【目指すは世界か国内最強か…京都記念・共同通信杯】2月12日明瑞新山予想

 

こんばんは、明瑞新山です。

 

 

土曜日のクイーンカップは本命馬アドマイヤミヤビが勝ち切って馬単的中。

 

 

◎→〇の完全的中はやはり気持ちいいですね。

 

 

今年に入ってから、年初の京都金杯後は5度の紐抜けに泣かされて的中馬券をお届けできていなかっただけに、このスマッシュヒットはうれしい限りです。

 

 

しかし強かったですね、アドマイヤミヤビ。

 

阪神JF3着のレーヌミノルとの着差を見る限り、2歳女王よりも強いかもしれないと思わせてくれます。

 

個人的には桜花賞でも上位の扱いで、オークスでは本命を予定している馬なので、このまま無事にと願ってやみません。

 

 

2着アエロリットも控える競馬で結果を出し能力を見せてくれました。

 

この形で競馬をできたのは今後に繋がると思いますし、なによりも後続につけた2馬身差は大きい。

 

この馬もクラシック候補として数えるべきでしょう。

 

 

3着フローレスマジックは消し評価でした。

 

何故消し評価だったのかは企業秘密ですが、確たる理由に基づいて消していました。

 

今日の競馬を見る限り、他有力馬が集結する本番ではかなり厳しそうです。

 

しかしながら、穴馬として一考の余地を残す1頭ですね。

 

 

4着以下ではレーヌミノルとハナレイムーンに触れておきます。

 

前者は早目抜け出しから粘っての4着。

 

おそらく、NHKマイルカップであればおもしろい存在になるでしょう。

 

 

後者は随所に若さを見せた走りで、粗削りな面が災いしての差し遅れ。

 

今後の成長に期待します。

 

 

掲示板外の馬に特に触れたい馬はいませんでした。

 

 

 

 

 

では、日曜日の予想です。

 

 

 

 

 

京都11R
京都記念(G2)

 

 

 

昨年のダービー馬マカヒキの復帰戦となる当レース。

 

 

 

一言、難解だ。

 

 

 

圧倒的人気を予想されるマカヒキの不安はやはりそのローテーション。

 

 

 

3歳時に輸送で負担の少ない東アジアを除いた地域に海外遠征を敢行しながら、帰国後半年以内の早い時期に復帰戦を選んできた馬で復帰戦を勝利で飾った馬は過去にナカヤマナイトただ1頭。

馬券に絡んだ馬ですらほとんどいない。

では、どれくらいいるのかというと…

 

 

記憶にある限りではシーキングザダイヤとゼンノゴウシュウ、エアシャカール、ヴィクトワールピサの4頭。

 

 

 

シーキングザダイヤは3歳の夏、伝統のスプリントGIジュライカップとシーキングザパールが制したモーリス・ド・ゲスト賞に遠征。

共に大敗を喫したが、帰国4ヶ月後の初戦にダートの交流重賞とちぎマロニエカップをチョイスし、3着に好走。

 

 

ゼンノゴウシュウは3歳夏から4歳春にかけて、その名の通り豪州に遠征し5戦を消化。

全てのレースにおいてシンガリ負けかブービー負けという成績を残して帰国。

こちらも帰国4ヶ月後、初戦の500万を2着している。

 

 

そしてエアシャカールはキングジョージに遠征し5着。

帰国2ヶ月後の神戸新聞杯を単勝1.7倍の断然支持で3着に敗れている。

 

 

そしてヴィクトワールピサが凱旋門賞からの帰国後2ヶ月でJCで3着している。

 

 

 

以上だ。

 

 

 

上2頭は一線級のレースではないので参考外とするが、下2頭の内容はあまり良いものではなく、エアシャカールは次の菊花賞で叩き潰す同期相手の競馬で取りこぼし。

ヴィクトワールピサは直後の有馬記念で封じる馬たち相手に伸びあぐねて同期のローズキングダムに先着を許している。

 

 

ちなみに今回のマカヒキに酷似したローテーションのハープスターは帰国後4ヶ月で京都記念に出走、惨敗。

3月にドバイに遠征し、帰国後故障により引退。

 

 

ヴィクトワールピサもこれと似ており、JC後は有馬記念→中山記念→ドバイWCを3連勝するものの、脚元の不安で競走生活の晩年を棒に振っている。

 

 

他ではグランプリボスが帰国後スランプに陥り、ディープブリランテはその後の出走すらなく引退に追い込まれた。

 

 

 

ダート路線ではUAEダービー組がことごとく敗戦。

 

近年ではゴールデンバローズがユニコーンSで敗れて騒然となったことが記憶に新しい。

 

 

 

帰国後に勝ったと言えばキズナとフラムドパシオンだが、キズナは4月まで十分に英気を養い復帰戦を勝利→次の天皇賞で骨折。

フラムドパシオンは脚元の不安から2年以上休んで復帰初戦の条件戦を飾った形だ。

 

やはり若いうちの海外遠征は、馬にとって大きな負担となっているに違いない。

 

 

特にマカヒキは大阪杯がGIに格上げされ、そこに出走するためにここをステップレースに選んだ可能性が高い。

そんなリスキーな馬を本命にはできない。

最終追い切りこそしなやかな動きだったが、1週前追い切りではかなり硬い動きでまだまだ調整が必要との印象だったこともあり、ここは3番手評価まで。

 

 

 

本命は連覇に期待をかけてサトノクラウン。

 

もはや掴みどころのない訳のわからない成績になってきた矢先に初GI制覇を果たした同馬。

切れ味があるのだかないのだか、どのコースが得意なのか、先行した方が良いのか差した方が良いのか、全くわからない不思議な馬。

しかし、その能力だけは確か。

物差しにはできないが、凱旋門賞でマカヒキを遥か後方に葬り去ったハイランドリールを下したのは事実であり、ここでもまともなら力でねじ伏せる可能性は十分。

 

 

 

対抗にミッキーロケット。

 

順調に国内で使ってきた組。

ここはおそらく人気だが、上位2頭との能力差は一定以上の差があり厳しいはず。

本来なら消したいところだが、上記のように大本命に不安材料があることに加え、他が弱いために抜擢。

 

順調さと体調の良さを活かして一発狙ってほしい。

 

 

 

3番手に上記のようにマカヒキ。

 

 

 

以下

 

 

 

前走で距離延長が吉と出たスマートレイアーと、ここで距離延長が吉と出そうなガリバルディまでを押さえて馬連で。

 

 

※本来は均等に25%づつ振りたいところだが、前売り中止でオッズがわからないので強弱をつける。

 

馬連
軸6

09 40%
03 40%
04 10%
10 10%

 

 

 

 

 

東京11R
共同通信杯(G3)

 

 

 

皐月賞へのステップとしてすっかりお馴染みとなったこのレース。

 

 

 

私の本命はエアウィンザー。

 

前走の福寿草特別は直線の伸びが案外だったが、まくり気味に進出した脚は見どころがあった。

直線に向いた時には鞍上も楽勝だと思ったのだろう、ラスト200mまでムチを動かさなかった。

ところが、内の馬が思ったより伸びたのと、この馬のギアが上がらなかったために慌てて左ムチを打ったが時すでに遅し。

最後は差を詰めている最中にゴールインしてしまった。

 

ラップを見るとたしかに物足りないが、中間に調教師やジョッキーが口を揃えて述べているように、走ることに真面目ではないこの馬。

中間の追い切りには馬具装着の効果と、ここまで鞍上が教えてきたことの開花が垣間見られた。

能力全開ならば十分に通用するはず。

 

 

新馬戦直後に私は吹聴していた。

 

 

ムーヴザワールドよりもエアウィンザーの方が強いと。

 

 

それを、実証してほしい。

 

 

 

対抗にそのムーヴザワールド。

 

最終追い切りを見て、前走までとは打って変わって大人になった同馬に驚かされた。

ここまで成長しているなら前言撤回、ムーヴザワールドの方が強いかもしれないと本気で思ったほど。

精神的にも肉体的にも大きく成長して戻ってきている。

 

 

 

3番手に東スポ杯で本命を打ったスワーヴリチャード。

 

中間の追い切りもド派手なアクションでグングン加速。

充実一途。

 

 

 

馬券もこの3強でOKだろう。

その他の馬には3着に入る権利すらないのではないか。

 

 

 

馬連
5~1.4(各50%)