【春競馬開幕戦、アーリントンカップ】2月27日明瑞新山予想

こんばんは、明瑞新山です。

先週のフェブラリーSは消し評価のモーニンに圧勝された上に、本命のベストウォーリアが4着に敗れて不的中。

勝ったモーニンは馬場に味方された部分も大きく、上がりのかかる展開だとこちらが上としたタガノトネール等は上がりの速さに泣かされましたね。
ベストウォーリアとの差は騎手の差。
スタート直後はベストウォーリアの方が前にいましたが、外枠から早めに進路を確保して上がっていったモーニンに対し、前に壁を作って溜めた結果直線まで追い出しを我慢させられたベストウォーリアという図式でした。
完全に昨年のリプレイでしたね。
騎手が反対で、採った戦法が逆なら、モーニンは馬券圏外だったでしょうね。

ですが、私の想像を超えてモーニンが強かったのもまた事実です。
あのハイペースを早めに押し上げて上がり35.2は秀逸。
これからもGI戦線を賑わしてくれるでしょう。

ただ、上記のように抜けた力があるようには思えないので、展開や馬場に恵まれなければコロッと負けると思います。
今後も取り扱いには要注意ですね。





阪神11R
アーリントンカップ(G3)


本命はヒルノマゼラン。
新馬戦快勝後の白梅賞が、時計・ラップ・内容全てにおいてハイレベルの1戦。
道中、最も緩んだラップが4F目の12.0という一貫した淀みないミドルペースを4番手追走から早め先頭の横綱相撲。
勝利目前で切れ味に勝る牝馬エルビッシュに差されて惜敗したが、このレースの内容は極上であった。
また、走破時計の1.33.7はロジクライの勝った今年のシンザン記念よりも速い時計でもある。
白梅賞が芝1600m施行になった1998年以降、同年のシンザン記念よりも速い勝ち時計で走ったのはコパノリチャードただ1頭であったということからも、この時計やラップの価値が分かる(同じ馬場状態で行われた年のみ抽出)。
あのスペシャルウィークですら、シンザン記念よりも遅い走破タイムなのである。
しかしこれは当たり前なのだ。白梅賞は内回り、シンザン記念は外回りなのだから。
JRAのレコードタイムを参考にしてみても、内回りと外回りでは約1秒のタイム差があり、通常は内回りが外回りの勝ち時計を上回ることはないのである。
はっきり言って、エルビッシュやヒルノマゼラン、コパノリチャードが異常だったのだ。
このヒルノマゼラン、相当な能力の持ち主かもしれない。


自信の◎だ。


対抗にシゲルノコギリザメ。
シンザン記念でも3番手評価に抜擢した馬。
ハナにこだわり、3着に粘ったシンザン記念に対し、あっさりハナを譲ったクロッカスSでは直線伸びずバテずで4着と人気を裏切った。
あの体たらくからも今回はおそらくハナ。
過去にミッキーアイル、コスモセンサー、ビッグプラネット、ステキシンスケクン、ダンツキッスイ等の面々が逃げ切りを演じてきたように、逃げ馬に有利な舞台。
開幕週ということも手伝っているのだろう。
再度のアップセットに期待だ。


3番手にオデュッセウス。
芝のレースでは不完全燃焼が続いているが、内容はどれもメンバー中上位に評価できるもの。
新馬では朝日杯3着のシャドウアプローチを負かしており、一定以上の実力を備えているのは間違いない。


以下


メンバー中唯一の重賞馬ボールライトニング
差し脚堅実レインボーライン
新馬戦の内容から見直したいロワアブソリュー


までを押さえて馬連で。


馬連
11~5.6.7.14.15(各20%)