こんばんは、明瑞新山です。
・先週日曜日回顧
先週の高松宮記念は消→▲→◎の決着。
当日午後にアップしたとはいえ、アップ後のレースを見ている限り、ものすごく嫌な予感はしていました。
その予感の元は、当日の馬場状態。
下記は、中京競馬場改修後の中日新聞杯の勝ち時計です。
※高松宮記念は天候や馬場状態にバラつきがあったため、5年連続晴れ良馬場のこのレースをサンプルに選びました。
2016 2.01.3 サトノノブレス
2015 2.01.2 ディサイファ
2014 2.01.7 マーティンボロ
2013 1.59.6 サトノアポロ
2012 2.02.2 スマートギア
毎年勝ち馬が違うのに、時計の上下はほぼありません。
それだけ、中京競馬場の馬場が安定してい「た」ことを示しています。
ところが、今年・・・いや、先週の中京は違いました。
日曜の3歳未勝利戦で1.59.7の快時計。
結局、先週だけで4つものレコードタイムが記録されました。
芝1200m戦に関しては、この土日だけで3度もレコードが更新される異常馬場。
さすがにこの馬場だと持ち時計もあり、上がり勝負にも強いビッグアーサーの好走を予感してしまいましたね。
個人的には、馬場に何か細工をされた可能性が高いと見ていますが、JRA関係者は取材に対し
「馬場にローラーをかける等すれば、必ずホームページで発表する。
今回も発表されたことしかしていない。」
と答えたそうですが、前科があるJRAをそう簡単には信用できません。
前科が何かって?
もうお忘れですか、昨年の天皇賞春のことを。
あの時、JRAはホームページで何の発表もなく馬場に散水していました。
それにより、馬場が湿った状態でレースが行われたことは、TVでのレポーターの発言や当日のジョッキーたちの言葉から窺い知れます。
晴れた日が続き、馬場が固く、事故防止のためだったとJRAは問題が表面化してから発表していますが、当日のホームページ等には一切記載されていませんでした。
この前科を考えると、今回の発言もにわかには信じられません。
ゴールドシップやビッグアーサーが馬場のおかげで勝ったとは言いません。
本当に実力のある馬が掴んだ勝利だと思っていますが、その勝利にケチが付くのは残念でなりません。
さて、レースの内容ですが、アルビアーノは中団の苦しい位置から直線では内を突いて良く伸びてきました。
この馬場では、ハイペースで飛ばしても前が止まらないので、本当に良く伸びてきたと思います。
1200~1600の距離ならトップクラスでやっていける実力があると認識できました。
ビッグアーサーとミッキーアイルに関しては、走れば走るだけ着順が入れ替わるような内容でした。
どちらも、現役トップスプリンターと考えて良いでしょう。
ただし、距離が延びるのは双方とも歓迎しないでしょう。
特にミッキーアイルは、音無調教師がレース後のコメントで「スプリントの馬じゃない」と発言していましたので、今後は距離を伸ばして安田記念を狙ってくる可能性もあります。
安田記念では間違いなく消しで良いでしょう。
レッドアヴァンセのこともありますが、この調教師さん、本当に大丈夫なんでしょうか・・・
下位の馬からはやはりウキヨノカゼに注目です。
このハイペースで追走に手一杯でした。
それでも、最後の伸び脚は目を見張るものがありました。
残念ながら、バテた馬を捌き切れず急ブレーキをかけてしまいましたが、距離が延びて追走楽になれば一発があっても驚けません。
では、土曜日の予想です。
阪神9R
アザレア賞(500万下)
本命はジュンヴァルカン。
新馬戦の前から、調教ではGI馬顔負けの時計を叩きだしていたこの馬。
悲しいかな、切れ味が全くない上に、飛びが大きくて湿った馬場が苦手。
と、なれば頼るのは洋芝かハイペースの消耗戦。
今回はそのうちの洋芝の条件が舞い込んできた。
能力は高いのは間違いないし、先行差し自在の脚質も魅力。
大事故からの復帰後、ようやく復調してきた頼れる鞍上にお任せだ。
対抗にドゥオーモ。
既走馬相手のデビュー戦となった前走。
前半1000m1.03.9のスローペースを10番手から差し切った内容は強いの一言。
2.3着馬は4角1.2番手につけていた馬であり、この馬の末脚が如何に凄かったのかを物語っている。
ここは、勝てばダービー出走も見えてくる舞台。
通過点にできるか。
3番手にヴァンキッシュラン。
前走は1着降着の憂き目を見たが、評判馬レーヴァテインを破る大金星。
1 3/4差離した3着シュぺルミエールは特別戦2着のある馬。
4着リッチーリッチーは葉牡丹賞3着の実績に加え、このレース後にゆきやなぎ賞を3着。
5着ジョルジュサンクはすみれSを圧勝。
と、メンバーレベルも高く、ここは改めて突破を窺うチャンス。
最後に溜めれば切れそうなレヴィンインパクトまでを押さえて馬連で。
馬連
軸 04
07 45%
11 45%
02 10%
阪神3R
3歳未勝利
本命はエッジースタイル。
牡馬に混じって1番人気に推された前走、直線で行き場をなくして脚を余したのが敗因。
それまでにも好位をとりながら前に入られ、位置取りを悪くするなど、流れそのものが悪かった。
レース後、騎手のコメントが「まだ伸びていた。距離はもっとあっても良い」というものだったことからも、バテて敗れたわけではない。
新馬の1着馬がセントポーリア賞2着、2着馬と5着馬が勝ちあがっていることからも、戦ってきた相手は弱くない。
牝馬限定戦のここ、相手は強いが決めてくれるはずだ。
対抗にイリデッセンス。
典型的な使いつつ仕上げるスタイルで、新馬戦から徐々に体を絞りつつレース内容も良化。
先行馬が少ない組み合わせで、すんなり先行できる利を見込んだ。
上がり勝負に弱く、阪神替わりも歓迎。
3番手にパーシーズベスト。
走ったレースの勝ち馬が
アグネススターダム(3歳500万下3着)
タイセイサミット(毎日杯3着、弥生賞4着)
ロイカバード(きさらぎ賞3着)
一目で相手が悪かったと判断できる。
前走は出していった分、直線で息切れしたが、しっかりと溜めれば弾ける脚はある。
頭まで期待しても良い馬。
以下
安定勢力タガノガンチャン
調教抜群トコワカ
大穴ロサモスカータ
までを押さえて馬連で。
馬連
15~2.3.8.13.16(各20%)



