【マイルCS】11月20日明瑞新山予想

 

おはようございます、明瑞新山です。

 

 

土曜日の東スポ杯は見事馬連が的中。

 

最後はヒヤヒヤしましたが、なんとか本命馬が2着に残してくれました。

 

平均ペースに近い前半の1000mでしたが、速いのは2.3F目のみで、そこからは緩やかにペースを落とし、最も遅い区間は6F目という少し特殊なレースでした。

 

通常、これは前に有利な流れになるのですが、それでパッタリ止まってしまったトラストは単純に弱いのか、僚馬とともに作り出した流れで切れ負けして自爆したのか、はたまた大幅馬体増による影響なのかはっきりしません。

 

ただ一つ、スクリーンヒーロー産駒の東京成績は通算で5.7.8.72の勝率5.4%と、中山競馬場の11.3.2.66勝率13.4に比べると連対率こそほとんど同じですが勝率で大きく劣ること、5勝のうち4勝はモーリスとゴールドアクターが挙げたものであることから、恐らくスクリーンヒーロー産駒は東京が苦手の傾向にあると思われます。

大きく失速したのはその血統的な分の可能性も。

中京での勝率4.2%、新潟に至っては0%と、とにかく広くて瞬発力の要求されるコースでは勝ち切れず、パワーや持続力を要求されるコースには強いという統計が出ています(下り坂で瞬発力を補える京都は勝率10.9%。)

次走が阪神であればやや割り引き、中山であれば本命視しても良い、それくらい極端に考えています。

 

今回は雨馬場だったので押さえましたが、本来は消したいと思っていた馬。

 

こういったデータも少しは役に立ちますね。

 

 

さて、勝ったブレスジャーニーは非常に強い競馬でした。

4角を回った時には鞍上は一体どうするつもりなのかと心配してしまいましたが、外に進路を切り替えると様相一変。

先に抜け出した2頭をあっさり差し切ってしまいました。

スワーヴリチャードもムーヴザワールドもかなり強い競馬をしたのですが、切れ味では敵いませんでしたね。

今後もこれくらいの流れならば主役級間違いなしでしょう。

 

2着馬3着馬は勝ち馬とはタイプが違う馬で、今回は流れが向かなかったことと、完成度で勝ち馬に大きく水を開けられていることが敗因。

 

今後の成長次第ではクラシックでもおもしろい存在だと思います。

 

半信半疑でごめんね、ムーヴザワールドさん。

 

 

 

 

 

では本日の予想です。

 

 

 

 

 

京都11R
マイルCS(GI)

 

 

人気のサトノアラジンが痛恨の内枠。

これで鞍上はハープスターをするしかなくなった。

昨年のマイルCSや今春のダービー卿CTのように馬群で競馬を運べる馬だが、やはり能力全開になるのは直線で早目に大外のシーン。

その展開に持っていければトーセンラーのように楽々差し切るのも可能だと思うが、残念ながらすぐ外の2頭はこの馬と同じく差しタイプの馬。

そうそう簡単に外には持ち出せないと見た。

本来は本命予定だったが、対抗評価に。

 

 

現在2番人気のイスラボニータは衰えを隠せない現状。

前走にしても、全盛期のイスラボニータなら差し切って然るべき内容だったが、それを果たせなかった。

昨年は本命に推して、出遅れさえなければと思わせてくれる鋭い末脚を使ってくれたが、今年は消す。

 

 

同じ富士S組のヤングマンパワー。

前走は展開に大きく助けられた勝利で、ここで勝ち切るだけの力はこの馬にはないと見ている。

使える脚が一瞬しかないのも今の京都の馬場ではマイナス材料で、テン乗りの鞍上がそこを理解して乗ってくれるのかも疑問。

消し。

 

 

本命はマジックタイム。

後方から差しても良し、好位から内を突いて抜け出すも良しの器用なこの馬を軸に指名だ。

 

今回は出していく馬がそれほどいないため、ミッキーアイルもそこまでは掛からないだろう。

と、なれば常識的なペースでの逃げを望めると見立てて問題ないはず。

他に押してでも前に行きたい馬はおらず、他は出たなりでの競馬になる。

そうなればこのマジックタイムも好位からの競馬が可能で、スローになれば展開の利を受けられる可能性が高い。

反対に他が出して行ったり、ミッキーアイルが暴走してハイになった場合には中団から競馬を運んでも問題ない。

レースがどのように転ぼうがこの馬は展開に左右されないのだ。

 

加えて、今のスピード持続力を求められる京都はこの馬にはピッタリの舞台。

春の初重賞制覇の時にはサトノアラジンやロゴタイプを破った実績もある。

夏から数えて3戦目、明らかにこのマイルCSを狙ってのローテーションも好印象。

追い切りの動きも上々で、性別の壁を跳ね返す準備は整った。

 

一部では「騎手では食っていけないので、日本に来ている間にはコンビニで雇われ店長をして稼いでいる」等と揶揄されている鞍上。

彼がネックになるとの見方もあるが、日本の芝で通算27勝の内21勝を1800m以下で挙げているように短距離巧者であることを考えれば問題ない。

ダービー卿CTでは外に進路を取りながら、内が開くと見るや即座に内に進路を切り替えるファインプレイを見せた。

なにより、クリストフ・ルメールですら勝ったことのない凱旋門賞を制している騎手。

その勝負強さに期待したい。

 

 

対抗に上記のサトノアラジン。

 

 

3番手にロードクエスト。

前走はスローペースでキレ負けしたにしても自身の後ろから来た馬にも差されており情けない敗戦。

決して看過できるものではないが、連戦を重ねた春から休養明けを激走した反動、所謂2走ボケと割り切ることとする。

2歳戦~今春のパフォーマンス、そして秋初戦で古馬をあっさり撃破したポテンシャルは目を見張るものがあった。

ここでこの馬の真価を見極めるつもりで購入したい。

 

 

以下

 

 

逃げ残り警戒ミッキーアイル
狂気と才能秘めるネオリアリズム
叩いて上昇フィエロ

 

 

までを押さえて馬連で。

 

 

馬連
10~2.4.7.15.16(各20%)