こんばんは、明瑞新山です。
3連休最後の重賞・京都大賞典は横山典弘劇場にて幕を閉じました。
いやぁ、あれをやられるともう回顧のしようがありませんね。
全体としてかなりケチをつけたい乗り方だったのも事実。
内を突いて…と予想文に書きましたが、1コーナーまでの馬群の外に出して予想もつかなかったですね。
3~4角で外々を回らされて直線ではきちんとした進路を確保できなかったためか追う素振りも見せずにズルズル後退。
こうなってしまうと明確な敗因を探るのが難しく、次走以降の取捨についての検討もできません。
残念ですが次走は買う馬がいなければ買う、買いたい馬が多ければ消すという大雑把な形を獲る他ありません。
勝ったスマートレイアーは騎手が京都コースを熟知しているからこそできた騎乗であり、個人的にはサウンズオブアースにあのコースを通ってきてほしったところ。
牡馬相手にあの競馬が出来ればエリザベス女王杯でも十分にやれる存在。
1番人気になることは間違いなくないので、面白いかもしれませんね。
2着トーセンバジルは完全に勝ちにいった競馬で惜しい2着。
ここを大目標に作ってきていた馬で、この後のGI戦線に出走してくるようならば問答無用で消し。
おそらくお釣りはあまりないので、重賞であっても次走は押さえ評価が妥当でしょう。
3着シュヴァルグランはかなり大味な競馬をしての敗戦で悲観する必要は全くありません。
この秋、調教面から見ても覚醒している雰囲気があるので、有馬記念までしっかりと追いかけたいところ。
ただ、この競馬を毎回繰り返されると馬が参ってしまう可能性があるの乗り方にも要注目です。
では、土曜日の予想です。
東京11R
府中牝馬S(G3)
あいにく、今週も雨予報に祟られることになった競馬開催日。
天気予報はかなりの降水量を謳っており、馬場状態に一抹の不安が残る。
本来は明日の朝に記事をアップしたいところだが、所用があってできないため稍重~重想定で予想を組み立てることにする。
あくまでも開幕2週目ということで、重になったとてそこまで荒れた馬場にはならないという予想だ。
本命はヴィブロス。
前走のドバイターフ。
スタートからずっと鞍上の手が動いていたのがこの馬。
道中、それほど早いとも思えないのにおっつけおっつけでついて行くのがやっと。
中山記念から考えても、牡馬の一線級とやるにはまだまだ成長が必要なんだろうなと思いながら眺めていた。
正直、ここまで小さい馬でしかも牝馬。
海外で走らせること自体が可哀そうだ。
しかも惨敗してしまっては馬に精神的ダメージも残るのになんで遠征なんてしたんだろうと少し批判めいた考えも浮かんでいた。
ところが、最終コーナーを回った瞬間に馬が変わる。
内ラチ沿いに進路を取ると一気に加速したのだ。
おっ?やれるのか?
そう思ったのもつかの間、3馬身前方が大きな壁。
名手モレイラとておそらくここまで加速するとは思っておらず、急な加速に前が壁で焦ったはず。
普段は丁寧に導く男が、珍しく強引に馬場の4分ところまで蟹歩きしたのだ。
そして進路を確保したときには残り1ハロン。
前を行くエシェムとの差は約3馬身。
通常なら絶望的な距離。
私も3着に入れるし大健闘だなと思った。
が、そこから瞬く間に加速すると差し切ってみせた。
いやはやこれはもはや絶句するしかない強さ。
昨年の秋華賞で本命に抜擢した馬だが、正直ここまで強いとは想像だにしなかった。
これはミッキークイーンよりも強い。
◎ヴィブロス。
ほとんどドバイターフの話になってしまったが、それくらいのインパクトがドバイターフには詰まっていた。
負かした馬もその後GIを勝った馬が複数頭おり決して弱くはなかったことを考えると、帰国初戦とはいえ日本の牝馬相手に負けるわけにはいかない。
対抗に春の女王アドマイヤリード。
前走札幌のクイーンSでは小回りが合わないとして自身の消し馬としたが、今回は大箱に替わるということで必然の対抗評価。
ヴィブロスがいなければ本命間違いなしだった。
春の阪神牝馬Sでは重馬場もこなしており、一介の切れ味特化の馬ではない。
変わり身あり。
3番手にクロコスミア。
思ったよりも馬場が乾いた時、内を通る先行馬が有利というのはもはや通説。
そうなった時にはこの馬があっと驚く逃げ切りを決めても不思議はない。
前走も後続を完封する強い勝ち方で、本格化を感じさせる内容。
ここの結果次第ではエリザベス女王杯でも面白い穴馬になり得る馬。
以下穴馬を交えて手広く押さえる。
馬連
軸 1
07 40%
11 20%
09 10%
10 10%
12 10%
13 10%



