おはようございます、明瑞新山です。
先週のエリザベス女王杯は▲-消-◎決着で外れ。
ひとえに遅すぎたペースによるものでしょう。
今年再三本命に推してきたクイーンズリングをここ2走で本命に推さなかったのは距離に限界があると思っていたからこそ。
それでも能力の高さゆえに連対圏内は可能だと見立てて3番手評価としました。
ところが、この超スローペースに加えて誰もレースを動かす者がいなかったことにより直線まで動かなくても良かったこと、ファンタジーSの週とは打って変わって内伸び馬場になっていたこと、他が瞬発力勝負を苦にする馬ばかりだったこと等の要因により勝ち切るに至ったと考えています。
ただし、守備範囲外の距離をこなすことの出来る高い能力を持ち合わせているから可能な芸当であり、決してマグレではありません。
今後も牝馬路線の有力馬であり続けるでしょう。
ミッキークイーンは明らかに休み明けの分の反応の悪さが災いしての連逸。
タッチングスピーチは硬い馬場に対応しきれず伸びを欠きました。
2頭とも狙いどころがはっきりしている馬なので、今後も馬券でお世話になることは多そうです。
では、本日の予想です。
東京11R
東京スポーツ杯2歳S(G3)
毎年有力馬が顔を揃える一戦。
重賞格上げ初年の府中3歳Sの時代を入れて全20回中、実に15頭が後に重賞を制しており、残る5頭の内2頭がGIで連対を果たしている出世レースなのだ。
今年は昨年が強力過ぎたこともあってか、インパクトのある有力2歳牡馬が少ないが、その中でも来春が楽しみな馬たちが顔を揃えた。
その中で私の本命はスワーヴリチャード。
新馬戦は鞍上も完全に諦めたラスト1ハロンで急激に伸びてハナ差2着。
その区間の推定ラップは驚異の10.5。
坂のある阪神でこれである。
折り返した2戦目も若さを見せていたが鞍上がなんとかコントロールして快勝し、ここへステップを踏んできたという訳だ。
この2戦でともに見せたのが内にササる癖。
詳しく書くと冗長になるので割愛するが、左回りだと真っすぐ走れる可能性が高い。
新馬で追い出すのが遅れたのもこの癖を見せたからであり、まともに走っていれば楽に突き抜けていた競馬。
調教ではほぼ持ったままでラスト11.6。
2戦目の時計やラップは特筆すべき点はないが、トータルで考えるとそれを補って余りある大物感漂う1頭である。
対抗にブレスジャーニー。
メンバー中唯一の東京ウイナーであり、恐らく唯一のスローペース巧者。
前走もゆったりとなした流れを後方3番手から楽々差し切り。
ここはトラスト以外に飛ばす馬はおらず、恐らくスローペースになる。
そうなれば前走同様自慢の青竜刀で一気に撫で切る可能性は高い。
3番手にムーヴザワールド。
個人的にはエアウィンザーの方が強かったと思うが、この馬も十分に強い競馬をした新馬戦。
一時はもうダメかと思われる手応えから馬の間を割っての渋太く伸びてきたのは高く評価して良いところ。
当然ここでも有力の1頭に数えられるが私はまだまだ半信半疑。
本当は消してしまいたかったがそんな勇気がなかった。
続いてトラスト。
ブレスジャーニーがメンバー中唯一のスローペース巧者なら、こちらはメンバー中唯一の雨馬場巧者。
本来良馬場であれば消す予定だったのだが、一定量以上の降水があったとのことで、この馬を押さえないわけにはいかなくなった。
一応単穴まで警戒しての押さえである。
以下
新馬戦が優秀な内容だったエルデュクラージュ
差し脚比べになればオーバースペック
までを押さえて馬連で。
馬連
軸 9
06 45%
01 30%
05 15%
08 5%
10 5%



