おはようございます、明瑞新山です。
・土曜日回顧
まずはNZTから。
一言。
田辺さん、下げすぎ&ダラダラと脚を使いすぎです。
溜めた方が良いタイプとは言いましたが、まさか最後方からの競馬とは思ってもいませんでした。
しかも、一瞬のキレで勝負する馬なのに、3角からダラダラと長く脚を使わせる競馬。
いかに勝つためだったとはいえ、重賞の舞台でこの馬の特性を全く活かせない騎乗はちょっと残念でした。
ゴール前では外から強襲したストーミーシーに寄られる不利もあり、何から何までアストラエンブレムに味方しないレースでしたね。
思えば、兄と同じ東京でのデビュー予定が除外され、中京への遠征で重馬場デビューしたときからこの馬の不運は始まっていたのかもしれません。
新潟の未勝利戦を楽勝したものの、この2戦のダメージが大きく秋まで休養。
復帰戦のサウジアラビアロイヤルカップでは前の馬が斜行する不利を受けて賞金加算寸前まで追い込んだものの3着。
このレース後もダメージが大きく放牧に出て年明けまで休養。
年明けのシンザン記念でも賞金を加算できない4着・・・
NHKマイルカップに出られるかはわかりませんが、もし出られるなら応援したい1頭です(馬券的な意味は除く)。
さて、レースは立ち回りの巧さと渋太さを武器にダンツプリウスが勝利しました。
スローな流れを巧く先行して押し切りましたね。
ラスト3Fは11.8-11.7-11.7と止まってはいませんがキレているわけでもなく、このままでは本番での出番はなさそうです。
続いて阪神牝馬S。
1点推奨で見事的中。
ばっさりと切り捨てたストレイトガールも惨敗し、完全的中といっても良いでしょう。
しっかりハナを切ってしっかり上がりをまとめたスマートレイアーに対し、直線で進路を躊躇したミッキークイーン。
どちらが強かったかを問われれば、単純にミッキークイーンと答えますが、ヴィクトリアマイルで馬券圏内に来そうなのはスマートレイアーです。
と、いうのも、ヴィクトリアマイルの時期の東京は圧倒的に内有利の馬場で行われることが多く、先行馬へと変貌を遂げたこの馬には絶好の舞台となるはずだからです。
そもそもミッキークイーンはヴィクトリアマイルに参戦しないでしょう。
3着以下の馬たちは本番でも恐らく厳しいでしょうね。
それにしてもデムーロ騎手の刻んだラップ…美しくないですね…
さて、本日の予想です。
阪神11R
桜花賞(G1)
3強構図の今回の桜花賞。
結論から言う。
この図式が崩れることは、恐らくない。
あるとしても1角崩しまで。
2頭以上が崩れることはない。
本命はジュエラー。
前走時にもお伝えしていたが、底力勝負こそがこの馬が最も力を発揮できる舞台。
メジャーエンブレムが厳しいラップを刻む今回、過去最高潮の競馬を展開できるはずだ。
前走は一旦は先頭に立ちながらシンハライトに差し返されたが、内にモタれる癖を見せて追いづらい恰好でもあり、能力は五分以上と見る。
◎ジュエラー。
対抗はメジャーエンブレム。
もはや説明不要。
今回もクイーンカップのような厳しいラップで後続を振り落としにかかるはず。
対抗評価としたが、戴冠に最も近いのはこの馬で間違いない。
3番手にシンハライト。
ここまでハナ差の勝負をモノにし続けてきた馬で、その勝負根性はメンバー随一。
ここも叩きあいの形になれば桜の女王になれる可能性を十分に秘める。
1角崩しがあるとすればラベンダーヴァレイ。
前走、かなり厳しいラップを先行して3着に粘ってみせた。
上がり33.7はあのペースを考えると立派で、父ディープインパクトからもコース適性だけを考えればメジャーエンブレムよりも上。
メジャーエンブレムについて行って、直線であっさり交わすシーンがあっても驚けない。
馬券は馬連で。
馬連
軸13
05 70%
12 25%
15 05%



