おはようございます、明瑞新山です。
昨日は懸念した通りの極悪馬場ではなかったものの、時間が経つにつれてかなり悪化しているのは見て取れました。
17時の競馬終了から京都では時に止み間もあったようです。
が、基本的には湿度の高い状態なので芝が乾くわけもなく…
そして今現在も降り続けている様子で一口に不良馬場といっても過去に例を見ないほどぬかるんだ馬場になっている可能性は高そうですね。
おっと、昨日のレースですね。
うん、どちらも参考外!!!
さすがにコスモイグナーツが勝っちゃうような馬場で行われたレースを正常に判断するのは難しいです。
富士Sを見ても内外あそこまで分かれたレースが普通のレースとは言えませんよね…
的中できなかったのも当然と割り切っています。
今日の菊花賞も的中させたいと意気込んで予想してはいますが、外れても反省のしようがないのは事実。
割り切っていきましょう!!!
京都11R
菊花賞(GI)
ここまでの馬場悪化は、想定してはいたがいざ目の前にすると困惑を隠せない。
想像してほしい。
小学校の校庭。
雨の翌日は使用が禁止されていたところも多いと思うが、体育祭等どうしても必要に迫られて使用した経験があるはずだ。
不思議なことに、普段凹凸を感じないグラウンドが水溜りの出来ている場所とそうでない場所に分かれていたり、その場所だけ妙に粘土状になっていて踏むとズルッと滑る地面があったりした。
当然そこはみんな踏まないようにするが、たまに踏んでいく友人がいたもので、そうして踏まれることでその部分はさらにぬかるんでいくだ。
また、そのようなコンディションの日にはランニングをすると前を走る生徒は跳ねた泥が服について嫌な気持ちになったこともあった。
今日はまさにそのような馬場で行われるのだ。
芝が生えている上に馬場造園課の丁寧な仕事があり、さらに設計上水はけが良い状態になっており小学校の運動場と同列には語れないはずだが、さすがにここまで降ってしまうと全部をフラットの状態にするのは難しい。
色んなアクシデントが起きてもおかしくない、そんな状態だ。
普通に考えれば誰も通らない外を回す馬を狙うべきだ。
が、京都というのはどうしてそうなるのか。
雨が降り馬場が重たくなると極端に内が残ってしまう。
また、この馬場の中3000mを走るというのは想像以上に過酷なもので、前回不良馬場で行われた2013年菊花賞では、勝ち馬以外全馬バテバテで本当の意味でのスタミナ比べになっていた。
溜めてキレる脚を使おうなどと不可能。
狙うは先行してバテない馬。
そしてアクシデントに負けない闘志を持った馬だ。
候補になるのは内からウインガナドル、クリンチャー、アダムバローズ、ダンビュライト、アルアイン、マイスタイルの6頭だ。
このうち、アダムバローズ、マイスタイルは能力不足で降格。
ダンビュライトは他馬に絡まれると走る気を無くすという性格なのでアクシデントに弱いと判断して降格。
残るはウインガナドル、クリンチャー、アルアイン。
ここからアルアインを本命に抜擢する。
これで3冠すべてでこの馬に◎だ。
アクシデントに強いというのはシンザン記念で挟まれてからも伸びようとしていた点や皐月賞で3角で挟まれてから再加速して差し切った点からも明らかで、そこをクリア。
操縦性に富んだ脚質でスタートも問題なしで先行という条件も楽々クリア。
おそらく上記の馬たち見ながら、馬場の良いところを選びつつ追走できるというのも最高だ。
切れ味に乏しくスピード持久力に秀でるというのも合致。
雨中競馬もシンザン記念で経験、不良ではないが重馬場も千両賞で完勝済と、欠点らしい欠点がない。
母が早い時期に活躍した短距離馬で血統的に3000mはどうなんだと言われているが、一昨年の菊花賞馬は祖母が1000~1800mを主戦場としていたオトメゴコロ。
その馬に稀代の短距離馬サクラバクシンオーを配合した未出走の母の元に生まれたキタサンブラックだし、昨年の菊花賞馬サトノダイヤモンドの祖父オーペンは2歳時の1200m戦でしか勝ち星がない。
なんなら母マルペンサの父であるサザンヘイローもダ7Fまでしか勝ち星がない短距離馬であり、マルペンサこそ生粋の短距離血統。
そこにディープインパクトを付けて生まれたのがサトノダイヤモンド。
今年は馬場が違うので大きなことは言えないが、このクラスの競馬で血統論は通用しないのかもしれない。
牡馬3冠ロード、アルアインと共に3冠を締めくくりたい。
相手は序列をつけることすら難しい上に馬連の配当が10倍超のものしかない。
ここは手広く流す。
馬連
16~2.4.5.6.7.10.11.12.14.15(各10%)



