【マイル女王の座に着くのは…?ヴィクトリアマイル等】5月15日明瑞新山予想

おはようございます、明瑞新山です。

 

・土曜日回顧

京王杯SCは、予想通りのスローペースになったものの、想定外の超上がり勝負になりました。

 

勝ったサトノアラジンのラスト3Fは、驚異の32.4
2着サンライズメジャーも同じ時計を記録。

先週までの内伸び馬場から一転、差し馬の台頭する馬場へと変貌を遂げていたことも要因でしょう。

 

内から抜け出しを図った本命馬オメガヴェンデッタは、この差し脚に成す統べなく飲み込まれてしまいました。

予想文にも記載しましたが、本来は上がり勝負を得意としない馬
ここは仕方ないと割りきります。

 

1Rの予想は、リクエストにお応えしてアップしたものの不的中。

本命馬は、前走の失敗を活かしてきっちり進路を確保しながらの進出でしたが、その前走ほどの上がりを使えませんでした。

前走の上がりは、溜めが効いたからこそだったのでしょう。

 

着差を考えれば、前走の上がりをそのまま使えば差しきれていたのですが、おそらく勝ちに来た結果なのでこちらも仕方ありませんね。

 

しかしながら、こういった要望に対処し、きっちり的中に繋げる能力も予想家としての資質。

 

今後も精進して参りますので、宜しくお願い致します。

 

 

 

 

 

では、本日の予想です。

 

 

 

 

 

東京11R
ヴィクトリアマイル(G1)

 

巷で良く耳にする「リピーターレース」

そういったレースは確かに存在し、このヴィクトリアマイルも例外ではない。

過去10回の開催でウオッカ、ブエナビスタ、ホエールキャプチャ、ヴィルシーナの4頭が複数回連対し、ストレイトガールが1.3着。

 

他にリピーターレースと良く言われるのがステイヤーズSやダイヤモンドS等だが、やはりというか何というか、条件が限られたレースや、古馬のハンデ戦などある種の限定戦が多い

このヴィクトリアマイルも例に漏れず牝馬限定戦であり、勢力図の変わりにくい路線

今年は勢力図が大きく書き換えられているが、リピーターレースになるレースが限定されているはレースの条件だけでなく、好走条件も限られているのだ。

 

昨年の牝馬2冠馬ミッキークイーンの参戦に、昨年のこのレース後中距離路線に活路を見出だしジャパンCを制したショウナンパンドラ。

昨年の桜花賞馬に一昨年の2歳女王も参戦とくれば、やはりフレッシュな顔触れに見えてしまう。

今年の「着順」はリピーターレースと呼ばれるものにはならないはずだ。問われるのは「適正」とみた。

 

 

人気はミッキークイーン。

昨年、圧倒的強さで牝馬路線を制圧。
同世代に敵無しをアピールし、古馬王道路線に殴り込みをかけた。

そのジャパンCでは残念ながら8着に敗れたが、直線で外を強襲して追い込んきた姿は迫力十分だった。

懸念されるのはデビュー以来、未勝利戦を勝ったのみで残りのレースは全て2着のマイル戦。

適正の有無は定かではないが、前走はあと1完歩あれば差し切っていた内容で、適正が全くないとは思えない

マイル適正がないと言われて、桜花賞以降マイル戦を避けていたブエナビスタは、その圧倒的能力の高さで1→2着。

ミッキークイーンの場合は前走でマイルを予習しているのはポイントが高い

 

2番人気のショウナンパンドラ。

底力勝負に滅法強く、馬群にも怯まない牝馬らしからぬどっしりとした気性は、現役最強馬の称号を得るに相応しい。

ただし、マイル戦は昨年のこのレース以来。

生涯を通してマイルより短い距離を経験したことがなく、その戦績は2戦0勝2着1回。おそらく適正は高くない

差し馬に向く馬場になっているのは好材料だが、マイル戦は良いとは言い切れない。

 

 

たしかに、能力で言えばこの2頭が断然だろう。

 

 

少なくとも他の馬ではアンビシャスやキタサンブラックに迫ることはまず不可能だろうし、ジャパンC以外完全連対と言うのも無理だ。

 

 

しかし前述のようにここはマイル戦。
能力で圧倒する上記2頭だが、他の馬にマイル適正で劣る可能性があるのも事実

 

 

一昔前なら、強い牝馬はマイラーと言うことが多かったが中距離王道路線で牡馬と対等に渡り合える今の時代、牝馬同士でも住み分けが出来ているように思える。

 

 

狙うはマイル適正の高い馬だ。

 

 

本命はクイーンズリング

過去9戦、1600m以下のレースは3.0.0.1。
着外は桜花賞の4着であり、超スローペースに泣いた格好。
それでも、ルージュバックが後方に沈む中、きっちりと最後まで脚を使い追い上げたのは能力の証か。

対して1601m以上は1.1.0.3。
戦績の違いは一目瞭然である。
ちなみに、勝ったのは1800mの新馬戦、連対はミッキークイーンに迫った秋華賞。

 

では2000m以上はからっきしかと言うとそうでもなく、オークスは道中ズルズルポジションを下げる糞騎乗で、直線に向いた時には既にノーチャンス。
それでも最後は一桁着順まで追い上げている。

また、エリザベス女王杯は直線で2度3度詰まる大きな不利
こちらも最後は前を急追し、さながら一昨年のショウナンパンドラのようなレースを見せていた。

 

つまり、2000m以上をこなすスタミナも備えているということで、守備範囲は想像以上に広いのがこの馬。

 

そのなかでも、マイル以下に絞るとさらに適正が高くなるというわけだ。

 

前走2着に退けたマジックタイムは後に牡馬混合重賞勝ち。
しかも2kgも重い斤量を背負っていたことは忘れてはならない。

 

ミッキークイーンには3戦3敗だが、いずれも1800m以上のレース。
そのうち糞騎乗だったオークスとハイペースを追いかけたローズSは仕方ない。

むしろ、直線入り口で一瞬行き場を失ったにも関わらず最後クビ差に迫った秋華賞を高く評価すべきだ。

上がりでも0.5差を付けており、ミッキークイーンが牝馬相手に上がりでこれだけ差をつけられたのはこの1度のみとくれば、その価値の高さは言わずもがな。
(ミッキークイーンは過去、ジャパンCを除く全てのレースで上がり2位以内を記録。上がり最速を譲った相手はクイーンズリング(0.5差)とロカ(0.1差)の2頭のみ。)

 

今回はこちらの土俵。
逆転の余地は大きい。

 

 

対抗に上記のミッキークイーン

既述のように、前走でマイルを経験したのは大きい。

しかも、仕掛けを送らせてわざと脚を測った節があり、余裕のある敗戦。
ここではあの着順はまず逆転するだろう。

能力最上位クラス。
楽勝まである。

 

 

3番手にルージュバック

前走は落鉄の影響でレース中に蹄を負傷して出血。
痛みで伸びきれなかったのだろうと回顧でお伝えした。

最終追い切りを3頭併せで敢行したように、傷は癒え、調子は良好。

遠征のない競馬も最高の条件であり、ここは狙い撃ちたい1頭。

 

 

以下

 

 

牡馬相手に重賞制覇のマジックタイム
前走痛恨のドン詰まりウキヨノカゼ
単騎濃厚スマートレイアー

 

 

までを押さえて馬連で。

 

 

馬連
12~2.6.7.10.14(各20%)

 

 

 

 

 

東京1R

本命はレッドアルソード

前走はハナを奪いに行くが譲らない馬がおり結果的にハイペースを演出。

勝ったサノマルは展開がハマっただけで、本当に強い競馬をしたのはすぐ後ろから出し抜かれた2頭。

この2頭のうちマルターズゲイルは直後の未勝利戦を勝ち上がり、もう1頭のサンジーニアスも現在の未勝利では力上位。

これらを相手に、直線で1度交わされてからも再度差を詰めたのは立派。

外枠を引いたのは最高の買い材料。

本命。

他人気馬が中山向きが多いということもあるので、ここは果敢に馬単で狙いたい。

 

 

馬単
15→3.5.6.8.12(各20%)