こんばんは、明瑞新山です。
土曜日の予想は2レースとも外れ。
東京のダイヤモンドSは本命アルバートが勝ち切り、連逸するとみて消し評価としたカフジプリンスが実際に連逸するも紐抜け。
痛恨の結果となりました。
ファタモルガーナは完全にキレ負け、フェイムゲームはあの流れで最後方からでは届くはずもありませんでした。
そのフェイムゲームがマークしていたのは戦前からお伝えしていたように、ここでは能力が違いすぎたアルバート。
上がり3F33.4の豪脚が相手ではなす術なしといった感じでしたね。
京都牝馬Sは本命アルビアーノが出遅れ→ポジションを取りに行ってそのままダラダラと脚を使ってしまう最悪の展開。
予想文に記した通り、この展開では力を発揮できない馬であり、そのことを把握してくれている(と思った)鞍上だったからこそ本命にしたのですが…残念です。
日曜日は今年最初のGIレース。
気を取り直して頑張ります。
東京11R
フェブラリーS(GI)
今年最初のGIということで当然力が入るわけだが、私個人としても提供予想としても、グレープブランデーが勝った’13以降的中のないレース。
極力リラックスして臨みたい。
今年は例年にも増して難解なメンバーが顔を揃えたという印象。
特に
昨秋にアメリカ遠征→現地で種牡馬入りプランをぶちまけながら華麗にスルーして現役続行のコパノリッキー
芝スタートは置かれるからと頑なにオールダートに拘ってきたのにここにきて急ハンドルで出走に踏み切ったサウンドトゥルー
この2頭の取捨には頭を悩まされるばかりだ。
前者は衰えが顕著だが、昨秋の南部杯でベストウォーリアを軽々いなしているように無碍に扱えない馬。
後者はハイペースになれば問答無用で差し込んでくる馬なので切りたくても切れない馬。
非常に厄介だ。
ただし、以前予想文に書いたが、この2頭がセットで来ることは100%ないので、買うとすればどちらか1頭を選べばOK。
要はスローペースならコパノリッキー、ハイペースならサウンドトゥルーというわけだ。
で、今年のメンバー。
どう見たってハイペースになりっこない。
可能性があるとすればケイティブレイブの暴走だけだが、どんな展開であれ2番手はおそらく武豊。
馬群全体がハイペースで流れることはなさそうだ。
買うのはコパノリッキーに決まり。
柴田相談役にはクラシックまで静かにしていてもらおう。
とはいえ、本命がコパノリッキーというわけではない。
この馬もベストウォーリアも、間違いなく衰えが来ている。
若くて活きの良いのが育ってこないからまだ一線級でやれているだけの話。
本来なら君が育っていなくてはならないんだよ、ノンコノユメ。
そう、昨夏の去勢以来、勢いを失っていたノンコノユメに白羽の矢を立てる。
この馬、同じ追い込み馬といってもサウンドトゥルーとは質が違い、どんな流れの時でも差し込んでくるのが特徴。
だから、明らかに前残りだった武蔵野Sでも差してきたし、超ハイペースだった’15チャンピオンズカップでも差してきた。
今回はそれほどペースが上がらないだろうが、全く気にする必要はない。
今回この馬を買うに至ったのは、調教の良化に加え、馬体面の再充実が大きな材料になっている。
フォトパドックを確認したのだが、昨年のチャンピオンズカップの時とは雲泥の差。
明らかに馬体に張りが出て以前の状態に戻ってきているのだ。
土曜日のダイヤモンドSの予想にも記したが、去勢明けの馬が馬体重を大きく落とすことはよくある話。
問題はその落ちた馬体重一体何だったのかということ。
気性のせいで絞れなかった無駄肉か、もしくは生殖機能を失うことによりホルモンバランスが崩れ、筋肉量そのものが落ちたのか。
ノンコノユメの場合は間違いなく後者。
写真を見れば一目瞭然だ。
今回、普段通りのコース追いとプール調教を併用して意欲的に追い切りを消化できたのは、馬体面が充実してきたからに他ならない。
より負荷のかかる調教を消化できたということは、馬体増があったからと考えるのが自然だ。
進化したノンコノユメを見られる。
そう信じての本命抜擢だ。
対抗にカフジテイク。
この馬もノンコノユメと同じタイプの追い込み馬。
ペースには関係なく常に追い込んでくる脚力の持ち主。
前走の差し切りはブロードアピール級のインパクトがあったように、充実一途。
老兵に引導を渡す一戦となるか。
3番手にアスカノロマン。
和田騎手に乗り替わって4戦目。
これまでの3戦が
糞糞&糞騎乗→神騎乗→糞×10騎乗
と極端な内容。
いや、ひょっとしたらGIでマークを薄くするための作戦かもしれない。
ちなみに一連のレースでの私の評価は
◎→△→◎
と、見事に術中にハマっている。
今回は本命じゃないからちゃんと乗ってくれるはず!
というのは冗談だが、マジな話をして前走の乗り方も酷かった。
きちんと乗れば昨年の3着馬でもありダート馬としてはまだ若い6歳馬。
一発ある。
以下
昨年の覇者モーニン
底力ないが切れ味勝負ならチャンスあるゴールドドリーム
最初に書いたコパノリッキー
までを押さえて馬連で。
馬連
11~2.3.4.5.10(各20%)
小倉11R
小倉大賞典(G3)
フェブラリーSとは打って変わって間違いなくスローにならないのがこのレース。
ここまで自分のペースを守った時しか好走していないマルターズアポジーがどうでるのか、非常に楽しみな1戦である。
そのマルターズアポジーは先行争い激化で自分の競馬が出来ないと見て消すわけだが、先行馬でマイネルハニーだけは買う。
前走のチャレンジカップでのしぶとさは相当なものがあったし、スプリングS勝ちのある実力馬。
無碍に消すわけにはいかない。
ただし、問題は鞍上。
先行したい馬が多いのですんなり下げて中団から…なんてことになれば馬券圏内にはまずこれないだろうが、実際にそれをやってしまいそうだから怖い。
3番手まで。
本命はベルーフ。
上記チャレンジカップや昨夏の小倉記念等、ハイペースになれば必ず差し込んでくるのがこの馬。
新潟記念を見れば分かる通り、切れ味勝負になると分が悪いのだが、底力を問われる流れになれば一変。
小回りもお手の物だし、この鞍上も心強い。
変に色気を出さずに末脚に賭ければ久々の重賞制覇が見えてくる。
対抗にケイティープライド。
不思議なもので、何度好走しても人気にならないこの馬。
前走とハンデ据え置きでこの実績であればもっと人気になってもおかしくないのだが、イナズマタカオーよろしくたまにこういった馬がいるものである。
器用さと一瞬の脚を兼ねそろえており、内でジッと我慢できればチャンスは大きい。
3番手は上記のマイネルハニー。
以下
実績上位フルーキー
末脚自慢のヒストリカル
老兵ダコール
までを押さえて馬連で。
馬連
8~2.6.10.14.15(各20%)
東京9R
ヒヤシンスS(OP)
2レース後に行われるGIフェブラリーSと全く同じ舞台で施行される当競走。
GIと同じ条件だけに注目されるのは当然だが、ダートの新星を探すといった意味もあり俄然注目度は高くなる。
今年は3戦3勝、いずれも圧勝のエピカリスと筆頭に超良血フォギーナイト、アメリカ参戦を表明しているモンサンレガーメ、ダート替わりで2連勝のアディラート、全日本2歳優駿2着のシゲルコング等が集結。
楽しみなメンバー構成となった。
その中で本命はやはりエピカリス。
この馬の優位は揺るぎないと見た。
気合いを付けただけでグングン他馬との差を広げていった北海道2歳優駿はそれだけのインパクトがあった。
これは頭固定で良いだろう。
対抗に据えたいのはハイパーノヴァ。
新馬戦こそ不覚を取ったが、その後の2戦はいずれも楽勝。
特に前走は残り200を切ってからただ1頭加速し後続を振り切った強い内容。
切れ味勝負向きとは思えないが、人気的にも面白い存在。
3番手にアディラート。
初ダートの未勝利勝ちが鮮烈。
その時にちぎった2着馬がフォギーナイトの新馬戦の3着馬であり、単純に着差だけで比較すると圧倒的にフォギーナイトよりもアディラートの方が強いことになる。
時計も優秀で、距離さえこなせば可能性は十分にある。
人気を集めるであろうフォギーナイトは新馬戦の時計と上がりに不満があるため消し。
モンサンレガーメはスローのヨーイドンでしか結果を残していないため消し。
押さえるべきはリヴェルディ、シゲルベンガルトラ、キャプテンキングの3頭と見た。
馬券は◎から馬単で。
馬単
2→3.5.6.7.10(各20%)



