気を取り直してオークス。

ハープスター1強状態のレースだが、ハープが強すぎるのではなく、周りが弱すぎるのが現状。
昨夏の、強い牝馬勢というのはもはや適用できない状態。
来週のレッドリヴェールはともかく、ハープスターはダービーでは好走できても勝つことはできないだろう。
他、レッドリヴェールを除いた牝馬の有力馬がダービーに出走して好走できるだろうか?
そう考えれば、例年通りの牝馬戦線。史上最強牝馬世代などともてはやされた昨年の勢いはもはやないと考えた方が良い。

逆に考えれば、ハープスターを除けばドングリの背比べ状態ということ。
この調教診断を参考に、人気薄で浮上する穴馬をぜひ見つけていただきたい。


---以下テンプレ---


・今回の調教の評価をA~Dで表示。
・調教以外にも能力・騎手・コース・ローテーション・血統・距離・実績・展開・枠をA~Dで評価する。
・上項を総合し、A~Dで評価する。


※血統は、その血統が当該コースを得意かどうかで判断します。
※コースは、当該馬がそのコースを得意かどうかで判断します。
※枠、展開はそのコースの特性や各馬の動き、個性から相対的に判断します。


これらの項目を配置し、総合的に評価することで、当該レースにおける実力馬をあぶりだし、より効率的に馬券の参考にしていただけるように考えてみました。



印の選考方法は以下の通りです。



最優先が総合評価。次点が調教診断。
それ以下は各項目のA評価の多かった馬を高評価とします。
それらの馬以外に(穴)という評価を加えています。

(穴)と言うからには上位人気の馬にはつけません。
想定5番人気以下の馬で調教内容の良かった馬にのみ付けます。

該当する馬が総合評価が高く、上位評価に上る場合は付けません。

この(穴)を上手く活用することで、昨秋の秋華賞のリラコサージュのような馬を拾えるのではないかと考えました。
(穴)マークのついた馬は、馬券の組みたての上で活躍します。
たとえば、上位評価からの流し馬券のヒモに入れたり、複数いる場合は、それらのワイドボックスを購入してみるのも手。いろいろな活用方法があると思うので、徐々にご紹介出来ればと思います。


---以上テンプレ---


(穴)マーク馬が馬券に絡む確率が高いので、要チェックです。


では、診断を開始します。



ベッラレジーナ
栗坂 55.0-39.7-25.8-12.4 一杯
単走。ラスト1ハロンを一杯に追い切られ、迫力のある豪快な動きを見せた。
母のリベンジと各方面で取り上げられることの多い馬だが、注目に値する追い切り。
無欲の追いこみに徹すれば、一発期待できる。B評価

能・騎・コ・ロ・血・距・実・展・枠
B・B・B・B・B・B・B・B・B
総合評価B(穴)


ディルガ
栗坂 53.3-38.3-25.0-12.6 強め
併せ馬で登坂。体全体を大きく使い、非常にダイナミックな走りで駆け上がってくる。
真っ直ぐ、前に推進力を働かせる素晴らしい走り。他馬に寄られても動じることのない精神力は素晴らしい。
惨敗したとはいえ、メンバー中唯一の2400m経験馬。ナメちゃいけない。B評価

能・騎・コ・ロ・血・距・実・展・枠
B・A・B・B・B・A・B・B・A
総合評価B(穴)


マイネオーラム
美坂 55.6-40.4-26.2-12.8 馬なり
単走。調整程度の軽い追い切り。レースでは切れないキャラクターなので、もっと重たい走りをするのかと思ったが、意外と軽い走り。上がりの掛かる展開になれば浮上のシーンも。B評価

能・騎・コ・ロ・血・距・実・展・枠
B・B・B・B・B・B・B・B・B
総合評価B


ペイシャフェリス
美南W 66.2-52.0-39.3-12.9 馬なり
併せ馬の外を大きく周回。馬なりだが、引っ張りきりの手応えでラストは僚馬に1馬身先着。
大きく脚を動かしてまずまずの動き。B評価

能・騎・コ・ロ・血・距・実・展・枠
B・B・B・B・B・B・B・B・B
総合評価B


バウンスシャッセ
美南W 81.5-67.5-53.6-40.0-13.2 馬なり
3頭併せで、道中は僚馬の後で折り合いに専念。コーナーの出口で2頭の外にコースを取り、一気に差し切る。
上々の反応と大きな走り、なによりも真面目な姿勢が目に付いた。A評価

能・騎・コ・ロ・血・距・実・展・枠
B・B・B・B・B・B・A・A・B
総合評価B


パシフィックギャル
美坂 54.3-39.8-25.7-12.9 一杯
3頭併せ。時計の出にくかった今週の美浦の坂路ではまずまずの時計。
ラストは脚が上がり、馬なりの僚馬に煽られてしまったが、体勢は整っていると見ていい。B評価

能・騎・コ・ロ・血・距・実・展・枠
B・B・B・B・B・B・B・B・B
総合評価B


シャイニーガール
栗坂 53.3-39.5-25.9-13.1 強め
併せ馬で登坂。坂の中盤までは折り合いに専念し、ラストのみ強め。
気合いを付けられてからの反応が一息だが、全体的に芯の入った安定した走りを披露。
長く良い脚をつかうタイプのようで、早め抜け出しを狙いたいところ。B評価

能・騎・コ・ロ・血・距・実・展・枠
B・B・B・B・B・B・B・B・B
総合評価B


サングレアル
栗CW 86.2-69.7-54.1-39.5-11.8 強め
単走。いつものマツパク流調教を消化。体全体を使った走りで、活気を感じるが、重心が後ろに乗っているように感じ、どうも評価しづらい。
反応も良く、全体的に良い動きのはずだが、何かが違う気がする。明確に説明できなくてすみません。B評価

能・騎・コ・ロ・血・距・実・展・枠
B・A・A・A・B・B・A・B・B
総合評価B


ヌーヴォレコルト
美南W 70.0-55.0-40.3-13.1 強め
併せ馬の内。直線で鞍上が仕掛けると、一気に突き抜ける良い動き。
ラスト1ハロンまでしっかりと伸びきっており、好内容と言えるが、時計が全く伴っていない。B評価

能・騎・コ・ロ・血・距・実・展・枠
B・A・A・A・B・B・B・B・B
総合評価B


ハープスター
栗CW 83.3-67.2-52.1-38.2-12.1 強め
併せ馬の内。直線までは馬なり。ラストはステッキを使用して追い切られたが、一杯という感じではなく、やや強めといった印象。
この馬は調教ではいつもそうだが、レースで見せるほどの反応や動きを見せない。その中でも、動いた方だったとは思う。B評価

能・騎・コ・ロ・血・距・実・展・枠
A・A・B・A・B・B・A・B・B
総合評価B


マーブルカテドラル
美南W 66.7-51.3-37.5-12.2 馬なり
併せ馬なのか、単走なのか判別が付かなかったが、前にいた数頭が一杯に追われる中、この馬だけが馬なりで突き抜け、置き去りにした。春は結果を残せていないが、体調は上昇カーブを描いているように感じる。B評価

能・騎・コ・ロ・血・距・実・展・枠
B・A・A・A・B・B・A・B・B
総合評価B


マイネグレヴィル
美南W 65.9-51.6-38.0-13.7 強め
単走。ほぼ馬なりのまま回ってきただけのはずだが、ものすごい時計。重心の低い、素晴らしい走りだった。
この馬の調教時計は、新聞によってかなり違いがあるので、どれが正しいのか、情報の取捨がポイントとなるが、私が分析している映像は、一応公式のものなので、こちらが正しいと信じている。これは一発期待できる。A評価

能・騎・コ・ロ・血・距・実・展・枠
B・B・B・B・B・B・B・B・B
総合評価B(穴)


ニシノアカツキ
南南W 68.0-53.9-39.6-12.8 一杯
併せ馬の内。一杯に追われ、意欲的な調教。馬のシルエットは素質を感じさせるものの。まだ荒削り。B評価

能・騎・コ・ロ・血・距・実・展・枠
B・B・B・B・B・B・B・B・B
総合評価B


ブランネージュ
栗P 63.5-49.1-37.0-12.3 馬なり
単走馬なり。可もなく不可もなく。以上。B評価
と、まぁこれだけで終わるのも寂しいので、フローラSの内容について言及する。
サングレアルの差し脚だけが取りざたされているレースだが、ラスト3Fは11.5-11.5-13.0。つまり、差し馬の台頭する流れだったということ。
その中で、先行勢で粘ったのはこの馬をマローブルーのみ。
そのマローブルーが、土曜日の500万特別でスイートピーS上位組と好勝負を演じたことを考えれば、馬券に一考の余地がある。
調教からは強く推せないが、別の側面から分析すると穴馬の資格アリといったところか。

能・騎・コ・ロ・血・距・実・展・枠
B・B・B・B・B・B・B・A・B
総合評価B


マジックタイム
美南W 68.5-52.5-38.5-13.3 馬なり
併せ馬の内。馬なりで併入。3馬身追い掛け、少し仕掛けられると鋭く反応し僚馬に並びかけ、手応えたっぷりの入線。
前走に比べて良化している。B評価

能・騎・コ・ロ・血・距・実・展・枠
B・A・B・B・B・B・B・B・B
総合評価B


クリスマス
美南W 68.3-53.3-39.6-13.0 馬なり
単走。相変わらず見栄えがしないシルエットに馬場を撫でる走り。馬体は同じバゴ産駒のビッグウィークを少し小さくしたような印象。
調教内容だが、いたって普通。軽く流して調整しただけ。B評価

能・騎・コ・ロ・血・距・実・展・枠
B・B・B・B・B・B・A・B・B
総合評価B


フォーエバーモア
美芝 66.7-50.4-35.6-11.9 馬なり
単走での追い切り。最後まで鋭く伸び、スピード感溢れる追い切り。
だが、芝なので当たり前。大きく評価出来ない。B評価

能・騎・コ・ロ・血・距・実・展・枠
B・A・A・B・B・B・A・B・B
総合評価B


エリーザベスト
栗坂 54.3-39.5-25.6-12.7 一杯
単独登坂。大きな飛びで力強駆け上がってくるが、肝心の能力が不足している。B評価

能・騎・コ・ロ・血・距・実・展・枠
C・B・B・B・B・B・B・B・B
総合評価B



以上です。





◎ハープスター
○バウンスシャッセ
▲マーブルカテドラル
△ベッラレジーナ(穴)
△ディルガ(穴)
△マイネグレヴィル(穴)






となりました。
正直、ハープスターに待ったをかけられる馬はみあたりませんでした。