募集番号 31
マンドゥラの18 (父ブラックタイド) 牡
・寸評
ワールドエースの従兄弟にあたる血統馬。
募集写真は黒光りして迫力のあるカッコいい姿。
馬体のバランスも前後の配分も申し分なく、筋肉量も豊富。
ガッチリした体つきはブラックタイド産駒の中でも良質に見える。
歩かせてみると決して悪くはないものの、身のこなしにやや物足りない面がある。
ここからの成長次第というところか。
全体的に可もなく不可もなくといった感じ。
馬体 B
歩様 C
血統 C
厩舎 C
健康 A
総合評価 C
募集番号 32
ピエリーナの18 (父ヘニーヒューズ) 牡
・寸評
祖父のチチカステナンゴから受け継いだ葦毛の馬体。
シルエットは悪くないものの、やや非力に映る。
動画の動きも平凡で、セールスポイントは何もない。
馬体 D
歩様 D
血統 C
厩舎 C
健康 D
総合評価 D
募集番号 33
ピュクシスの18 (父リオンディーズ) 牡
・寸評
アーモンドアイの姪がキャロットで募集。
ぶっちゃけこの一族にはアーモンドアイ以外目立った活躍馬がいないので良血と呼んで良いのかは分からないが、トレンドな血統ではある。
募集写真は父に似た真っ黒な馬体で、筋肉の盛り上がった好馬体。
動画ではしっかりと体を使って歩いており、及第点のデキ。
馬体 C
歩様 C
血統 C
厩舎 E
健康 A
総合評価 C
募集番号 34
ディアマイベイビーの18 (父リオンディーズ) 牝
・寸評
小柄な仔が多い母の産駒だが、この馬も例に漏れず。
リオンディーズ産駒にしては体が薄く、父のセールスポイントである力強さはあまり感じられない。
動かしてみても良さは感じられず、これイイねとは言えない。
馬体 D
歩様 D
血統 C
厩舎 未定
健康 D
総合評価 D
募集番号 35
ビアンカシェボンの18 (父エイシンフラッシュ) 牝
・寸評
エイシンフラッシュ産駒らしい間延びした馬体。
メリハリを感じられず、全体的にまだまだ非力な印象。
歩様や身のこなしは悪くないものの、血統的に天井の低さは間違いなく、1つ2つは勝てたとしても、OPまで出世するような馬にはならないだろう。
本体代金をペイできるかどうかのライン上といったところか。
馬体 D
歩様 C
血統 D
厩舎 D
健康 C
総合評価 D
募集番号 36
ヒカルアモーレの18 (父キズナ) 牡
・寸評
やや非力ながら全体的に均整の取れた馬体。
トモのサイズは問題ないが、懐の浅さが気になる。
非力さの解消と心肺機能さえしっかりしていれば面白い。
歩く姿はキズナ産駒そのもので、クビをしっかりとリズミカルに動かして良い感じ。
馬体 C
歩様 B
血統 C
厩舎 C
健康 B
総合評価 C
募集番号 37
アビラの18 (父ジャスタウェイ) 牝
・寸評
父母ともに見栄えの良い産駒を出すタイプ。
その傾向に漏れず募集写真では一際目を引く存在だった。
歩様も手先の動きが軽く、スッスッと歩けていた。
が、決定的に筋肉量が足りておらず、人間でいえばアスリートではなくファッションモデル。
これからの成長に期待したいところだが、かなり時間がかかりそう。
ルックスや各項目の採点は悪くないが、本体代金のペイという観点からすると微妙なラインなので総合評価は低くなった。
馬体 B
歩様 C
血統 C
厩舎 B
健康 B
総合評価 D
募集番号 38
ピースエンブレムの18 (父ディープブリランテ) 牝
・寸評
二つ上のノーブルエンブレム同様のグッドルッキングホース。
募集写真だけ見ればすぐにでも飛びつきたくなる。
歩かせてみても、後肢の送りこそ気になるものの、それ以外は欠点らしい欠点がなく非常に魅力的な馬。
ただし、この馬の怖いところが母馬の遺伝子。
繁殖入り初年度から死産→流産→不受胎後に二度の流産→ノーブルエンブレム→死産。
唯一無事に生まれ育ったノーブルエンブレムも2歳秋に骨折し3歳春までデビューが遅れた上に初出走直後に骨折が判明して引退に追い込まれている。
健康とはまったくもって無縁の一族なので、いくら見た目が良いと言っても敬遠するほうが賢明だろう。
馬体 B
歩様 C
血統 C
厩舎 C
健康 E
総合評価 D
募集番号 39
マイティースルーの18 (父ドリームジャーニー) 牝
・寸評
全体的に伸びやかさがなく、ボテっとした馬体。
馬体のバランスという点でもやや難があり、あまり良い馬とは思えない。
歩き姿はまずまずだが、インパクトに欠けており、ちょっとこの値段では手を出せない感じ。
馬体 D
歩様 C
血統 D
厩舎 D
健康 B
総合評価 D
募集番号 40
ヴェラブランカの18 (父ワールドエース) 牝
・寸評
祖母アドマイヤサンデーは活躍馬を多く送り出したが、その孫世代は中央で勝利を挙げた馬を探す方が難しいレベルで活躍していない。
募集写真を見た印象からは、この馬もおそらくあまり活躍しないだろう。
貧弱なトモに浅い懐、馬体のバランスも微妙でいいところは肌がキレイくらいか。
動画での身のこなしもイマイチ。
馬体 D
歩様 D
血統 D
厩舎 D
健康 D
総合評価 D
募集番号 41
パーリーアヴェニューの18 (父Kendargent)
・寸評
父ケンダルジャンは仏米で通算14戦2勝。
重賞未勝利で種牡馬入りし、初年度の種付け料はなんと6万円。
そんな田舎の家賃よりも安い評価からわずか数世代でフランスのリーディング上位を賑わすようになったというから驚きである。
日本には数頭輸入されているがまだ直仔の活躍馬はいない。
が、今年のフィリーズレビューで1着同着となったプールヴィルの母父に名を連ねており、適性が全くないわけではなさそう。
さて、このパーリーアヴェニューの18だが、腹袋のしっかりした特徴的な馬体をしている。
トモから後肢にかけての作りも微妙で、ちょっと活躍するには難しそう。
動画で見ると、妊娠を疑うほどお腹が膨らんでおり、ちょっと出資する気にはなれない。
馬体 D
歩様 D
血統 D
厩舎 D
健康 D
総合評価 D
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