【春の到来を知らせる恒例の2重賞、チューリップ賞・オーシャンS】3月4日明瑞新山予想

 

おはようございます、明瑞新山です。

 

 

まずは先週の2重賞の回顧から。

 

 

阪神で行われた阪急杯ですが、これは年に行われる重賞の中で1.2レースあるかないかの大事故レース。

回顧しようがなく、今後の参考にもなり得ないのでスルーします。

さすがにあのレースを当てろというのが無理というものでしょう。

 

 

 

中山記念は前半800mが50.3という超スローペースながら、後半の1000mは57.3という超変則ラップ。

 

この変則ペースの恩恵を最も受けたのが3着に粘ったロゴタイプ。

 

次に勝ったネオリアリズムでしょうか。

 

 

本命馬アンビシャスは後方から鋭く追い込んだものの4着惜敗。

 

この馬はペースの恩恵こそ受けなかったものの、この流れでサクラアンプルールに先着されているようでは、GI制覇は夢のまた夢でしょうね。

 

 

さて、恩恵を受けたとした2頭ですが、ただ単に恵まれただけでなく、鞍上が持てる力を最大限に発揮させた結果という形です。

 

ロゴタイプはその器用さを活かし、ネオリアリズムは暴走しそうな気性をしっかりとケアした好騎乗。

 

ネオリアリズムに関しては安田記念で人気になりそうですが、流れ次第では十分に勝負になる馬です。

 

今日の競馬を見ている限り、2000mまでならばアンビシャスより強いと思われますので今後も要注目です。

 

 

 

 

 

では、本日の予想です。

 

 

 

 

 

阪神11R
チューリップ賞(G3)

 

 

本格的に春の到来を告げるにはまだ早いが、毎年このレースの頃には気候が穏やかになり、競馬場での観戦も過ごしやすく楽しくなる…そんなレースがこのチューリップ賞だ。

 

桜花賞に直結するレースであり、桜花賞で馬券に絡んだ馬を過去10回中8回輩出している。

 

今年もほぼ間違いなく桜花賞で馬券になるであろうメンバー構成。

 

2強オッズだが、さて、どちらを本命としようか…。

 

 

 

阪神JFで本命としたのはリスグラシュー。

 

当時は出遅れて最後方からとなってしまい、直線の猛追虚しく2着という結果であった。

 

 

その時に女王の座に就いたのがソウルスターリング。

 

2歳とは思えない大人びたレース振りで完勝。

澱みないラップが刻まれる厳しいレース展開の中、直線では内を突いて余裕綽々の勝利。

最後詰められはしたものの、それでも1 1/4差振り切っている。

 

 

 

正直、この2頭のどちらが強いかは現時点では検討もつかない。

 

 

 

阪神JFでは負けて強しの内容だったリスグラシューだが、先行して押し切ったソウルスターリングの才能も相当。

 

 

 

但し、ソウルスターリングには弱点がある。

 

 

 

切れ味だ。

 

 

 

ここ出走の大多数には劣らないが、リスグラシュー相手には確実に劣っているのがこの部分。

 

切れ味に勝るリスグラシューだが、持続力とて相当のもので、あっさり止まることは考えにくい。

 

例年スローペースになりにくく純粋な瞬発力勝負とは言えないが、リスグラシューが未勝利勝ちの時のように先行して抜け出す競馬を出来れば、先に抜出して完封…あっさり捻じ伏せてしまう可能性が高い。

 

 

 

 

◎リスグラシュー。

 

 

 

 

対抗はソウルスターリング不動。

 

ほぼこの2頭のワンツーフィニッシュだろうが、1頭だけ穴で押さえたい馬がいる。

 

 

 

新馬勝ちが強かったミスパンテールだ。

 

今週の最終追い切りも素晴らしい動きで、この人気ならば少しでも押さえておいて損はないだろう。

 

 

 

なお、他の人気馬、ダノンディーヴァとミリッサは消し。

 

ダノンディーヴァは単純に弱い。

 

これを買うくらいならば、エントリーチケットやアロンザモナを買うことをおすすめする。

 

 

ミリッサは前走消し評価だった馬。

 

その前走は期待通り連対を外し3着に敗れたが、負けて強しの内容。

 

しかしながら、見た目の強さとは裏腹に時計的な裏付けが全くないレースだった。

 

言ってしまえば、先行して粘り込んだ1.2着馬も含め、内容がないレースだったということ。

 

たしかに、あのレースに出走していた馬の中では一番強い競馬をしたが、昨年のレッドアヴァンセならばおそらく差し切っていたであろうレースを差し切れず、3着をギリギリ確保しただけとなれば、3強にも似たオッズになっているここで買う必要はないだろう。

 

権利を獲る可能性はあるが、連対圏内はほぼないと見ている。

 

 

 

馬連
軸 03
10 95%
07  5%

 

 

 

 

 

中山11R
オーシャンS(G3)

 

 

本命はブラヴィッシモ。

 

前走は前が壁になる不利。

そこから態勢を戻して4着まで差し返してきた内容を高く評価した形。

連闘で遠征するにも関わらず、坂路で追い切りを敢行してきたことも好印象。

メンバー的にも前走よりも揃っているとは思えず、ここは初重賞制覇の大チャンス。

 

 

対抗にメラグラーナ。

 

OP1勝でここまで人気になるのが理解できないし、そのレースで負かした相手が重賞ではてんで通用しなかったナックビーナス。

そのナックビーナス、33秒台前半で飛ばして2着に粘り込んだのがメラグラーナに負けたカーバンクルSであり、ペース的にはメラグラーナに分があったということになる。

しかし、内にモタれるのを修正しながらあっさり交わした内容は高く評価できるもので、少なくともこの馬を買う以上はナックビーナスやコスモドームを消すことが出来る。

確実性はないが、力関係的に上なのは間違いない。

 

 

3番手にアースソニック。

 

一連の重賞で上位と差のない競馬を展開しているのがこの馬。

ラピスラズリSでは出遅れが響いて後方に敗れたが、スタートさえ出れば番狂わせがあってもおかしくない。

 

 

以下

 

 

重賞実績のあるブレイブスマッシュ
相手弱化でスノードラゴン
大穴バクシンテイオー

 

 

までを押さえて馬連で。

 

 

馬連
14~3.5.9.10.16(各20%)