【2歳女王始動戦クイーンカップ、東京新聞杯の事故について】2月13日明瑞新山予想

こんばんは、明瑞新山です。

先週日曜日のきさらぎ賞、圧巻でしたね。
ここで単勝100%指示の予想をアップしましたが、それすら冗談にできないレベルの勝ち方でした。
ラストまで余裕綽綽で、これは事実上クラシック候補NO.1に躍り出たといっても良いでしょう。
リオンディーズの朝日杯の勝ち方もド派手で度肝を抜かれるものでしたが、こちらはスマートに、それでも圧倒的な勝利。
自在性やレースセンス、体の柔軟性という点ではサトノダイヤモンドの方が優っており、そのレースセンスで皐月賞での主役は間違いないでしょうね。
ダービーとなると話は変わってきますが、個人的には現状牡馬クラシック路線の最上位です。

もし他の馬を買うのなら・・・ということで名前を挙げたロワアブソリューは大敗。
スタートの出負けに始まり、引っかかったり他の馬にぶつかったりと若さ丸出しでしたね。
これではあの大敗もしょうがないところ。

連逸もあるとしたロイカバードがきっちり連を外したことで相殺としたいところです。


さて、平和に終了したきさらぎ賞とは対照的に、本命馬が大事故に遭ってしまったのが東京新聞杯です。


==ここから少し長くなりますので、落馬事故について興味のない方はスルーしてください==


ダッシングブレイズは、あの手応えや脚色から、間違いなく連対は確保していたでしょうし、スマートレイアーとの馬連的中でした~!!!とお伝えできたはずのレースですので、残念でなりません。

しかし、馬券のことよりも心配されたのは鞍上の浜中騎手の病状。
4箇所骨折の大けがを負いましたが、幸いなことに命に別状はなく、馬も無事。
無事にカムバックを果たしてくれることを願ってやみません。

採決委員の裁定は浜中騎手の馬の御し方が悪かったということで浜中騎手への過怠金5万円とのことでしたが、私はこれには納得がいきません。
前日のベリー騎手の騎乗停止にも違和感を覚えましたが、アレがアウトなら2013年のAJCCもアウトじゃないんですか?
これだけ重大な落馬事故が起きたのに、落馬した本人の自爆でしたで済ますんですか?
JRAは、降着や騎乗停止、その他の採決についてもっと明確にすべきです。


「この事象がなければ、着順が変わっていたと判断されるため、降着となります」


単系馬券を買っているファンからすれば納得できませんよね。
何を根拠に着順が入れ替わっていたと判断したのか、それすら伝えてくれないんですから。


また、岩田騎手は悪くない、狭いスペースに突っ込んだ浜中騎手が悪い、もしくは外から内に切れ込んでいった柴田大知騎手が悪い、前でフラフラしていた吉田隼騎手が悪いといった風潮がTwitterを中心に散見されたことにも違和感を覚えました。

岩田騎手は悪くないの?
柴田大知が悪いの?
吉田隼が悪いの?

以下の画像をご覧ください。


東京新聞杯 直線入り口


これが東京新聞杯の直線入り口の画像です。
内には約2頭ぶんとも見える大きなスペースがあり、浜中騎手はそこに進路を定めます。
手応えの良かったダッシングブレイズはすぐにエキストラエンドに並びかけます。
で、内から並びかけた時に画像がこちら。


東京新聞杯2 岩田 内確認


内からきたダッシングブレイズに気付き、明らかに内に振り向く岩田騎手。
そのすぐ後の画像がこれです。


1パトロール


狭いとはいえ、まだ1頭分と少しのスペースがあります。
でそのすぐ後にこれです。


東京新聞杯3 岩田左手綱


明らかに左手綱を引いています。
この画像では分かりにくいかもしれないので、こちらも参考にどうぞ。


パトロール岩田左手綱

パトロール岩田左手綱後ろ


馬って手綱でコントロールするんですよね?
内からきている馬がいるのに、こんなことすれば危ないなんて、ちょっと考えればわかりそうなものですが、これでも岩田騎手に何の責任もないと言えるんでしょうか?
ちなみに、この左手綱の後は岩田騎手は何もしていません。
内に導くでもなく、外に導くでもなく、追い出すわけでもなかったです。
ただ、左へと進路を導かれた馬が徐々に内に向かって斜めに走行します。
まぁ、岩田騎手が左手綱を引いた後に修正せず放置したので当然と言えば当然ですよね。


パトロール3


徐々にダッシングブレイズのスペースがなくなっていますが、外の柴田大知騎手の馬に圧し寄られていますか?
いませんよね。
外にはまだこれだけのスペースがあるのですから。
そしてダッシングブレイズがバランスを崩す1完歩手前がこの画像。


落馬一完歩手前後ろ


柴田大知騎手の馬にスラれた云々言っている人はこの画像を見て柴田大知騎手に土下座したらどうですか?
・・・すみません、言いすぎました。

ですが、柴田大知騎手に罪がないのはお分かりいただけると思います。

狭いスペースに突っ込んだ浜中騎手が危なかったというのもありますが、個人的にはやはり、岩田騎手に一番非があったと思います。
特に、内から来たダッシングブレイズを視認してからの左手綱。
これは危険を生むための行為にしか見えません。
昨年の菊花賞。
サトノラーゼンに騎乗し、3~4角中間地点でブライトエンブレムの走行を妨害したのがこちらの画像。


菊花賞岩田内確認

菊花賞岩田内確認2

菊花賞通常


これも明らかに内を確認してから切れ込んでおり、当時の回顧の際にも触れましたが、相当危ない騎乗。
何のために馬に乗っているのか。
安全とは何か。
やる気がないのか衰えたのかは分かりませんが、意図的な危険騎乗は本当にやめていただきたい。
後藤騎手への度重なる危険騎乗の件についてどう考えているのか、人間的に疑ってしまいます。

しばらく美浦に主戦場を移すとのことですが、今回の件で浜中騎手から逃げたい気持ちがあったのではないかとも思えてきます。
少し感情的になりすぎました。すみません。

今回の東京新聞杯の落馬事故については浜中騎手の騎乗にも問題はありますが、複数の馬の動きから起きた事故であることは間違いありません。
ですが、敢えて責任の所在を探すのであれば岩田騎手にあるのではないかと思えてなりません。

少し歯切れの悪い終わり方ですが、このあたりで終わりにして、土曜日の予想に入りたいと思います。





東京11R
クイーンカップ(G3)


まさかまさかの2歳女王がここで始動。
ここから本番へ直行ということで、どういったレースをしてくれるのか楽しみだ。

本命はそのメジャーエンブレム。
低調なメンバーのここではまず負けようがない。
と、言いながらアルテミスSでは伏兵の末脚に屈したが、このメンバーの中に東京コースで上がり33秒台前半をたたき出せる馬はいない。
先行して34秒フラット~33秒台後半の脚を使えるこの馬を差すには33秒前半の末脚が必須。
それだけの馬がいない以上、メジャーエンブレムからの馬単購入でOKだ。


注目の相手探し。
筆頭は重賞ウイナービービーバーレル。
前走時に言及したが、飛びの大きいこの馬には中山よりも東京コースの方が走りやすいはずだ。
真後ろでメジャーエンブレムにピッタリと付かれる嫌いはあるが、他に何が何でもハナという馬がおらず、単騎濃厚で展開の助けも見込めるのは大きい。
重心の低いフォームで非常に好感の持てる追い切りを消化。
本番では用無し濃厚なので、ここで結果を出したいところ。


3番手にペルソナリテ。
新馬、ダリア賞と馬群をモノともしなかったように、典型的ステイゴールド産駒の根性娘。
ここも馬群に入れれば、その根性で伸びてくるはずだ。
とはいえ、理想は前走のような底力比べ。
スローの瞬発力勝負となると分が悪い。
メジャーエンブレムが早めにレースを動かしてくれれば浮上の可能性を秘める。


4番手にラブリーアモン。
前走は外枠ということもあり、極端な追い込み策になってしまったが、本来は好位からの競馬ができる馬。
上手く流れに乗れれば一発秘める。


以下、


前走直線で外に膨れなければ面白かったコパノマリーン。
牡馬相手にもまずまずの競馬をしたダイワドレッサー。


までを押さえて馬単で。


馬単
6→7.8.10.11.14(各20%)


以上です。