おはようございます、明瑞新山です。
・土曜日回顧
「夏に弱く、体調が整っていなかった。」
レース後の騎手談です。
なら使うなよ。
パドックでもやや太めに見えましたし、やはり言いたいことは
なら使うなよ。
穴で推した2頭が馬券圏内に突っ込み、その2頭のワイドが34.2倍。
その目で当たりましたとの報告が入ったことが唯一の救いでしょうか。
軽視したチャーリーブレイヴが勝ったので、もしフィールザスマートが体調万全で来ていても推奨馬券は外れだったと割り切るしかありません。
体調が整っていなかった…ねぇ…(ぼやき)
東京11R
エプソムカップ(G3)
実に23連敗。
ロゴタイプが長いトンネルを潜り抜け、勝利の美酒に酔ったように、そろそろ私にも的中の朗報はやってこないものか。
個人的な馬券も不調。
収支こそ小幅なマイナスで済んでいるものの、外れる時はハナ差の勝負に泣くことがあまりにも多い。
前々から言っているが、そこの当たり外れは単なる「運」
どれだけ精巧に予想しようとも、ハナ差の勝負を見極めるのは人間には無理だ。
今、私は勝利の「運」に見放されているのだろう。
昨年の11月~今年2月まで、週単位での負けすらなかった好調期が懐かしい。
さて、「運」に見放されていると言えばルージュバックも同じ。
この馬の場合はこの厩舎に所属した時点で「運の尽き」だったのかもしれない。
桜花賞までの3連勝は素晴らしかった。
一体どんなスーパーホースになるのだろうと、胸をときめかせた人も多かったはずだ。
きさらぎ賞後、チューリップ賞を使っていれば、桜花賞でも間違いなく勝ち負けできたはずだった。
しかし、陣営の選んだローテーションは桜花賞直行。
しかも、桜花賞前には、直前まで放牧に出して最終調整のみを行う普段のスタイルを変更。
長く厩舎に置き、2週に渡り大きな負荷を掛けた調教を敢行。
結果、輸送も相まって馬体はガレて萎み、レースでも初めての他頭数に揉まれて馬群に沈んだ。
続くオークスでは同期の最強牝馬ミッキークイーンの台頭に抗えず、好レースを演じたものの2着。
夏を休ませて秋の飛躍が期待されたが調整が上手く行かず秋華賞回避。
と、思えばエリ女直行後のローテーションが有馬記念という謎采配。
明けて4歳初戦の中山牝馬Sでは落鉄のためにレース中に蹄から出血するほどの大けがを負いラスト100mで失速。
ヴィクトリアマイルではそもそもマイルがズタボロの状態で走った桜花賞以来だし、その間のローテーションも2400→2200→2500→1800なのにいきなりマイル戦と意味不明。
で、案の定差し込むのが遅れた…………
いやぁ、酷い。
馬が可哀そうとはまさにこのこと。
ショウナンパンドラやミッキークイーンは、獲得賞金の関係で他に出られるレースもないので仕方ない。
しかし、この馬は賞金が微妙なラインにいるのにこのローテーション。
目黒記念やメトロポリタンSといった選択肢があっても良かったはずだ。
この馬は強い…という陣営の思い上がり甚だしい。
そして今回、体質の弱いこの馬をこのエプソムカップに使ってきた。
なぜって?秋に大きなレースに出るためには賞金が足りないから。
3ヶ月で3戦は自身初。
一体、どんな状態で出走するのかに注目……と思っていたら、東京1800mで大外枠。
やはり「運」がない。
ここでも賞金加算できず、秋にはOP特別を走っている…まるでベッラレイアのような姿が目に浮かぶようだ。
最終追い切りはまずまずだが状態面に一抹の不安が残り、絶対不利とされる大外枠で1番人気。
どう考えても軸は出来ない。
押さえまで。
2番人気のフルーキーは消し。
昨年暮れのチャレンジカップの予想に記したが、速い上がり勝負に滅法弱いこの馬。
昨日から上がり33秒台連発の今の馬場では、キレ味で見劣る。
3番人気のロジチャリスは、まだまだ正体不明。
前走は33秒台の上がりを使ったが、同じレースに出走していたオリオンザジャパンが33.3を駆使できる馬場と流れ。
このオリオンザジャパン、デビュー以来初めての芝経験で、メイSの前はダート2100mの準OPを8番人気で勝ったような凡庸な馬。
その馬よりも0.6遅い上がりを計時したところで、果たして価値はあるのだろうか。
本来の上がり勝負に弱いキャラは健在のはず。
ここは過剰人気気味でもあり、消して妙味。
本命はラングレー。
この馬の最大の長所は、その立ち回りの巧さ。
先行差し自在で、内を突くことも外を回すことも可能。
もちろん、馬群にひるむこともない。
瞬発力勝負にも底力勝負にもある程度対応可能。
裏を返せば決め手に欠けるとも言えるが、今回はその欠けているモノを埋めるピースを手に入れた。
東京1800mの最内枠というピースだ。
これは、器用さに長けるこの馬には大きな武器。
今年重賞複数回勝利の好調の鞍上の腕に導かれ、初重賞制覇なるか。
対抗にマイネルミラノ。
理由は、単騎濃厚だから。
単純だが至極明快な理由だ。
この馬、番手からの競馬も出来る器用さを持ち合わせており、最後の粘り腰も立派。
だが、道中で巧く息を入れてやらないと昨年の函館記念やオールカマーのような惨敗をいとも簡単に喫してしまう。
今回、同型がいない上に手の合う鞍上に乗り替わるの好材料。
ペースはスローでもOK。
2番手との距離を図りながら、絶妙に息を入れさえすれば、最後まで粘ることが出来るはずだ。
3番手にアルバートドック。
2走前が不可解な配線だが、それ以外は堅実な走り。
しっかり溜めれば弾ける馬で、最もディープインパクト産駒らしい馬かもしれない。
前走はまずまずのメンバーレベルの中で掲示板確保。
このメンバーなら上位と言える。
以下、
キレ者サトノギャラント
鞍上が最大の敵も差し脚堅実ヒストリカル
「運」のなさをどう補うのかルージュバック
までを押さえて馬連で。
馬連
1~4.5.6.13.18(各20%)
阪神11R
マーメイドS(G3)
本命はハピネスダンサー。
消極的な吉田隼騎手から積極的に前を狙う川田騎手に乗り替わり。
この手替わりは大きい。
早目に捲って前を捉える形か、なんなら逃げても良い。
いずれにせよ4角先頭で回ってくればかなりの期待を抱けるはずだ。
ここでその乗り方をして馬券圏外なら、それは現段階で重賞クラスの力がないということ、今後は重賞では用のない存在と割り切ってしまっても良いと思う。
それくらい、ここは瀬戸際の一戦だ。
対抗にナムラアン。
前走は牡馬相手に逃げ切り勝ちを収めた。
ここは先行馬の少ない組み合わせで、再現も十分に考えられる。
3番手にリラヴァティ。
準OP~OPの牝馬路線の常連組。
重賞も2.3着に実績があるように、マイペースで運べれば一発のある馬。
ハンデも手ごろで食指が動く。
以下
トップハンデも勢いあるシュンドルボン
軽ハンデ組で唯一の差し馬アカネイロ
秋華賞3着馬タガノエトワール
までを押さえて馬連で。
5~2.3.8.12.13(各20%)



