【16年ぶりの雨中決戦…天皇賞・秋】10月29日明瑞新山予想

 

おはようございます、明瑞新山です。

 

 

 

昨日の2レースはどちらも紐→消→◎で決着し外れ。

なにかが上手く転がれば的中だっただけに残念です。

 

 

 

スワンSのレッツゴードンキは直線でスムーズさを欠いたこともありますが、一番の敗因は馬体重でしょう。

 

完成期に入った5歳牝馬がスプリンターズSからの短期間で14kg増で過去最高体重を計測したとなれば、走りに影響が出ないわけがありません。

 

 

勝ったサングレーザーは伸び盛りの3歳馬で、来年以降の飛躍が期待されます。

 

良馬場ならもっと良い走りができると思いますし、もしマイルCSに挑んでも面白い存在でしょう。

 

 

この馬場ですし、他には特にありません。

 

 

 

アルテミスSのラテュロスは直線伸びそうで伸びない競馬で3着。

 

お天気無視の予想をしたのですが、トビがキレイな馬だけに中途半端に降って濡れた馬場を苦にした可能性はあるでしょう。

 

 

勝ち馬は圧勝。

 

これでオルフェーヴル産駒は2つ目の重賞奪取で、開幕ダッシュを決めながら未だに重賞勝ちのないロードカナロアに差をつけた形ですね。

 

 

ただし、やはりこの馬場ではすべてを判断するのは不可能。

 

次走、大一番の阪神JFでロックディスタウンとのオルフェーヴル産駒対決に盛り上がるでしょうが、私はどちらにも信頼は置けないと考えています。

 

 

 

 

 

では、本日の予想です。

 

 

 

 

 

東京11R
天皇賞・秋(GI)

 

 

 

当初の予定は◎キタサンブラック○ソウルスターリング。

 

 

 

それは馬場悪化が稍重までと踏んでいたから。

 

 

 

しかし、この雨である。

 

 

 

既に東京競馬場は重馬場発表であり、この雨は夕方までしとしとと降り続けるらしい。

 

 

 

先週の京都…とまではいかなくとも、2週続けての不良馬場開催でありかなり悪い状態になることは間違いない。

 

 

 

そうなれば外差しがより顕著になる可能性が高く、予想の変更を余儀なくされた。

 

 

 

いや、そうは言っても本命はキタサンブラックで揺るぎない。

 

宝塚記念は入りの1000mこそそれほど速くなかったものの、そこから5F連続して11秒台が刻まれる特殊なラップ構成。

 

馬場状態も踏まえれば、先行勢には相当な付加がかかっているはずで、春のGI3戦目だったこの馬の敗戦は仕方のないところ。

 

 

ガソリンのエンプティランプが光っている状態で長距離ドライブは、いくらエンジンの性能が高くても不可能だろう。

 

 

今回は充電期間をじっくり置き、春と同じくGI3戦連戦の予定。

 

その春も初戦から連勝したように、秋もここからエンジン全開だ。

 

 

懸念される馬場だが、パワーや走法的には十分こなせると見立てている。

 

外差しにはなっているものの、先行して馬場を選べる立場なのはこの馬であり、名手武豊がきっちりエスコートしてくれれば問題ないはず。

 

 

 

で、ソウルスターリングは残念ながら消し。

 

これもハービンジャーの不良馬場苦手と同じく以前より提唱しているが、おそらくフランケル産駒は重馬場が苦手である。

 

桜花賞でのよもやの敗戦がその証であると考えているし、悪馬場を走りきる持久力という点でも、歴戦の古馬牡馬を相手に優位に立てるほどではない。

 

思っていたよりも人気になっているし、これは消し。

 

 

 

対抗に格上げするのがグレーターロンドン。

 

サトノアラジン似たタイプで、展開不問で追い込んでくるのがこの馬。

 

 

実績不足が懸念されるが、絶対能力はサトノアラジンにやや劣るくらいの評価。

あちらが外枠+良馬場という縛りがあるのに対して、こちらはその部分が不問。

 

つまり、トータルで考えれば対等とまではいかなくてもほぼ同格と考えて良いだろう。

 

鞍上も心強い。

 

 

 

3番手にサトノクラウン。

 

こちらはソウルスターリングの上位互換という評価。

 

ただし、ソウルスターリングよりもややスピードに劣るため好走条件が偏ってしまう。

今回は雨という最高の条件下で行われる以上、無視はできない。

 

 

 

以下

 

 

 

雨馬場でモーリスを破ったネオリアリズム
条件不問で追い込んでくるステファノス
宝塚記念で展開を跳ね返したシャケトラ

 

 

 

までを押さえて馬連で。

 

 

 

馬連
7~2.3.12.13.18(各20%)