おはようございます、明瑞新山です。
昨日のひまわり賞は一本釣りを狙いましたが1.3着という結果に終わりました。
テイエムヒッタマゲは新馬の頃よりも体が大きくなり、成長しているなと感じました。
ただし、あのレース内容では今後どこを走っても厳しいでしょう。
もう1段階成長してくれば、500万下でも面白い存在なのですが・・・
さて、本日の予想です。
新潟11R
新潟2歳S(G3)
単勝オッズを見ても分かるように、かなり混戦ムードの1戦。
弱い馬ばかりが集まったせいではなく、内容のある勝ち方をした馬が多いが、各馬の適性がイマイチ掴みにくいからこそのオッズである。
では、この新潟2歳Sを勝つために必要なモノはなんなのか。
単純明快、誰でもわかる答えだが、ラストの切れ味である。
過去10年、レース上がりが34.5を切れなかったのは良馬場に限るとザラストロが勝った年だけ。
この年は今も条件戦で惨敗を繰り返しているメイショウオオゼキが1番人気に推されるほどの低レベル戦で、勝ったザラストロも以降勝利なしという惨状。
参考外にしても良いくらいだが、そんな年でもラスト3F11.7 – 10.8 – 12.1と、間に10秒台のラップが挟まれるのが特徴である。
軽い芝、長い直線、坂のない平坦コースが生み出すマジックで、他の競馬場で10秒台を計時する馬なんて滅多にお目にかかれないが、ここ新潟競馬場では2歳馬でも軽々と叩きだしている。
また、低レベル戦だった上記の年はラスト1Fで大きくラップを落としているが、それでも12秒台前半に留めている。
つまり、この10秒台の区間で同じく加速できる馬でないと厳しいということ。
もしくは、10秒台のラップを2連続で使える馬でないと勝ち切れないということ。
上記2つの条件に合致する馬を全馬の出走レースから洗ってみたところ、該当したのは以下の馬とレース。
マテラフィールド(2歳未勝利)
サンライズソア(2歳新馬)
イブキ(2歳新馬)
オーバースペック(2歳新馬)
マイネルバールマン(2歳新馬、ダリア賞)
この中から、マテラフィールド、サンライズソアは新潟戦なので出て当たり前。
マイネルバールマンもスローの1400m戦なのであまり評価は上がらない。
と、なれば残るは2頭。
イブキ or オーバースペック
どちらかを本命に、どちらかを対抗に据える。
イブキの新馬戦は、好位からレースを作るセンスの高さを見せ快勝。
2着馬はすでに勝ち上がっており、3着馬もおそらくすぐに勝てそうなハイレベル戦。
レースそのもののペースも前半61.9で13秒台が1度しかない新馬戦にしては流れたレースだった。
それを好位から抜け出して12.0 – 11.2 – 12.0は立派。
勝ち時計は昨年同時期にデビューしたメジャーエンブレムより速く(但し、あちらは上がり11.4 – 11.0 – 11.4と、もう1レベル上の次元でまとめていた)、さらに東京スポーツ杯2歳Sと遜色ない時計で、2歳6月の新馬ということも考えれば優秀。
対してオーバースペックの新馬戦は低レベル戦。
実質3Fしか競馬をしていないレースで、余力タップリの先行勢がそのままワンツーフィニッシュ。
ラスト4Fは 13.0 – 11.8 – 11.5 – 11.5 と、1.2秒もの急加速を含んでいるラップ。
これを後方2番手から楽々追い上げて、あわや差し切るかという勢いで追い込んできた。
上記のレースラップに対して、オーバースペックの推定ラップは 12.4 – 11.2 -10.9。
この末脚ならば、なかなか止まらない前を捕まえることも出来そうだ。
ただし、素晴らしい末脚といえども新馬で低レベルなメンバーを相手にとりこぼしていることは事実。
本命はイブキ、対抗にオーバースペック
に落ち着くのが妥当なところだろう。
上位陣の序列が決まったところで、他に評価できそうなレースを走ってきた馬を押さえて馬券的に完成だ。
まずはモーヴサファイア。
勝ち時計、ラップ構成、上がりどれを取っても現時点の2歳既走馬の中で上位に評価できるもの。
ただし、上記のように瞬発力が問われるレースなので、それを裏打ちしてくれる要素がないことが不安で抑え評価。
続いてキャスパリーグ。
1400mの新馬だが、ラスト3F 12.1 – 11.8 – 11.8 。
ゴール前では鞍上が馬の頭を撫でる余裕すら見せた完勝で、この準加速ラップも立派。
唯一のディープインパクト産駒というのもポイントが高い。
以下、
新潟マイルで勝っているサンライズソア
前走大外から差し切ったウインシトリン
までを押さえて馬連で。
馬連
3~2.7.9.11.12(各20%)
札幌11R
キーンランドカップ(G3)
過去20回行われた函館SS(1~3回は札幌で開催)で1分8秒を切ったのはソルヴェイグとシュウジの2頭のみ。
レースの上がり3Fは過去最速タイで、入りの3F33.5を切って上がり34秒台を計時したのはカレンチャンが勝った2011年と今年のみ。
それだけ今年の函館SSは内容の濃いレースだった。
その中で唯一中団から差してきたレッツゴードンキはやはり強い。
今回もここから入る。
相手筆頭は前走2着のシュウジ。
乗り替わりもプラスにはたらきそうだし、なによりも斤量差が魅力。
前走実質同じ斤量だったソルヴェイグが今回は実質1kg増。
これは大きな武器になる。
そのソヴェイグは消しで、以下
先行力魅力セカンドテーブル
北海道大好きエポワス
差し脚強靭サドンストーム
昨年この舞台で重賞を制したブランボヌール
までを押さえて馬連で。
馬連
12~1.3.4.7.14(各20%)



