【絶対王者の牙城を崩すのは…?ジャパンカップ他】11月26日明瑞新山予想

 

こんばんは、明瑞新山です。

 

 

 

土曜日のキャピタルSは本命ダノンリバティがスタート2歩目で躓き万事休す。

 

1歩目は上手く出ていたので、あのまま先行出来ていれば連対圏内は十分にあったでしょう。

 

残念です。

 

 

レースしてはそれほど流れることもなく、切れ味ある馬が一気に他馬を突き放す展開に。

 

こうなると前走毎日王冠でも同じような競馬でトップクラスの馬相手に善戦したダイワキャグニーの出番。

 

2着サトノアレスにもおあつらえ向きの展開で、納得のワンツーとなりました。

 

 

ちょっと可哀想だったのが3着に突っ込んできたレアリスタ。

 

直線で前にいるロジチャリスがフラフラしてなかなか進路を確保できず、いざ追い出した時には態勢が決していました。

 

そこからしっかりと脚を伸ばして馬券圏内に来たのを褒めるべきで、左回りならば重賞でも十分やれる馬だと思います。

 

当面は賞金の問題もありOPレースに使ってくるでしょうし、もう一度言いますが「左回りなら」楽しみな存在です。

 

 

 

 

 

さてさて明日はついに日本で最初の国際GIであるジャパンカップ。

 

 

 

私が競馬を始めて最初に見たジャパンカップはドイツからの招待馬ランドがマイケルロバーツ騎手を背に差し切ったレースでした。

 

三冠馬ナリタブライアンと日本最強牝馬ヒシアマゾンが必至に追いすがるも楽々突き放したランドを見て衝撃を受けたものです。

 

 

 

その前年にマーベラスクラウン、さらにその前の2年ではトウカイテイオー、レガシーワールドが勝って日本馬が3連勝しているんですが、インターネットが普及どころか知っている人すらいなかった時代、小学生の私に知り得たものではなく、外国からくる馬というのはなんと強いんだと強く印象付けられましたね。

 

しかも、そのランドを皮切りにシングスピール、ピルサドスキーが連勝し海外馬が3連勝。

 

それを見てさらに「外国の馬ってやべぇ…ナリタブライアンだけじゃなくてバブルガムフェローもエアグルーヴも全く歯が立たねぇ…」と勝手に震撼してたものです。

 

 

 

あれから20年経った今でも、来日する外国馬にワクワクしてしまうのはその頃の記憶のせいかもしれません。

 

 

 

もちろん、サンデーサイレンスの出現以降の日本馬の活躍も目にしていますし、結果も承知の上なのですが、やっぱりそういった未知なるものに魅かれてしまう気持ちってありませんか?

 

 

 

馬券的な意味で言えば、JCに来日する海外馬って、近年の体たらくのおかげ不当に人気がないというメリットがあるんです。

手広く購入する人にはうってつけだと思うんですが、いかがでしょうか。

宝くじ感覚、ロマン派、穴党を一気に満足させられる存在、それが海外馬ではないかと思っています。

 

 

 

とはいえ、予想とこれはベツモノ。

 

 

 

本命は……………予想文でどうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

東京11R
ジャパンカップ(GI)

 

 

 

最初に断っておくと、非常につまらない予想。

 

 

 

ステレオタイプの予想。

 

 

 

土曜日の京都2歳Sのような単純な予想になっている。

 

 

 

穴党の人には申し訳ないが、今回のジャパンカップは荒れない。

 

 

 

 

 

本命はキタサンブラック。

 

言わずもがな。

 

この馬を逆転できる馬を必死になって探したが、いなかった。

 

古馬勢は、かろうじてこの馬が惨敗した宝塚記念で先着したことがある馬はいても、そのレースで星を稼いだだけであとは軒並み後塵を拝している馬ばかり。

 

海外馬を除けば、3歳馬のレイデオロが唯一対戦成績のない馬だが、私はこの馬の能力をそれほど評価していないため大した問題ではなかった。

 

 

 

しかし、不安材料は1つだけある。

 

これは私の読みでしかないが、今回のジャパンカップは陣営として是が非でも獲りたいレースではないのではないか。

 

 

理由としては、馬主の大野商事…ひいては北島三郎氏が古参馬主であるということに起因する部分が大きいが、おそらく、昔ながらの馬主さんが獲りたいと思うレースはクラシックを除けば天皇賞と有馬記念のはず。

 

 

そのうち、有馬記念をキタサンブラックはまだ勝っていない。

3着→2着と着順を上げてきて、さらに有終の美………やはり今年こそ勝ちたい!!と思うのは至極当然。

 

 

その上、最大のライバルと目されるサトノダイヤモンドの回避の報があったとくれば、尚更勝ち目が大きくなったということになり、陣営は色めき立っているはず。

 

 

さらに、キタサンブラックは使い詰めると成績が落ちるという傾向にある馬。

 

まぁこれに関してはダービーと1回目の宝塚記念はオーバーペースだったので半信半疑でしょという意見もあるだろうが、今年の宝塚記念が見えない疲労から来る惨敗だった可能性もあるため考慮に入れてもよかろう。

 

つまり、ここできっちり馬を作って激走させてしまうと、有馬記念に向けてお釣りを残せない可能性があるため、ソフトに仕上げてきているのではないか…という不安。

 

 

それを裏付ける様な一連のゆったりとした追い切り。

 

過去には1日3本の坂路調教を課したり、宝塚記念前まで当たり前のように行われていた長距離追い切り等が一切なくなったという事実。

 

深読みすればするほど、陣営の心は年末の大一番にある気がしてならないのだ。

 

 

 

 

それでも、私はこの馬に本命を打った。

 

 

 

 

つまりはソフトな仕上げでも能力が抜けており死角がないと判断したということ。

 

 

 

 

土曜日の馬場も内側がまだまだ元気、先行馬の少ない組み合わせでスロー濃厚ということも大きな武器。

 

上記のように有馬記念はこの馬が勝つと既に思っている。

 

つまり、(私の中では)ここを勝てば、GI8勝馬の誕生である。

 

長らく破られなかったシンボリルドルフが樹立したGI7勝の壁。

 

今年破られ、歴史の証人になれるかもしれない。

 

 

 

 

 

対抗にソウルスターリング。

 

今年のダービーをオークスの時計を比較してみてほしい。

 

 

 

オークス→2.24.1(34.1)
ダービー→2.26.9(33.8)

 

 

 

実に2秒以上オークスが速い。

 

 

 

これは、グレード制導入の84年以降で初めての出来事である。

もちろん、双方とも良馬場で行われた場合に限っているが、正直ダービーがここまでオークスに時計面で見劣りするのは異常。

 

 

 

ダービーがスローペースということもあったが、じゃあ上がり時計どうなってんだよと突っ込みたくなる。

 

今年と同じ時計だった2010年のダービーが2.26.9でレース上がり33.4で勝ったエイシンフラッシュの上がりはレイデオロのそれよりも1秒近く速い32.7。

 

 

 

なになに?上がりでまとめて今年と同じじゃねぇかよって?

 

 

 

じゃあ今年と同じレース上がり33.8だったレースを見ればいいだろ?と言いたいところだが、残念ながらダービーでそんなレース上がりになったことはない。

 

 

上記のエイシンフラッシュの年が史上最速、で、今年が史上2番目に速い。

 

 

最も近い年を近似サンプルとして持ってくると、昨年のマカヒキの2.24.0(34.2)となる。

 

 

もうどっからどう見ても当時のマカヒキより弱いやつじゃん…

 

 

反対にソウルスターリングは上がりと時計のバランスを考えれば、当時のマカヒキ・サトノダイヤモンドとほぼ同じ走りを見せている計算。

 

これは明らかにレイデオロよりもソウルスターリングの方が強いという証拠。

 

 

確かにレイデオロの前走は強かった。

 

しかしながら、負かした相手は菊花賞馬キセキ以外大した馬はおらず、古馬相手に通用するかどうか疑わしいレベル。

そのキセキにしても菊花賞を勝つには勝ったが、あの馬場では何が強かったか決められたものではなく、まだまだその真価は謎のまま。

 

 

他ではダービー2着馬スワーヴリチャードがアルゼンチン共和国杯を圧勝したが、ハーツクライ産駒の東京2500mに加え内有利の馬場状態で内枠ゲットからの経済コースを回る神騎乗。

 

さらに負かした相手は準OPすら勝ったことのないソールインパクトをくれば、古馬一線級に通用したとはお世辞にも言えない。

 

つまり、スワーヴリチャードのアルゼンチン共和国杯圧勝を盾にそれを負かしたレイデオロは強い!!と主張することは不可能。

 

 

 

 

ソウルスターリング>>>>>>>>レイデオロ

 

 

 

 

はっきりわかんだね。

 

 

 

 

 

3番手に上記の比較対象になったマカヒキ。

 

正直、3歳時には全く評価していなかったこの馬だが、弥生賞~ダービーの一連の競走の中身は相当濃く、今改めて見るとバケモンやんけ…と当時の見抜けなかった自分が恥ずかしくなるレベルの馬。

今年本命を2回打ってどちらも裏切られた格好だが、ここで復活してくれるならばそれで良い。

 

前走は後方で溜めていたので伸びてきて当たり前のレースだったが、その後の調教から察するに更なる上積みがある。

 

ここは非常に楽しみ。

 

 

 

 

以下

 

 

 

 

内枠を利してシュヴァルグラン
まだまだ侮れないシャケトラ
逃げ残り警戒ギニョール
昨年よりさらにパワーアップしているイキートス

 

 

 

 

までを押さえて馬連で。

 

 

 

 

馬連
軸 4
08 30%
11 30%
01 25%
03 05%
06 05%
13 05%

 

 

 

 

 

 

 

京都12R
京阪杯(G3)

 

 

本命はメラグラーナ。

 

前走のスプリンターズS。

鞍上が勝負に行く気性の持ち主手あれば、間違いなく掲示板は確保できていた競馬。

そうなればここでの人気はかなり違っただろう。

見れる環境の人は一度パトロールビデオを見てほしい。

本当に唖然とする騎乗だった。

実力から考えればここでは楽勝してもおかしくない器。

短距離のせいせ気が抜群に良いこの鞍上へのスイッチはむしろ好材料か。

 

 

対抗にソルヴェイグ。

 

こちらの前走は能力の違いを見つける圧勝。

楽に好位につけるセンスはピカイチで、今回も流れに乗って競馬ができるはず。

 

 

3番手にアットザシーサイド。

 

過去にはGI3着の実績のあるこの馬。

初の1200m戦となった夏の札幌戦があまりにも鮮烈すぎた。

そのイメージがあったため、前走は案外に映ったが、それでも楽に2着馬以下を完封しており評価は下がらない。

ウキヨノカゼのようになれるか。

 

 

以下

 

 

逃げ脚伸ばしてフィドゥーシア
春の王者セイウンコウセイ
シェイプアップできればジューヌエコール

 

 

までを押さえて馬連で。

 

 

馬連
9~7.10.11.15.16(各20%)