募集番号 71
オリエンタルポピーの18 (父ミッキーアイル) 牝
・寸評
父のミッキーアイルより母オリエンタルポピーに似た立ち姿。
動画での動きはやや窮屈で、セールスポイントに欠ける馬。
馬体 D
歩様 D
血統 C
厩舎 D
健康 C
総合評価 D
募集番号 72
ムーングロウの18 (父ダイワメジャー) 牡
・寸評
立ち姿は非常に見栄えのする馬で、好感触を得た1頭。
母の兄はイギリスでGIを2勝し、種牡馬としてシユーマやダッチアートを送り出したメディシアン、姉には繁殖としてイギリス1000ギニーやコロネーションSを2着したスタースコープを送り出したムーンゴッデスがいるという良血。
一族総出で活躍馬を送り出しているわけではないが、決して活力の劣る系統ではない。
ただし、ダートのスピード血統にダイワメジャーという配合はやや中途半端。
私の出資馬グレートバニヤンのようにどっちもこなせそうでどちらにも適性があまりないような状況になりかねない。
歩かせると身のこなしはゆったり+イマイチながら、前肢後肢ともに可動域が大きくて身体能力は高そう。
筋肉質ではあるが硬さはそれほど感じさせず、まだ成長の余地を残す馬体。
上記のように配合の不安は内包するものの、募集写真・動画からは押しの一手。
馬体 A
歩様 B
血統 C
厩舎 B
健康 A
総合評価 A
募集番号 73
ユールフェストの18 (父ダイワメジャー) 牝
・寸評
2013年夏の北海道でストレイトガールを撃破した実績を持つユールフェストの3番仔。
長姉がデビュー勝ちを収め、生涯全レースで一番人気に推され続けているフィルムフェスト。
一つ上の姉も順調に調整されて9月15日デビュー予定。
上2頭が順調にデビューしているというのは非常に心強い材料。
立ち姿は特に大きな印象は受けず、普通の馬。
動画で印象に残ったのは速足ということ。
恐らくピッチ走法でこの母父から推察するに短距離特化の馬に成長するのだろう。
スタートセンスさえ問題なければこの回転の速い歩様は大きな武器になり得る。
この値段ならばアリの1頭。
馬体 C
歩様 C
血統 C
厩舎 D
健康 D
総合評価 C
募集番号 74
センシュアルドレスの18 (父スクリーンヒーロー) 牡
・寸評
カタログを一目見ただけでは黒光りする迫力ある馬体に映るが、後肢の癖のある作りに気付いた途端にすべてが色褪せてしまう。
動画でもこの後肢は想像通りの動きで、これは走らないというか走れないのではないか。
カタログのコメント「逞しさと柔軟さを兼ね揃えた上質のサラブレッド」とは真っ赤な嘘。
地雷中の地雷。
毎年1頭は出資しないと気が済まないという人だけが買うべきで、この馬で新規入会するくらいならパチンコでもする方が精神衛生上健康的である。
馬体 E
歩様 E
血統 C
厩舎 C
健康 B
総合評価 E
募集番号 75
プラチナブロンドの18 (父スクリーンヒーロー) 牡
・寸評
ソニンクの末裔で、一族には活躍馬が多数。
最近ではディアドラがナッソーSを制したのが記憶に新しいところ。
母は競走馬としては大成できなかったが3勝を挙げて活躍している。
その母がトニービンの2×4というキツいインブリードを持っているのだが、本馬はそこにさらにサンデーサイレンスの3×4をブレンドしてインブリードだらけの構成で面白いと言えば面白い。
募集写真は測尺そのままに小さい体。
胸囲も募集馬のなかでブッチギリに小さく、牝馬ならまだしも牡馬でこれはちょっと苦しいと言わざるを得ない。
動画でも特筆すべきものはなく、オススメできない馬。
馬体 D
歩様 D
血統 C
厩舎 C
健康 C
総合評価 D
募集番号 76
クリージンミジーの18 (父ブラックタイド) 牡
・寸評
いかにも父の産駒らしい、スピードよりもパワータイプの馬体。
動かしてみると上々で、歩様も良く体の使い方も問題なし。
主戦場はダートになるだろう。
これでスピード能力さえついてくればまずまずの活躍を見込めそう。
厩舎は最悪レベルだが、そこに目を瞑れるなら。
馬体 C
歩様 C
血統 D
厩舎 E
健康 A
総合評価 C
募集番号 77
リーチコンセンサスの18 (父ヘニーヒューズ) 牡
・寸評
ヘニーヒューズ産駒らしい体で、背中のクセのあるラインもそのまま。
ただし、この馬は芝もイケそう!とは映らず、ダートの方が良さそうな見た目と動き。
おそらく将来的にはダートの差し馬に成長するので、それでも良ければ本体代金ペイは高確率で達成してくれそうなのでオススメ。
馬体 C
歩様 C
血統 C
厩舎 B
健康 A
総合評価 C
募集番号 78
スペクトロライトの18 (父アジアエクスプレス) 牝
・寸評
募集写真ではまずトモの薄さが気になった。
馬体のバランスも微妙で、見栄えという点ではポイントゼロ。
動画ではトモの薄さはそれほど気にならなかったものの、全体的に非力で体を上手くつかえていなかった。
この厩舎でガンガン鍛えてもらって筋肉がつけばあるいは…だが、それは希望的観測に過ぎない。
現時点で魅力は低価格以外にない。
馬体 D
歩様 D
血統 D
厩舎 B
健康 B
総合評価 D
募集番号 79
ピンクアリエスの18 (父カレンブラックヒル) 牡
・寸評
メサルティム・クロウエアという低燃費高性能姉妹の弟。
各馬父が違い、それぞれあまり似ていないのはこの母が父の性能を反映する繁殖だからなのだろう。
この馬は立ち姿からはダイワメジャーっぽくはないもののバランスの取れた長方形の馬体で、まずまずの評価。
歩かせてもまずまずだが、繋ぎの硬さが気になるところ。
ダート向きかもしれない。
この募集価格ならばペイ可能ラインには乗っているとみた。
馬体 C
歩様 C
血統 C
厩舎 C
健康 B
総合評価 C
募集番号 80
カラベルティーナの18 (父トゥザワールド) 牝
・寸評
募集写真はお世辞にも良いとはいえず、アンバランスさが目に付いた。
ところが、いざ歩かせてみると背中のラインがほとんどブレない素晴らしい動き。
前肢後肢ともに可動域はそこそこ。
値段の割には悪くない。
馬体 D
歩様 B
血統 C
厩舎 D
健康 B
総合評価 D
募集番号 81
コードネームの18 (父マクフィ) 牡
・寸評
募集写真はクビ差しが貧弱でやや腰高。
繋ぎの角度も微妙でちょっとオススメできない感じ。
動かしてみると筋肉が浮き出て見栄えはするのだが、手足の使い方が緩慢で、兄姉たちと同じく切れ味不足。
北海道限定の馬になる可能性が高く、見送り妥当。
馬体 D
歩様 C
血統 D
厩舎 C
健康 B
総合評価 D
募集番号 82
シーズンズベストの18 (父リアルインパクト) 牝
・寸評
期待されながらもなかなか活躍馬を送り出せないシーズアンの血統。
この馬もまずまず見栄えはするのだが、胴がダラッと長く癖のある体付き。
これではちょっと適性がどこにあるのか見抜くのが難しく、つまりは最適解を見つけられないまま引退・・・なんてことも有り得る。
動画からもそれほど惹きつけられるものは感じられず、見送り妥当か。
馬体 D
歩様 C
血統 C
厩舎 E
健康 D
総合評価 D
募集番号 83
Dance with Kittenの18 (父Air Force Blue) 牝
・寸評
募集写真はまずまずで、バランスも悪くない。
筋肉もそれなりに付いていて成長の余地も残している。
動画での身のこなしや歩様も及第点だが、繋ぎが気になるところ。
あまりオススメできない。
馬体 D
歩様 D
血統 C
厩舎 D
健康 D
総合評価 D



