有馬記念・東京大賞典回顧

こんばんは、明瑞新山です。

新年の挨拶もそこそこに、自分の昨年の成績をUPしてみましたが、いかがでしたでしょうか?
79%という回収率を惜しげもなく発表するあたり、詐欺まがいの予想サイトや当たり馬券しか掲載していない予想屋とは一線を画していると気づいていただけたでしょうか?
ポジティブすぎると言われればそれまでですが、不振の原因も突き止めて今日のお昼の記事に掲載しておりますので、どうかご一読ください。


さて、この記事は昨年暮れの芝とダートの総決算、有馬記念&東京大賞典の回顧記事となっております。
明日の金杯については触れておりませんのでご了承ください。

金杯の予想だけでええねん!という方は、いましばらくお待ちください。





有馬記念。


本命のサウンズオブアースには非常にキツい展開となった。


まず、ゲートをヨレながら出る。
これは外にいたトーセンレーヴに迷惑を掛けてしまったが許容範囲。
行きたい馬がいないので当然ながら馬なりで先団に取り付いた。
しかし、外から内に切れ込んできたマリアライトにプレッシャーを掛けられ、ホームストレッチで盛大に折り合いを欠いてしまう。

1コーナーをカーブするまでに折り合いをつけると、そこからはゆったりとしたペースに巧く乗り、スムーズにレースを運ぶ。
しかし、3コーナー手前でゴールドシップが動いた時に、複数の馬の動きから大きな不利を受けてしまう。

文字では説明しにくいが、ゴールドシップが並びかけてきたのに呼応してすぐ外を走るマリアライトが仕掛ける。
まさにそのタイミングで脚を痛めたリアファルがズルズルと後退し始める。
リアファルの真後ろにいたサウンズオブアースは進路がなく、まずはリアファルの外に進路をとってやり過ごそうとするが、すぐ外を走っているゴールドシップの手応えが悪くて馬を外に出せない状態が続く。

その動きを見て内のゴールドアクターが仕掛け、出来たスペースにリアファルが入ったことで進路を確保。
そこから馬を追い出すが、3コーナーまで並走し同じ位置にいたゴールドアクターとは、直線入り口で約3馬身もの差が出来てしまっていた。

複数の馬の動きが絡んだ出来事であり、3~4コーナーのほんの一瞬の出来事なので見逃している人も多いと思うが、個人的には勝負を分けた最大のポイントはここ。
サウンズオブアースが鞍上の指示から反応までに時間を要する馬だからこそ、なおさらここでスムーズに捌けなかったことは致命傷となった。

最後は猛追するもクビ差届かずの2着。
メンバー中唯一の重賞未勝利馬の初戴冠は、またもお預けとなってしまった。


勝ったゴールドアクターはやはりそのスムーズなレース運びが勝利への大きなポイントとなった。
鞍上は初GI制覇だったが、肝の据わった完璧な騎乗。
まさに人馬一体となった勝利だった。

結果的に世代交代を印象付けられた1戦。
今年の飛躍に期待したい。




続いて東京大賞典。


本命のコパノリッキーは好走条件の分かりやすい馬で、予想文にも記している。


道中に最低2ハロン、緩んだペースがあること。


前走のチャンピオンズカップの反省から、ホッコータルマエが仕掛けを遅らせ、ある程度リッキーの好きにさせると展開を見立てたが、全くそんなことはなかった。
むしろ、前走よりもさらにコパノリッキーに対してハイプレッシャーを与え続ける作戦を採用。
目論見通りコパノリッキーはつぶれたが、サウンドトゥルーに全てを持っていかれた。
サウンドトゥルーの勝利の要因は完全にペース。
ハイペースで前がつぶれるレースを漁夫の利的にモノにするのは得意だが、自ら動いていくと甘くなってしまうのがこの馬の特徴でもあり、今回は自身の武器を最大限に活かせたことが勝因となった。


この前門の虎・後門の狼の図式は来年も続くが、ホッコータルマエにとっては非常に辛い。
なんせ、前を好きにさせると逃げ切られ、潰しに行くと後ろから差されてしまう。
さらに、後ろには漁夫の利型のサウンドトゥルーだけでなく、展開不問のノンコノユメまで控えているのだ。


リッキーを好きに逃がし、後ろの2頭を封じる→捕まえきれず2着。
適度にリッキーにプレッシャーを掛けながらハイペースにはならないように後ろも警戒する→ノンコノユメの瞬発力に屈する。
リッキーを完全に潰し、後続にもなし崩しに足を使わせてノンコノユメを封じる→サウンドトゥルーの大好物の展開。


どんな展開を想定してもホッコータルマエが勝つのは至難の業。
加えて、自身の衰えも見られるだけに、来年のダート戦線は本当に楽しみである。


東京大賞典では思うようなペースに持ち込めなかったコパノリッキーだが、前述した条件が叶いそうなメンバーであればGIでも楽勝できる能力はある。
来年は、ペースにも注目して見てみると面白いかもしれない。