こんばんは、明瑞新山です。
・土曜日回顧
アンタレスSは消し評価としたアウォーディーが楽勝。
戦ってきた相手の弱さと今回の人気を天秤にかけて消し評価としましたが、普通に強かったですね。
この兄弟を昨秋から振り替えると、妹が重賞2勝にGI3着したかと思えば弟がUAEダービーを制し、兄はダートに路線変更し4連勝…うち重賞3連勝。
血統的な確変状態なのか何なのか分かりませんが、凄まじい勢い。
冷静に考えると重賞クラスでは力上位と言うことになりそうですね。
さて、本命のロワジャルダンは長く良い脚を使うタイプであり、瞬発力勝負には弱いタイプ。
展開的にはやや流れ、この馬向きのレースでしたが、仕掛けが遅すぎました。
あの仕掛けではさすがに伸びきれません。
次走以降も注目です。
2着のアスカノロマンも強い競馬。
この馬も着実に力をつけていますね。
では、本日の予想です。
中山11R
皐月賞(G1)
3強激突の皐月賞。
それを彩る伏兵もまた豪華で、久々に月曜日からワクワクし続ける1週間でした。
平成以降、3強と言われた皐月賞は
平成5年
平成10年
平成21年
の3世代か。
私の記憶している限りこの3世代なので他にあったら申し訳ないが、このうち3強で決まったのは平成10年のみ。
平成5年は一番人気のウイニングチケットが5着(降着による繰り上がりで4着)。
平成21年は1番人気ロジユニヴァース、2番人気リーチザクラウンともに惨敗を喫した。
ちなみに3強で決まった平成10年も1番人気スペシャルウィークが連逸している。
このように、3強状態の時に能力を正確に把握することは難しく、正しい答えを導き出すのは至難の業だ。
それだけ、今年の皐月賞は難しい。
ただし、1つだけはっきりしていることがある。
それは、リオンディーズがマカヒキに先着するということだ。
根拠は弥生賞。
マカヒキが完勝したかに見えるこのレースだが、リオンディーズは残り200mまで持ったままのレース展開。
ちょうど坂を登り始める時に仕掛けており、そこからスムーズに加速することは難しいのは容易く想像できるはずだ。
加えて、マカヒキは4角手前から勢いをつけて追い込んで来ている。
加速状態のものと、加速していない状態のものが同じ位置からヨーイドンすれば加速状態のものが先着するのは当たり前だ。
つまり、並ばれる寸前にGOサインを出したリオンディーズより加速した状態のマカヒキが前に来たのは必然。
本番ではそこをケアしさえすれば先着を許すことはない。
人気のサトノダイヤモンドは強い。
機動力があり、騎手にも従順。
一瞬のキレも素晴らしいものがあり、切る要素は見当たらない。
しかし、ローテーションと戦ってきた相手のレベルに疑問が残るために本命には推せない。
3強の中の序列は
リオンディーズ>マカヒキ
これだけがはっきりしており、サトノダイヤモンドの位置は測りかねるのだ。
これを消すのは危険だ。
むしろ、リオンディーズに先着することがほぼ不可能なマカヒキを消すべきではないのか。
マカヒキは騎手が追い込み策を示唆しているが、調教師は先行策を示唆しているという。
もし追い込み策を採った場合、ほぼ100%連対できないことになる。
それは土曜日の私の予想文の中にヒントが隠されているので目を通して欲しい。
私はほぼ追い込み策を採ると考えているので、やはり消す。
マカヒキは、消しだ。
もし追い込み策でマカヒキが勝った場合、それは父超えも有り得る。
だが、おそらくそのレベルの馬ではない。
残念ながら買い目から外す。
本命には安定感を買ってリオンディーズ。
対抗に未知の魅力サトノダイヤモンド。
3強の序列に関してはこれが結論だ。
ここからが馬券の肝。
上記の3強で決まらなかった2世代はともに3強の1角が優勝しているが、人気の盲点だった馬が馬券に絡んでいる。
平成5年はガレオンがビワハヤヒデにアタマ差迫る3着入線(8着降着)を果たし、平成21年は人気薄トライアンフマーチが2着だった。
今年も、人気の盲点になる馬を押さえたい。
まずはアドマイヤダイオウ。
新馬戦の内容を見る限りリオンディーズを逆転することは難しそうだが、この馬の能力を私は高く評価している。
繊細な騎乗が出来る福永騎手とはいかにも手が合いそうで、侮れない。
もう1頭が前で器用に立ち回れるエアスピネル。
こちらもリオンディーズを逆転するのは難しいだろうが、器用さは上回っている。能力は例年の皐月賞なら最有力候補になれるほど高い馬。おもしろい。
そしてロードクエスト。
この馬は3強も1度も対戦したことがなく、持ち前の瞬発力でアッと言わせる可能性を秘める。
最後の1頭がナムラシングン。
雨予報の馬場を味方につけられるのはこの馬。
泥んこ馬場になれば楽しみが増える。
馬連
軸16
11 60%
04 10%
09 10%
14 10%
15 10%



