おはようございます、明瑞新山です。
土曜日の東京10RノベンバーSはルメール騎手が騎乗ミス。
いやぁ、ラヴィエベールに出資されているシルクの会員さんは非常に歯がゆいでしょうね。
今年ここまでの勝率23.7%の複勝率53.1%。
現代日本でも屈指の存在であるルメール騎手が連続で騎乗してくれるのは嬉しいけれど、ラヴィエベールに乗ったときに上手く騎乗してくれない…と。
おそらく、あんなところに入り込まず、早めに外に出して仕掛けていればあっさり突き抜けていたはずのレース。
次走乗り替わることがあったとして、M.デムーロ騎手以外が跨れば人気しないはず。
そこで改めて狙いましょう。
直後の京王杯2歳Sはルメール騎手が完璧にエスコートして楽勝。
印としては◎→〇→▲と完全的中の結果でした。
内容としては、この馬の強さだけが際立ったレースでしたね。
1400m戦で前半3Fが36.0という超スローペースを楽々差し切り。
その中で早々に脱落したタイセイプライドは今後もOPに出走しますが、消し安定の存在。
反対に、大外から一瞬鋭い末脚を見せたエントシャイデンは次走人気に関わらず押さえたい馬ですね。
で、肝心のタワーオブロンドンですが、おそらく朝日杯が目標になるはず。
今回、超スローだったため上がり33.2という鬼のような末脚で追い込んできましたが、これを差し切れたのは先行勢が弱かったから。
本当に強い馬と走っていない以上、本命を打てるかどうか際どいところです。
3番手以内の評価はする予定ですが、出走馬次第で変更するかもしれません。
では、本日の予想です。
東京11R
アルゼンチン共和国杯(G2)
本命はスワーヴリチャード。
勝ったルメール騎手に隠れて話題にならないが、四位騎手の超ファインプレーが光った日本ダービー以来の競馬となるこの馬に◎を打つ。
有力馬の騎手をスタートからの騎乗を加点方式で評価した場合、おそらく1位になるのは四位騎手のはず。
それくらい渾身の騎乗を見せた後に、どうして乗り替わりなのか理解出来ない。
もしもダービーを勝てなかったことが原因ならば四位騎手に同情せざるを得ないレベル。
しかも乗り替わった相手がダービーでこの馬よりも後ろにいたM.デムーロ騎手とくれば尚更。
いや、馬券を買う上ではかなり心強い騎手なのだが、この過剰とも言える単勝人気はここに起因するものだと仮定すれば少々嫌気がさしてくる。
当のスワーヴリチャードは飄々と調教で駆けておりどこ吹く風。
最終追い切りも優秀な内容で、状態も文句なし。
斤量もかなり恵まれたと言って良い部類で、父ハーツクライの産駒は東京芝2500m巧者。
楽勝して、どうぞ。
対抗にアルバート。
オールカマーでは本命を打ったものの惨敗。
4角で大きな不利を受けたからね、しょうがないね。
あそこから追い込もうという姿勢を見せていたことを高く評価したい。
昨年のこのレースでシュヴァルグランに迫った馬。
斤量差からも逆転まではどうかと思うが、やはり相手1番手であることに変わりはない。
3番手にヒットザターゲット。
大賞典コレクターでお馴染みのこの馬。
過去目黒記念に4回参戦して4→1→3→13着と、今年以外は堅実な成績。
2度の着外は共に位置取りが絶望的で、直線に向いた時点でノーチャンスだったもの。
どちらも大野騎手が騎乗しており、騎手に責任を求めてもおかしくない。
さすがに年では…という声も聞こえてきそうだが、調教では元気いっぱい。
初見参のアルゼンチン共和国杯で大穴馬券を提供してくれるか。
以下
老女デニムアンドルビー
経験豊富なカレンミロティック
堅実なレコンダイト
までを押さえて馬単で。
馬単
4→11 40%
4→03 15%
4→08 15%
4→14 15%
4→15 15%
京都11R
みやこS(G3)
ここは徹底的にエピカリスを疑ってかかりたいと思っていた。
しかしながら、古馬で買いたいと思える馬がいないこと、他でこの馬を逆転できる3歳馬がいないことから仕方なくエピカリスを本命とする。
疑ってかかるとは言っても、消そうと思っていたわけではなく、持ち時計のなさや破った相手の弱さ、ローテーションの不安から押さえ評価にしようと思っていただけ。
つまり、買いたい馬がいないから本命に昇格…という消極的な予想だ。
古馬の人気馬筆頭が、北海道で快進撃を続けてきたテイエムジンソク。
こちらは乗り替わりを機に覚醒、連勝ロードを驀進したが前走ロンドンタウンに敗れてストップ。
その前走では逃げたドリームキラリを交わすのが精いっぱいという手ごたえで、評価に困る内容。
2走前もダートでは重賞実績がないタガノエスプレッソを撃破しただけに過ぎず、この相手にこの人気は過剰と判断し本命候補からは除外。
実績No.1のアスカノロマンは近走が安定しない現状、キングズガードは条件戦以来の1800m戦……かといって準OPを勝ったばかりのタガノヴェリテはかなり危険なので押さえまで。
と、一連の作業の中で消去法でエピカリスが浮上してきてしまった次第だ。
相手には上記の馬たちを押さえて馬連で。
馬連
15~3.5.11.12.16(各20%)
東京9R
百日草特別(2歳500万下)
本命はナスノシンフォニー。
デビュー戦をハナ差辛勝後のここというローテーションだが、その新馬戦は前半1000mが1.06.0という超超スローペース。
それを3角捲りから一気に差し切ったのだから、一定以上の評価は必要。
だが、そんな単純な部分を強調したいわけではなく、見るべきものはそのラップ。
3角から加速したこの馬だが、レース自体は4F目→5F目で1.1秒のペースアップをした後、5F目→6F目でさらに0.9のペースアップ。
つまり、このレースの中で最もペースが上がり、前との距離を詰めにくい区間で追撃を開始したということになる。
と、いうことはここでの追走にかなり脚を使っている計算になり、普通ならばラストは脚が鈍るはずなのだが、この馬はラスト1Fで猛然と追い込んで差し切ってしまった。
そのラスト1Fのレースラップは11.5。
残り200m地点でのナスノシンフォニーと先頭の馬との差は約3馬身。
時計にして0.5差。
それを一気に詰めて同入したということは、この馬のラスト1Fは推定11.0。
前後のブレを考えても10.9~11.1に収まるというわけだ。
実際、ラスト1Fを11.0と仮定すれば3F12.0 – 11.3 – 11.0で上がり34.3という数字にも合致する。
ひょっとしたかなり強い馬かもしれない。
◎ナスノシンフォニー。
相手には人気のシルヴァンシャーを消して馬連で。
馬連
1~2.3.4.7.8(各20%)



