こんばんは、明瑞新山です。
早いもので、今年の競馬も残すところこの土日のみとなりました。
先週は十中八九勝つと思った大本命ミスエルテのまさかの失速に驚きましたが、レース後のコメントではレース前の消耗が激しく競走にならなかったとのこと。
使う毎にイレ込みがキツくなり、馬体も細化しているところをみると、このタイミングで春までリフレッシュ出来るのは良かったのではないでしょうか。
賞金的にも桜花賞は出走確定でしょうし、こうなるとファンタジーSの賞金は大きいですね。
それと同時に、この馬の気性を全く考慮せず2戦目に1400m戦を使ったことが、このカリカリする気性に輪を掛けている気もします。
1400mで大外から追い込む競馬で鮮やかに差し切ったのは素晴らしいパフォーマンスでしたが、馬にレースを教えるための環境であったかと言われればそうではありません。
ここでアルテミスSを使っていれば、マイルの重賞の流れも経験できますし、輸送や東京競馬場そのものを経験できるという、大きな財産になったかもしれません。
それをせずに1400m戦に使い、折り合いを教えるチャンスすら奪ってしまった。
気性も問題を放置した調教師の責による敗戦かもしれませんね。
勝ったサトノアレスと2着モンドキャンノはパドックでの雰囲気が素晴らしく、ワンツーの結果には何の驚きもありません。
今後もこの路線を引っ張っていってほしいですね。
さて、土曜日の予想ですが、今年ここまでの私の回収率は81%。
香港4Rをすべて外してしまったツケが大きく響いています。
なんとか回収したいところですが、今週もマイペースにやってまいりますのでどうぞお付き合いください。
阪神11R
阪神カップ(G2)
まず最初に、今のこの路線はどこをどう切り取っても強い馬がいない、一言で表すならば超低レベルの路線。
マイルCSのワンツー馬が揃って出走だが、この2頭とて強いと思えない。
特にミッキーアイルが恵みに恵まれての勝利であり、絡んできそうなシュウジやエイシンスパルタンがいる限り、安心して本命に据えることは出来ない。
過去のレースを見返してみても、シュウジやスノードラゴンとの比較で大きく抜きんでているという結果が得られるというわけでもない。
一方のイスラボニータとて前走時にお伝えした通り往年の力は影を潜め、惰性で戦っているだけの状況。
ここは両馬ともに切って妙味。
もっと言えば、この2頭を切った上に、現状の重賞路線では未知数の馬から購入するのが最も期待値が高いのではないか。
本命はダンスディレクター。
また・・・である。
やはり、この馬の素質にほれ込んでいる以上、本命にしないわけにはいかないし、上位のメンバーと万全の状態で対戦していない以上、勝負付けが済んだとも言い切れない。
春の骨折後、思うように結果を出せていない秋シーズンだが、それでもスワンSには復活の影を感じることが出来た。
久々に好位からの競馬を見せ、直線もしぶとく伸びていた。
道中掛かった分と、まだ本調子でなかった分と割り切れば高く評価しても良いだろう。
また、今回はこの乗り替わりも好材料。
浜中騎手がミッキーアイルを指名したからこそ背中が空いたのだろうが、まさかそこに武豊騎手が跨ってくれるとは。
繊細な気性が災いして折り合いに難があるこの馬には当たりの柔らかい武豊騎手の方が手が合うのは明白。
ショウナンパンドラがそうであったように、ダンスディレクターもこの乗り替わりが運命の出会いかもしれない。
今回は前が引っ張って切れるのでペースが速くなりそうなのもこの馬にとっては良い材料。
先行馬総崩れになれば差し脚一閃のシーンも。
対抗にロサギガンティア。
昨年、この馬を消したがために不的中の憂き目にあった。
今年は昨年ほどの勢いはないようだが、1400m戦は得意としており、侮れない。
3番手にグランシルク。
この馬は伸るか反るか。
3歳春にGI級と騒がれるほどのパフォーマンスを見せ期待されたが、その後は伸び悩み。
ここ数戦で復調して前走も大楽勝だったが、如何せん負かした相手が弱すぎる。
しかしながら、ここの上位メンバーを未対戦という魅力を秘めており、期待は大きい。
以下
3歳馬の前門の虎シュウジ
後門の狼トウショウドラフタ
差し脚強烈なゴールデンナンバー
までを押さえて馬連で。
馬連
5~2.3.11.13.16(各20%)



