【2019年キャロット募集馬】明瑞新山的診断【募集番号21~30】

 

 

 

募集番号 21

ウィズザフロウの18 (父モーリス) 牡

 

 

・寸評

 

最近、キャロット縁の血統がシルクに流出して一部出資者から反感を買っているが、その動きと呼応するようにシルク血統のウィズザフロウの産駒がキャロット募集となった。

 

 

馬のデキとしてはまずまず・・・というより、これが今年のシルクの低調なラインナップに入れば間違いなく人気を集めたであろうレベルの馬。

 

 

すっきりとキレイなラインを持つ馬で、募集写真でもまずまずの見た目。

動画での動きも及第点で、とても良い!とは言えないが悪くはない馬。

今年はキャロットの方が馬質が高いのでその中に入れば平凡の域を出ないが、シルクなら・・・と思えるレベル。

 

 

 

馬体 C

歩様 C

血統 B

厩舎 D

健康 B

 

総合評価 C

 

 

 

 

 

 

 

 

募集番号 22

ブルーメンブラットの18 (父モーリス) 牡

 

 

・寸評

 

マイルCSを制したブルーメンブラットの8番仔。

産駒はイマイチパッとしない成績が続いており、今回の仔も正直微妙。

 

 

募集写真ではややアンバランスな馬体に高いクビ。

動画では後肢の踏み込みが浅く硬い歩様。

ダートで潰しが利けばいいかな程度で、未勝利で終わっても驚かない馬。

 

 

 

馬体 D

歩様 D

血統 C

厩舎 B

健康 B

 

総合評価 D

 

 

 

 

 

 

 

 

募集番号 23

ピュアブリーゼの18 (父モーリス) 牝

 

 

・寸評

 

母はオークス2着のピュアブリーゼだが、その産駒は中央通算8戦0勝。

勝てていないだけではなく最高着順が5着という体たらくで、母馬としてのポテンシャルが低いと考えざるを得ない。

 

 

本馬はカタログではつるんとした皮膚で筋肉の発達が追い付いていない印象。

バランスは悪くないのだが、全体的に非力であまり良いとは思えない。

動画での身のこなしも特筆すべきものではなく、加点材料なし。

血統的にもただでさえ重い母系にキレよりもパワーという印象のモーリスの配合で、軽さ不足といえそう。

ダメ。

 

 

 

馬体 C

歩様 C

血統 D

厩舎 D

健康 D

 

総合評価 D

 

 

 

 

 

 

 

 

募集番号 24

ヴィータアレグリアの18 (父ルーラーシップ) 牝

 

 

・寸評

 

交流重賞で活躍したヴィータアレグリアの初仔。

 

 

初仔らしく小さな体で、募集写真でも全く見栄えしない。

がしかし、動画での動きは悪くはなく、馬の成長を見極めて粘り強く接してくれるこの調教師とのタッグはベストマッチ。

未勝利戦終了までに初勝利を挙げられるかどうかが焦点になってくるが、そこさえクリアすれば長く楽しませてくれる馬だと思われる。

 

 

 

馬体 D 

歩様 B

血統 C

厩舎 B

健康 D

 

総合評価 C

 

 

 

 

 

 

 

 

募集番号 25

ローガンサファイアの18 (父ルーラーシップ) 牝

 

 

・寸評

 

キャロ馬として長く活躍したローガンサファイアの娘。

募集写真からはダイワメジャー×ルーラーシップ÷2といった印象で、特に悪くないが良くもない。

動画ではやや窮屈な身のこなしで、出資しようという気にはなれない。

ダメ。

 

 

 

馬体 D

歩様 D

血統 C

厩舎 未定

健康 C

 

総合評価 D

 

 

 

 

 

 

 

 

募集番号 26

エカルラートの18 (父ハービンジャー) 牡

 

 

・寸評

 

母はスカーレットレディの妹で、本馬は血統的にはスカーレットレディの姪、ヴァーミリアン等のおばという関係に当たる。

この一族はスカーレットレディやスカーレットブーケが飛び抜けた繁殖力を発揮した一方で駄馬しか出さない繁殖も多く、当たり外れの大きいのが特徴である。

 

 

募集写真はバランスの良いまとまった体でそれなりの馬という評価。

ただ、動画ではやや間延びした歩様で俊敏さに欠ける印象。

あまり高い期待はできないか。

 

 

 

馬体 C

歩様 D

血統 D

厩舎 D

健康 B

 

総合評価 D

 

 

 

 

 

 

 

 

募集番号 27

エンシェントヒルの18 (父ミッキーアイル) 牡

 

 

・寸評

 

コルコバード・リカビトスの弟。

 

 

募集写真はやや非力な印象もバランスの良さが目につく1頭。

父に似た印象の立ち姿で、イメージは悪くない。

動画でもまずまずの動きを見せており、飛び抜けて良いわけではないが全てにおいて水準以上といった感じ。

 

 

値段はやや割高な感じで、個人的には見送り。

 

 

 

馬体 C

歩様 C

血統 B

厩舎 B

健康 A

 

総合評価 C

 

 

 

 

 

 

 

 

募集番号 28

フォルテピアノの18 (父ミッキーアイル) 牝

 

 

・寸評

 

胴の詰まったいかにも短距離馬といった体付き。

測尺からは可能性を感じないが、動画では祖父の産駒の牝馬のような体で登場。

・・・登場しただけで動きは平凡だった。

 

 

 

馬体 D

歩様 C

血統 C

厩舎 C

健康 D

 

総合評価 D

 

 

 

 

 

 

 

 

募集番号 29

イグジビットワンの18 (父ダイワメジャー) 牝

 

 

・寸評

 

メートルダールの妹。

 

 

この母の産駒は毎度見栄えするのだが、今回は少しばかり事情が違うようだ。

父ダイワメジャーの産駒は寸胴で筋肉質な体の馬が多いのだが、この馬は筋肉質は筋肉質だがダラんと長い胴をしている。

雰囲気はメートルダールっぽいのだが、父が違うので同列に語るのは難しく、bp集写真からはちょっと敬遠したいというのが結論。

 

 

動画での身のこなしはそれなりに良いものの、募集写真での印象を拭うほどではなく、さらにこの管位の値が追い打ちを掛けて出資候補から外れた。

 

 

 

馬体 D

歩様 D

血統 C

厩舎 C

健康 D

 

総合評価 D

 

 

 

 

 

 

 

 

募集番号 30

ロスヴァイセの18 (父スクリーンヒーロー) 牡

 

 

・寸評

 

ロベルトの4×4にサンデーサイレンスの3×4。

血統表にヘイルトゥリーズンだらけのこの馬は、ロベルトっぽい見た目に出た。

 

 

募集写真ではややサンデーよりのしなやかな体に見えたが、動画では真逆のエピファネイア産駒っぽい見た目。

動きもしっかりとしており、このミックスがどんな結果になるか楽しみではある。

 

 

体は間違いなく丈夫で、生きの長い活躍を期待できそう。

 

 

 

馬体 C

歩様 C

血統 C

厩舎 B

健康 A

 

総合評価 C

 

 

 

 

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