こんばんは、明瑞新山です。
先週日曜日の共同通信杯。
スマートオーディンが最後方から大外ブン回しの戦法を取らなかった上に、ハートレーは内を突かないし早めに仕掛けることもなし、極めつけは小頭数でスローになるという予想すら前半60秒フラットという、馬場状態を考えればかなりのペースで流れて本命馬リスペクトアースが自滅・・・うーんこの。
前が勝手につぶれたため、インでジッと溜めていたディーマジェスティが漁夫の利的な勝利を収めました。
未勝利勝ち等の内容を見れば、ここでハートレーやスマートオーディンに勝てるような馬ではなかったと思うのですが・・・。
実際、フェアに判断すれば一番強いレースをしたのは2着のイモータル。
次にハートレーをマークして仕掛けが遅れたメートルダールが続き、勝ち馬は3番手評価といった感じです。
とはいえ、人気2騎の惨敗もあり、このレースの評価自体が難しいところ。
単純にイモータルを評価するのであれば、レベルが低いと言われ続けているサウジアラビアロイヤルカップのレースレベル自体を見直す必要が出てきますし、じゃあホープフルSはレベルが低いのかと言われれば、それもなんとも言い難いところ。相対的にロードクエストの評価を下げざるを得なくなってきますし・・・。
昨秋の府中牝馬Sのように、現時点では評価不可能。
次走以降に注目したいところです。
京都記念の本命ワンアンドオンリーは、陣営が公表していた通りの積極策。
出ムチを入れてでも番手を確保するんだという姿勢は買ったこちら側としても納得のいくものでした。
いい感じで流れに乗っていましたが、3~4コーナーで他馬に交わされるとあっさり後退。
見た目には惨敗するように見えましたが、なぜかそこから再加速。
最後は7着に巻き返してのフィニッシュでした。
馬自体の衰えもあるのでそうが、適性が特殊すぎてその能力を発揮できていない印象。
今後は本命には据えず、狙えそうな条件が来れば紐の一角として考慮していく方が良いのかもしれません。
勝ったサトノクラウンは、天皇賞の惨敗から一気の巻き返し。
血統面で今回の馬場に対する適性が抜けていたということもあるかもしれません。
馬場が馬場なだけに、こちらも評価を定めることが難しいレース。
今後のレースに注視したいですね。
京都11R
京都牝馬S(G3)
先週の馬場悪化の影響で、一気に外差し馬場に変貌を遂げた京都競馬場。
メインの京都記念でも、水を得た魚のようにスイスイと泥んこ馬場を走っていたサトノクラウンを除く上位馬はすべて馬場の6~8分処を走ってきた馬たち。
今週も、土曜日の未明から明け方にかけて降雨との予報で、パンパンの良馬場は望み薄か。
本命はクイーンズリング。
個人的に一番驚いたのは秋華賞。
そこまで強い馬だとは思っていなかったので、展開に助けがあってもまさかあそこまで伸びてくるとは予想外だった。
続くエリザベス女王杯で示したのがこの馬の地力。
直線で2度、ブレーキを掛ける場面がありながら、最後まで止まることなく伸びてきた。
体型から見ても、本質的にはマイル~1800mがベストに思えるし、やや外目の枠を引けたことも好材料。
先行馬の少ない組み合わせで、流れが緩むならば先行できる器用さも持ち合わせており、調教も及第点。
不動の軸に指名。
対抗にディープジュエリー。
前走が超スローの流れを大外捲りの厳しいレース。
ラスト100mの伸び脚急で、その素質の片鱗を見せつけた。
今回、最終追切がこの馬にしては珍しく、かなり負荷を掛けたものであったのも高評価の材料の一つ。
体質強化で食べたものが身になってきているとすれば、重賞に手が届いてもおかしくない素材である。
3番手にウキヨノカゼ。
昨秋のスプリンターズS3着馬だが、3歳春にはクイーンカップも制し、マイルには実績がある。
ただし、復帰後マイルで結果が出ず、スプリント路線に切り替えた経歴があるので、少なからず不安材料でもある。
とはいえ、末脚の爆発力は間違いなくメンバー中上位。
軽視は禁物である。
以下
実績No.1、重馬場実績も併せ持つウリウリ
切れ者ゴールデンナンバー
前走内容○リーサルウェポン
までを押さえて馬連で。
馬連
14~2.6.8.13.15(各20%)



