こんばんは、明瑞新山です。
先週の日曜日の2重賞は本命馬が共に馬券圏外に消えてしまいました。
京都のきさらぎ賞は重馬場に脚を取られて伸びあぐねると見たサトノアーサーがその通りに大苦戦。
紐に抜擢した6番人気のアメリカズカップが勝利しましたが、本命プラチナヴォイスが4着に沈み不的中となりました。
このプラチナヴォイス、萩Sの頃から追い出すと内にモタれる癖を見せていたのですが、今回はいつもよりもさらに激しくモタれていました。
コーナーでモタれ、直線では和田騎手が細心の注意を払って追っていましたが、内ラチに激突寸前まで寄って走っていました。
本来は前に向くべき推進力が横に向かっているのですから、当然最大限の力を発揮出来ません。
体のバランスが崩れているのか、元よりこういった癖を騙し騙しやってきただけなのかは分かりませんが、能力での敗戦というよりもこの癖による敗戦であるのは間違いありません。
もし体のバランスが崩れているのならば、陣営に早急な対応が必要でしょうね。
騎手のコメントには重馬場を苦にしたかもしれないというようなことが書いてありましたが、おそらくそれは無関係でしょう。
また、回りが関係するかどうかわかりませんが、左回りで一度見てみたい馬ですね。
アメリカズカップは展開も馬場も向いたからこその勝利。
持ち味のしぶとさを最大限に活かしたものであり、今後、切れ味が要求される流れになれば出番はないでしょう。
サトノアーサーは見るからにキレ者マイラーといった馬体で、日本ダービーはおろか、皐月賞でも出番はないかもしれません。
ここからの2ヶ月でどう変わるかに注目ですが、現状、私はどちらのレースでも本命を打つことはしません。
消す可能性の方が大きいかもしれませんね。
所変わって東京の東京新聞杯。
こちらは超超超超超超スローペースのレース。
レースラップが
12.8 – 12.0 – 12.4 – 12.6 – 12.4 – 10.9 – 10.8 – 11.0
の超上がり勝負。
これでは追い込み馬であるブラックムーンに出番がないのは当たり前。
なんせ、逃げ切ったブラックスピネルが上がり32.7…これを差し切ろうとすれば31.7前後の上がりを計時する必要があるのですから…
新潟千直ですら過去最速上がりが31.5なのに、坂のある東京で、しかも1200m走った後に31.7を出せる馬はこの世に存在しないでしょう。
それにしても酷いのは2番手につけた本来逃げるはずのマイネルアウラート騎乗の柴田大知騎手。
先週のマイネルラフレシアの項で少し触れましたが、この騎手は2番手につけると自ら鈴を付けに行くことが出来ない騎手です。
マイネルミラノでも、2番手に付けて直線までジッとしている騎手なのです。
だからこんなスローになったというのはある意味必然。
このペースになってしまうともはや予想に必要なファクターが展開オンリーになってしまうのですが、この展開を作ったのが逃げの手に出たデムーロ騎手ではなく柴田大知騎手であるということは覚えておくべきでしょう。
その柴田大知騎手のレース後のコメントを見て度肝を抜かれました。
「勝ち馬に先に行かれてしまい、2番手からレースをして、早めにつついていったのですが…。よく頑張っていると思います。今日のところは仕方ないです。」
もう一度レースラップを。
12.8 – 12.0 – 12.4 – 12.6 – 12.4 – 10.9 – 10.8 – 11.0
ど・こ・で??????????
どこでつついて行ったの?
あなたの馬、瞬発力勝負に弱い馬だよね、バカなの?死ぬの?
とまぁ暴言を吐いてしまいたくなるような驚くべきコメントでした。
馬はそりゃ頑張っているでしょうよ。
あなたは頑張ったのかと問いたい。
柴田大知騎手が頑張ったところで私の推奨馬券は当たらなかったでしょうが、もっと締まったレースになっていたでしょうね。
彼が永遠の2流である理由の一つでしょうね。
とはいえ、私は嫌いじゃないですよ、柴田大知騎手。
このコメントがあまりにも酷すぎたので憤っているわけです。
上記のようにスロー過ぎて何の参考にもならないレースでした。
展開予想で当てようと思ってもそもそもブラックスピネルが逃げることを予想できた人が何人いたでしょうか?
なにからなにまで謎のレースでしたが、馬券を当てた方、おめでとうございます。
では、本日の予想です。
東京11R
クイーンカップ(G3)
本命はアドマイヤミヤビ。
楽勝だった前走。
2着のカデナは直後の京都2歳Sを差し切ってクラシック候補に数えられている。
このカデナは直線で不利があったため、勝負付けが済んだとは思えないが、3着アウトライアーズに関しては完全に子供扱いで能力の違いを見せつけた。
アウトライアーズはその後ひいらぎ賞をとんでもない末脚で楽勝、こちらも牡馬クラシック候補の1頭に数えられている馬。
これらを相手に中団から馬場の真ん中を突き抜けてくるのだから、この馬の能力はひょっとしたら阪神JF上位組よりも上かもしれない。
そういった意味では、レーヌミノルが今後の物差しになってくれそうなのはありがたいところ。
強そうで強くないメンバーが揃ったここ、昨年のメジャーエンブレムクラスの楽勝まであるかもしれない。
対抗に前走ハイペースで押し切る寸前まで粘ったアエロリット。
スッと前に付けられるセンスが、この先行馬の少ない組み合わせで最大限に活かされる。
ダートの短距離からの転戦組も出走しているため、スローにはならなさそうだが、ハイペースで2走続けて粘った実績がある。
平均ペースくらいまでならば楽に対応できるだろう。
新馬戦の強さを再現できるか。
3番手にハナレイムーン。
新馬勝ちが鮮やか。
直線でエンジンが掛かるまでにやや時間を要したが、スピードに乗ってからはズンズン伸びて楽勝。
まだまだ伸びていきそうな脚色で、その器の大きさを感じさせてくれた。
ここは試金石の1戦だが、楽々対応するだけのポテンシャルは秘めている。
以下
実績NO.1レーヌミノル
前走強烈コマノレジーナ
大穴アルミューテン
までを押さえて「馬単」で。
馬単
15→2.3.4.8.11(各20%)



