おはようございます、明瑞新山です。
土曜日のスワンSは本命馬フィエロが伸びきれず不的中。
敗因は出負けして前半に脚を使ったこと、そしてポジションを取りに行ったことで掛かってしまったことに尽きるでしょう。
同じく出負けしたサトノアラジンは騎手が腹を括って最後方でジッと我慢していたのとは対照的でした。
紐決着で60倍超の馬連だったので、非常に悔しい結果となりましたが、フィエロは本番かなり人気を落としそうなのでもう一度狙ってみる価値がありそうです。
東京のアルテミスSは本命馬リスグラシューが快勝。
しかしながら、2.3着ともに消した馬が飛び込み不的中となりました。
このレースの1.2着馬は時計は不満ですが、上がりをきっちりまとめているので評価しても良いでしょう。
ただし、3着以下の馬で評価できそうなのはアピールバイオのみ。
それ以外は2レースの未勝利と変わらない内容でした。
では、本日の予想です。
東京11R
天皇賞秋(GI)
今年も天皇賞秋がやってきた。
私が初めて見た天皇賞秋はネーハイシーザーが勝ったレースである。
当時、競馬のことは分からないなりに圧倒的一番人気だったビワハヤヒデに注目していたのを覚えている。
注目、というか、小学生らしくただ単に強いものを応援していたような気がする。
ところが、これがコロッと負けてしまい、ビワハヤヒデって弱い馬なんだなぁなどと本当に小学生並みの感想を抱いたのも覚えている。
あれから20有余年。
今となってはビワハヤヒデの強さもネーハイシーザーが勝った驚きもロイスアンドロイスのネタ的激走も理解できるようになったが、馬券だけはトンと当たらない。
毎年素晴らしいメンバーに恵まれる天皇賞秋だからこそ当てたいのだが、難しいものだ。
最後に当てたのはブエナビスタが勝った時。
今年こそ。
本命はモーリス。
札幌記念終了時に、このままの出走だとお客さんになる可能性が非常に高いと評したが、あのレースを振り返れば振り返るほどこの馬の強さが浮き彫りになってきた。
スタートから内に入れられず、1コーナーを回る時には内から7頭目を通される形に。
モレイラ騎手は早目にインに入れようとする構えだったが、初の2000mで少し行きたがる素振りを見せたパートナーの折り合いを最優先した形。
前に壁を作って溜めを作る形は叶わず、内から5頭目ほどの追走を余儀なくされた。
結果的にモーリス以外の上位入線馬は漏れなく道中で内から数えて1~3頭目を通った馬たちばかり。
この時点でかなり厳しい競馬を強いられていたのは間違いない。
34コーナー中間でモーリスが仕掛けると、レインボーラインがすぐさま外に出してこの馬に迫ってきたが、それを凌いだところがゴール。
終始外を回されるロスの多い競馬をしたのは実はこの馬だけだったのだ。
加えて、札幌記念の予想に記したがこの馬は溜めが利かないと最後苦しくなる馬。
コーナーでの加速性能が素晴らしく、どうしてもそこで出して行ってしまいたくなるのだが、そこでGOサインを出すと止まる可能性が高い。
ここは香港マイルで好相性を見せた世界の名手の腕に期待している部分でもある。
ペースはエイシンヒカリが握る。
天才武豊、よもや昨年の愚行を繰り返すことはあるまい。
極端なスローペースではなくそこそこのペースで引っ張るはず。
そうなればこの馬にとってこれほどありがたいことはない。
全ての要素がかみ合えば圧勝まである。
◎モーリス。
対抗にアンビシャス。
前走は余裕を持っての仕上げだったが、今回は研ぎ澄まされたシルエット。
追い切りもゆったりとこなし、レースに向けて馬をヒートアップさせないようにソフトに調整してきた。
レース内容だが、かなり仕掛けを遅らせたのに後ろからきたルージュバックに差された点は不満だが、ゴール前で差し返す姿勢を見せていたのは好印象。
走法の関係で馬群に入れると力を発揮できず、外を回すしかないルージュバックよりも操縦性、機動力に優れており、今回ルージュバックがこの馬に先着できる要素はないとみている。
3番手にエイシンヒカリ。
昨年はクラレントにハナを譲るまさかの展開で惨敗。
調教師はこの馬を大逃げ馬にしたかったとコメントを残しているが、大逃げ馬としての適性はさておいて、昨年のような騎乗をするのならば大逃げしている方がマシだったのは間違いない。
イスパーン賞や香港カップを見ている限りスピードの持続力はかなりのもの。
ここは競ってくる馬もそれほどいない組み合わせ。
単騎でスイスイ行けば逃げ切りのシーンも。
以下
叩いて上昇ステファノス
前走に見どころラブリーデイ
宝塚記念で良い競馬をしていたサトノクラウン
までを押さえて『馬単』で。
馬単
8→1.3.4.14.15(各20%)



